最後まで守り切ったフォルツァ松本Jr・A、2年ぶりの全国大会へ！

フォルツァ松本Jr・A　1－0　諏訪FCプライマリー

6月15日、長野県松本市の松本平広域公園総合球技場（アルウィン）にて、長野県大会決勝が行われました。諏訪FCプライマリー（諏訪）とフォルツァ松本Jr・A（松本）の“中信 対決”となった一戦。晴天のもと、強い日差しに負けない熱い試合が繰り広げられました。

諏訪は、準決勝で決勝ゴールを挙げた伊藤めぐみ選手を中心に高い技術を誇る選手が揃っています。対する松本は「全員守備、全員攻撃」をモットーに掲げ、2年ぶり3度目の優勝を目指します。お互い、強い決意を胸に決勝まで駒を進めてきました。

試合は一進一退の攻防となりましたが、決定機を生かしたのは松本。サイドからのクロスやミドルシュートでリズムを作ると、前半終了間際の18分に小林柊斗選手からのパスを受けた切石承之介選手が左サイドの角度のない位置からシュート。これがゴールネットに突き刺さり先制点となりました。

後半、1点を追いかける諏訪は前への圧力を高めてゴールを脅かすものの、決定機を決めることができません。松本は最後まで集中を切らさずに守り切り、そのままタイムアップ。諏訪の攻撃を振り切った松本が、全国大会への切符を勝ち取りました。

監督・選手コメント

伊藤文保 監督（フォルツァ松本Jr・A）
選手たちは本当によくやってくれたと思います。試合内容としてはまだまだですが、強い気持ちで最後まで頑張ってくれました。うちのチームは「みんなで攻めて、みんなで守る」サッカーを目指しています。長野県大会もPK戦での勝利が2つ続いて苦しかったのですが、ここまで勝ち上がることができました。目標としては全国大会優勝を掲げていますが、現段階では全国レベルではまだ力不足。でも、あと1カ月半ほどあるので、これから準備を進めていきます。

斎藤優太 選手（フォルツァ松本Jr・A　キャプテン）
優勝できて本当にうれしいです。3回戦の軽井沢FCとの試合では自分たちが良いプレーをできずに先に失点してしまい、追いついてPK戦で勝ちましたが、反省点の多い試合でした。今日はみんなのやりたいプレーができて、勝てたと思います。全国大会では優勝を目指して頑張ります。僕はシャビ（スペイン代表）、ピルロ（イタリア代表）、遠藤保仁（日本代表）選手のプレーが好きで目標にしています。将来は日本代表に選ばれるような選手になりたいです。

切石承之介 選手（フォルツァ松本Jr・A）
ボールをもらった瞬間、シュートをしようと意識しました。ゴールが決まった瞬間はうれしかったけど、まだ後半が残っていたので気を抜かずに頑張りました。みんなで協力して頑張れるのがうちのチームだと思います。やはり3回戦の軽井沢FC戦が苦しかった思い出です。全国大会では長野県の代表の名に恥じないようなプレーをして優勝したいです。個人としてはゴールをいっぱい取ってチームを勝利に近づけられればと思います。将来は日本代表になって、海外でプレーする選手になりたいです。

笠井勇希 選手（フォルツァ松本Jr・A）
自分なりのプレーはできたと思いますが、ディフェンスとのコミュニケーションが取れていなくて、何度か判断を誤ってしまいました。風は強かったですが、それほど気になりませんでした。長野県大会では1失点してしまいました。全国大会の相手はもっと強くなってきますが、無失点に抑えて優勝したいと思います。僕の将来の夢は日本代表のGKです。目標にする選手は川島永嗣選手。PKに強いところとカウンターになるパスは参考にしています。

小林柊斗 選手（フォルツァ松本Jr・A）
決勝点をアシストできましたが、全体的にパスミスが多かったのが悔しいです。全国大会では優勝を目指して頑張りたいです。

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  2位：諏訪FCプライマリー
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  3位：中野サッカースポーツ少年団・A
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  3位：FC CEDAC Jr・A