福岡
目指すは全国大会でのリベンジ。圧倒的な攻撃力でBUDDY・FCが優勝
BUDDY・FC 7-0 舞の里フットボールクラブ
5支部64チームの参加で行われた福岡県大会は、5月の「JA全農杯チビリンピック2014全国決勝大会」で準優勝を果たし、今大会の優勝候補として注目を集めていたBUDDY・FCが6試合で48得点1失点という圧倒的な強さを見せて優勝。7年ぶり2度目の全国大会への出場権を手にしました。
決勝は、ピッチ広くボールを動かして組織的なサッカーを展開するBUDDY・FCと、スピードと高いテクニックを持つ橋岡尚・橋岡拓の両選手を中心に、全員がハードワークする舞の里フットボールクラブ(舞の里)の対戦でした。立ち上がりの2分、クリアボールが相手に当たってゴールに入るという不運な失点を喫した舞の里でしたが、その後はお互いに一歩も譲らない白熱した展開が続きました。そんな中、試合の流れを一気に引き寄せたのが、BUDDY・FCのエース佐藤聡史選手。12分、日下部優哉選手からのクロスを豪快なヘディングシュートでゴールを奪います。これが合図になったかのように、ここからはBUDDY・FCのゴールラッシュ。前半で3得点、後半も攻撃の手を緩めずに4得点を追加して、見事優勝を果たしました。一方、敗れた舞の里も最後まで走り切るサッカーを展開。敗れたとは言え、その戦いぶりはすばらしいものでした。
監督・選手コメント
鶴丸聡一郎 監督(BUDDY・FC)
7年前に初めて全国大会に行って以後は、県大会でベスト4や決勝進出も2回ありましたが、全国大会にはなかなか届きませんでした。その悔しい、辛い想いが、この結果に表れたのではないかと思っています。結果としては大差での勝利になりましたが、昨年は1回戦で負けていたこともあって、石橋を叩いて渡るという気持ちで戦っていました。先輩たちの悔しい、辛い想いが礎になり、その気持ちを表して戦った結果、今日の優勝があると思っています。
長濱昇太朗 選手(BUDDY・FC キャプテン)
全国大会に行くことしか考えていなかったので、その夢がかなって本当にうれしいです。セカンドボールがうまく拾えないこともありましたが、どんどんシュートを打つという姿勢を出せたのが良かったと思います。でも、チームがたくさん点を取る中で、自分は1点も決められなかったので、それは悔しく思っています。全国大会では絶対に決勝まで行って、チビリンピック決勝で敗れた埼玉のレジスタFCが勝ち上がってきたら、勝ってリベンジをしたいです。
佐藤聡史 選手(BUDDY・FC)
去年はケガをしてサッカーができなかったので、とにかく早くみんなと一緒にサッカーがやりたいと思って頑張ってきました。復帰してからは、いいプレーがなかなかできなかったのですが、時間が経つにつれて、だんだんみんなと馴染めてきて、この大会にも間に合いました。本当に良かったです。兄が2人ともこの県大会決勝で負けているので、それを越えられてうれしいです。全国ではたくさん点を取って、チームのみんなと優勝したいです。
高山優 選手(BUDDY・FC)
自分自身の調子がよく、チームもいい状態で大会に入れました。決勝でのゴールはうれしかったし、追加点も取れて、チームの役に立てたことが何よりもうれしかったです。大会前から優勝候補として注目され、常に見られている状態たったので、1つ1つきちんとやらないといけない大会でした。結構プレッシャーがありましたが、きちんとやれたと思います。全国大会での目標は、もちろん優勝です。
日下部優哉 選手(BUDDY・FC)
ポジションがサイドなので、得点に繋がるようなクロスを上げることと、CKを取ることを意識してプレーしていました。決勝ではいいプレーが出せて優勝できましたが、大会を通じてはあまりいいプレーができなかったので、少しもの足りなさもあります。みんなの応援がすごくて少しプレッシャーも感じましたが、自分たちの力にもなりました。全国大会ではチビリンピック決勝で負けたレジスタFCを破って優勝したいです。
優勝 | BUDDY・FC |
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2位 | 舞の里フットボールクラブ |
3位 | 宇美Junior. Soccer. Club、オリエントFC U-12フロンティア |
敢闘賞 | オリエントFC U-12フロンティア |
努力賞 | FCジークふくおか |
グッドマナー賞 | 小倉南フットボールクラブジュニア |
2位:舞の里フットボールクラブ
3位:宇美Junior. Soccer. Club
3位:オリエントFC U-12フロンティア