JFA 育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン
（幼児期～U-15）
JFAの方針
ヘディングに関わるリスクを避けるために、
「禁止」するのではなく、「正しく恐れ」より適切な方法によるヘディングの習得を目指す。
子どものサッカーにおいて、ヘディングの頻度は低く、ゲームでの最重要の要素ではないが、安全の観点も含めて正しい技術の習得が将来に向けて必要である。またコーディネーションの発達、技術習得の観点から、幼児期からヘディング習得のためのトレーニングや指導は必要である。そこで、安全に、脳へのダメージが小さい強度・方法で、幼児期より段階的にヘディングを習得するガイドラインを作成する。
子どもの安全を守るために、全ての指導者がこのガイドラインを理解し、指導することが大切である。現時点ではヘディングに関わるリスクについては、その科学的な根拠は十分ではない。今後の医・科学研究の報告を十分にフォローしながら、本ガイドラインは常にアップデートされる。
ガイドライン
第一版 2021.04.30
JFA 育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン（幼児期～U-15）
1.JFA の方針
2.背景
1）子どものヘディングの禁止や制限
2）ヘディングに関わるリスク
3）本ガイドライン検討の方法
3.医科学的観点から
4.我が国のヘディングに関する現状と指針および課題の例
5.ヘディングに関する指導内容
6.ゲーム環境と推奨ボール
7.元日本代表選手たちからインタビューより
8.サマリー
主要参考文献
Appendix
