終了間際の逆転ゴールでFC ENFINIが初優勝！

FC ENFINI 2-1(前半0-0、後半2-1) 岐阜VAMOS

岐阜県大会は、FC ENFINI(アンフィニ)が岐阜VAMOSを破り、初優勝を飾りました。
気温30度を超える中でのキックオフとなった決勝は、まずアンフィニが主導権を握り、小柄ながらテクニックに優れる森山悠真選手(背番号8)を起点に、佐藤優多選手(背番号17)や杉山悠人選手(背番号9)が次々とVAMOSゴールに迫ります。VAMOSもサイドの幸林聖悟選手(背番号8)や児山雄基選手(背番号10)へのロングボールから反撃を試みるも、アンフィニの堅い守りにことごとく阻まれ、前半はアンフィニ攻勢のまま終了しました。

しかし後半開始すぐの攻撃でVAMOSの児山選手がドリブルシュートで決定機をつくると、2分にはインターセプトから児山選手の先制点が生まれます。これで前半とはまるで逆の展開に。
ここで、冷静な指揮官の打った一手が、再びアンフィニに流れをもたらしました。アンフィニの志津健一監督は給水タイム明けから杉山選手に代え、本来DFの渡邊裕太選手（背番号2）を投入、前線でのハードワークを託します。これで勢いを取り戻したアンフィニは、後半13分に渡邊選手のパスから森山選手が抜け出し同点に追いつくと、さらに試合終了間際の19分に鵜飼達生選手(背番号3)のパスをダイレクトで佐藤選手が叩き込み、土壇場で逆転VAMOS最後の反撃も守り切ったアンフィニが、初の全国の舞台に挑むことになりました。

監督・選手コメント

志津健一 監督（FC ENFINI）
前半の展開は予想の範囲内でした。しかしVAMOSさんとはよく試合をさせていただきますし、ウチの攻撃にもしっかり対応されていたので、ちょっと変化が必要かなと思って給水明けに変えました。渡邊選手はDFでもどちらかといえば前をやりたいタイプで、ハードワークができチームのためにスペースを埋めるプレーを期待し、前線に入れました。それにしても劇的でした(笑)。全国でもアンフィニらしく意図的にボールを奪ってゴールを奪うというサッカーがどこまで通用するか、チャレンジしに行きたいと思います。

岩本光世 選手（FC ENFINI キャプテン）
優勝できてとてもうれしいです。VAMOSはとても強くて、勝って優勝するには最高の相手だったので、決勝戦が決まって余計に勝ちたくなりました。僕たちのいつも通りのサッカー、協力しあって焦らずにプレーすることができました。決勝まで失点が少なかったですけど、守備よりは攻撃に自信があります。僕はパスやスルーパスが得意。全国大会では観客にすごいと言われるプレーをして、自分たちの得意なプレーで勝ちたいと思います。大変なところもありましたが、全国大会に行けて、キャプテンをやれて、とても良かったと思っています。

鵜飼達生 選手（FC ENFINI）
決勝で勝ててホッとしています。前半なかなか点が取れなかったのですが、焦りはありませんでした。チームとしてロングシュートなどをどんどん打っていこうと決めたことができていたので。VAMOSは強かったし、特に8番の幸林選手はスピードも個人技もありました。監督からはサンドして守ろうと言われていました。僕は守備の選手で、相手を誘ってボールを取るのが得意です。全国大会でもみんなで協力しあって、見ている人も僕たちも楽しいサッカーがしたいです。

佐藤優多 選手（FC ENFINI）
決勝ゴール、やりました(笑)。シュートの感触も良かったです。狙い通りでした。でも今日はあまりいいプレーができませんでした。疲れて最後まで走れていなかったし、パスもズレていました。僕の憧れはリベリー選手（バイエルン・ミュンヘン／フランス代表）です。気持ちが強いところが好きです。ドリブルやパス、基本的なプレーがもっとうまくなりたいので、もっと練習します。全国大会でも今日みたいなゴールを決めたいです。

森山悠真 選手（FC ENFINI）
同点ゴールは良いパスが来て、これを決めなきゃFWじゃないと思いました。今日は渡邊選手が前に入ってから試合がガラッと変わりました。僕もその流れに乗ってやれました。好きな選手はイブラヒモビッチ選手（パリ・サンジェルマン／スウェーデン代表）で、遠くからでもシュートを決めるし、背が大きいからキープ力もあって突破力もあるから。僕も遠くからシュート決めたいし、どんどん相手との駆け引きに勝利してかわしたいです。全国大会はワクワクします、強い相手と試合をするのは楽しいから。全国優勝したいけど、まずは強敵にチームで協力して勝ちたいです。

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  準優勝：スポーツクラブ岐阜VAMOS
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  3位：FC城西
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  3位：各務原中央サッカースポーツ少年団

決勝トーナメント