Q&A
サッカーQ&A
サッカーの歴史
- Q.サッカーはいつ始まったの?
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近代スポーツとしてのサッカーはイングランドが発祥とされています。19世紀のはじめ、上流階級の子弟が学ぶパブリックスクールでフットボールが教育の一貫として取り入れられました。当時のパブリックスクールの生徒が大学に進学すると、大学でサッカーが人気スポーツとなり、大学を卒業してもプレーを続けたいと各地にクラブがつくられました。
パブリックスクールでは学校によってフィールドの広さもルールもさまざまだったことから、大学生たちは1848年にケンブリッジ大学に集まってフットボールの統一ルールを策定しました。しかし、その後もルールを巡って論争などが起こっていたことから1863年、ロンドンとその近郊にあるフットボールクラブの代表者が集まり、共通したルールを決めるとともに、イングランドサッカー協会(The Football Association)を設立しました。
統一したルールが作られたことによって対外試合が増え、サッカーは急速に発展していきます。この頃、イングランドでは産業革命によって大都市に労働者が集まるようになり、労働者の間でサッカーがプレーされるようになりました。1870年には教育条令が制定され、学校教育の一貫としてスポーツが重視されたこともサッカーの発展に大きく寄与しました。
1871年には世界最初の公式戦である勝ち抜き式の「FAカップ」が始まり、1888年には初のプロサッカーリーグ(現、プレミアリーグ)が発足しました。
参考文献:『世界サッカー史』 - Q.サッカーの語源は?
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1863年、ロンドンとその近郊にあるフットボールクラブの代表者が集まり、共通したルールを決めるとともに、協会を設立しました。協会のルールに基づくフットボールは「協会式フットボール(Association Football)」と呼ばれていました。当時、イングランドの若者の間で言葉を省略することが流行し、アソシエーションフットボールもAssosiationの"asoc"に"er"をつけた言葉がはやるようになり、次第に最初の"A"を発音しなくなり、"Soccer"になったと言われています。
参考文献:『世界サッカー史』 - Q.サッカーのルールはどこで決めているの?
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サッカーの競技規則の改正や制定などサッカーに関する重要な事項は国際サッカー評議会(IFAB)で決められています。
IFABは1886年、イングランドサッカー協会(The FA)、スコットランドサッカー協会(Scottish FA)、ウェールズサッカー協会(FA of Wales)、アイルランドサッカー協会(Irish FA)のイギリス4協会によって組織され、競技規則の策定と維持に責任を負う世界的機関として創設されました。現在は、イギリス4協会から各1名、国際サッカー連盟(FIFA)から4名が選出、計8名の代表者で構成され、出席者の3/4(8票中6票以上)の賛成があった場合に競技規則の改正が決まります。
本部はFIFAと同じく、スイスのチューリヒに置かれています。 - Q.サッカーが日本に伝来したのはいつ?
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日本にフットボールが伝わったのは、幕末期の横浜(神奈川県)のことです。1858年の修好通商条約の締結によって長崎、箱館(函館)、神奈川の3港が開港し、幕府は横浜に外国人居留地を建設しました。1866年1月に居留地に住む英国人によって「ヨコハマ・フットボール・クラブ」が結成され、1870年代には居留地のフットボールを統括する「横浜フットボール・アソシエーション」が設立されました。
初めて日本人がフットボールをプレーしたことが確認されているのは東京築地の海軍兵学寮と虎ノ門の工部省工学寮です。1873年に英国から来日したアーチボルド・ルシウス・ダグラス少佐以下34人の顧問団が、この年の8月から125人の日本人学生たちに対してフットボールやクリケットなど英国式スポーツの指導を始めました。兵学寮で初めてフットボールがプレーされた時期は明らかではありませんが、当時は「夏はクリケット、冬はフットボール」というシーズン制の意識が強かったことから、フットボールが初めて行われたのは1873年から翌1874年にかけての冬だったとされています。
その後、東京の高等師範学校に"フートボール部"が、また、神戸尋常中学校(現・神戸高校)や神戸の御影師範学校などにサッカー部(当時は蹴球部)ができて徐々にサッカーが広まり、1918年には、全国高校サッカー選手権の前身となる日本フートボール大会(大阪)や東海蹴球大会(愛知)、関東蹴球大会(東京)など多くの大会が開催されるようになっていきました。そしてその翌年の1919年、イングランドサッカー協会(The FA)からFAシルバーカップが寄贈され、それを契機に大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)が設立されました。
出典:『日本サッカー協会百年史』 - Q.FIFAワールドカップで白黒の亀甲型のボールが登場したのはいつ?
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初めてFIFAワールドカップ(ウルグアイ)が開かれた1930年当時は “公式試合球”の概念はまだなく、同大会の決勝戦では、アルゼンチンが持ち込んだ「ティエント」が前半で使われ、後半はウルグアイの「Tモデル」が使用されました。いずれも動物の革をなめして紐で縫い合わせたものでした(製造者不明)。1950年のブラジル大会で初めて縫い目の紐がないボール(「デュプロT」)が使われるなど、その後、改良が重ねられていきます。1960年代に入るとアルキメデスの多面体の法則を利用した、六角形20枚と五角形12枚を組み合わせたボールがヨーロッパで普及しました。
そして1970年、FIFAワールドカップメキシコ大会で初の公式ワールドカップマッチボールが導入されました。そのときのボールが、サッカーを象徴する、白と黒の五角形と六角形を組み合わせた「テルスター」(プロバイダー:アディダス)です。以来、サッカーボールは白と黒を基調にデザイン、機能ともに進化していきますが、1998年のフランス大会で初めてマルチカラーのボールが採用。フランス国旗の赤・青・白を使用した「トリコロール」でした。
その後もサッカーの発展に伴ってボールも進化を続け、選手のパフォーマンスの向上やサッカーの魅力を引き出すなど重要な役割を果たしています。
※FIFA.com:Al Rihla following famous line of World Cup balls (fifa.com)
サッカー全般
- Q.フットボールとサッカー、どちらが正しいの?
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どちらも正しいです。国際サッカー連盟(FIFA)には211の国と地域(2024年8月1日現在)のサッカー協会/連盟が加盟していますが、「サッカー」を協会名につけているのは、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、バージン諸島など少数ではあります。
日本語では「サッカー」が一般的で、都道府県サッカー協会など日本国内のサッカー協会も日本語表記では「日本サッカー協会」と"サッカー"を使用していますが、英語表記では、「Football」を使っています(例:Japan Football Assosication)。 - Q.サッカーはなぜ11人でプレーするの?
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1863年、世界で最初に作られたルールの中には人数については規定されていませんでした。1866年に行われたロンドン対シェフィールドの試合が11対11、1868年のケント対サリーの試合は12対12で行われたという記録が残っています。1チーム11人で行うことがルールに規定されたのは1871年に行われたFAカップが初めてです。
参考文献:『日本サッカー協会百年史』 - Q.なぜサッカーの試合は90分なの?
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1982年に統一規則が策定される以前は、学校や地域ごとにそれぞれ独自のルールでサッカーを楽しんでいました。1848年にケンブリッジ大学で決めたルール(ケンブリッジ・ルール)がありますが、そこには「双方で決めた試合時間の半分が経過したら、その次にボールがアウトオブプレーになったところで攻守のサイドを取り替える。この場合、またはゴールがあった後は、競技場の中央から前と同じ方法でキックオフを行う。競技時間や選手数は双方の主将で決定する」とされていました。
1863年にイングランドサッカー協会(The FA)が設立され、初めてサッカーのルールが決められましたが、そこにも競技時間は定められていませんでした。1866年、FA代表対シェフィールド代表の試合が行われる前に、「競技は午後3時に開始して午後4時半に終わる」と定められ、ここでようやく"90分"が登場しますが、ハーフタイムというものはまだありませんでした。そして、1871年にFAカップの規則として「競技時間を1時間半とする。ハーフタイムにおける休憩はレフェリーによって特に許された場合のほか、5分を超えてはならない」と定められました。
1897年には「競技時間は双方が別に協定した場合のほか、90分とする。ハーフタイムにおける休憩はレフェリーの承認がある場合を除き、5分を超えてはならない」と競技規則に規定化され、現在は「ハーフタイムのインターバルは15分を超えてはならない」となっています。国際試合やJリーグなどのトップレベルの試合ではハーフタイムは15分とされています。
参考文献:『日本サッカー協会百年史』 - Q.サッカーは雨や雪でも試合をするの?
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競技規則には、雨が降ったら試合を中止するということは規定されていませんが、落雷が予想されるなど、選手や観客らに危険が及ぶ可能性がある場合は、試合を中断、あるいは中止したり延期したりすることがあります。そのほか、台風などで公共交通機関が運休した場合も延期されることがあります。
なお、ピッチに積雪があり、雪で視界が悪いときの試合には、判別しやすい色付きのボールが使用されます。
※『サッカー競技規則』「日本語版付録」の「サッカー活動中の落雷事故の防止対策についての指針」参照) - Q.サッカーチームに入るにはどうしたらいいの?
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学校のサッカー部のほかに、各地にはクラブチーム(街クラブまたはタウンクラブ)があります。クラブチームに入るには、JFAのメンバーシップアプリ「JFA Passport」や本サイト(JFAオフィシャルサイト)から「JFAスクエア(JFA SQUARE/チーム検索サイト)」を利用してチームを検索できるほか、各都道府県のサッカー協会に紹介してもらう、あるいは、クラブチームの連絡先を聞いて直接問い合わせる、といった方法があります。居住する都道府県のサッカー協会に聞いてみるとよいでしょう。
JリーグやWEリーグには年代別のチーム(アカデミー)がありますし、日本フットボールリーグ(JFL)、なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)のクラブにも年代別チームを持つクラブがあります。多くのクラブがセレクションをしていますので、テストを受けたい場合は直接クラブに問い合わせてください。
※「JFA Passport」はこちら
※「JFAスクエア(チーム検索サイト)」はこちら
※「47都道府県サッカー協会一覧」はこちら - Q.公式大会に出場するにはどうすればいいの?
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都道府県サッカー協会が主催する大会やその予選、日本サッカー協会(JFA)が主催する全国大会やその予選に出場するには、JFAに登録していなければなりません。登録は年度ごとに行われ、更新も1年ごとに行います。選手登録は、アマチュア選手、プロ選手いずれも加盟するクラブ/チームが行います。加盟チームは、所在地の都道府県サッカー協会に手続きをします。フットサルの個人登録もWEB上でできるようになりました。
※JFAへの登録についてはこちら - Q.サッカーファンとサポーターの違いは?
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一般的に、サッカーが好きな人を「ファン」、熱狂的なサッカーファンや特定のクラブチームを支持・応援している人を「サポーター」と呼んでいます。
- Q.ハットトリックの語源は?
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サッカーやアイスホッケーなどで使われている用語で、1試合に同じ選手が3得点することを「ハットトリック」いい、6得点を「ダブルハットトリック」、9得点を「トリプルハットトリック」といいます。
語源は諸説ありますが、イギリス発祥のクリケットに由来しているといわれています。クリケットは野球の元になったスポーツで、投手(ボーラー)はウィケットという柱と横木に向かってボールを当て、それに対して打者(バッツマン)はそれを守るためにボールを打ち返します。ウィケットの横木を落とせば打者はアウトになります。3人の打者を連続でアウトにするのは野球以上に難しいといわれ、これを成し遂げた選手の偉業をたたえて帽子が贈られるようになりました。これがサッカーでも使われるようになり、1試合で3得点した場合をハットトリックというようになりました。
このほか、選手の功績を称えて観客が帽子を投げ入れたことが「ハットトリック」の語源になったともいわれています。 - Q.サッカーではなぜ本拠地を「ホームタウン」というの?
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JクラブやWEクラブをはじめとするサッカークラブは、活動する本拠地を「ホームタウン」と呼んでいます。これは、世界のサッカークラブがそうであるように、活動拠点とする地域(コミュニティー)の核として、地域の人々の支援・応援を得ながら発展していくことを目的としているからで、"本拠地占有権"や"興行権"の意味合いの強い「フランチャイズ」とは異なり、クラブと地域社会が一体となって実現する、スポーツが人々の生活に根付いている街、を意味しています。
- Q.オーバーエイジ枠って何?
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オリンピックの男子サッカー競技は、1992年のバルセロナ大会から「23歳以下」の代表チームによる大会となり、1996年のアトランタ大会から、1チーム3人まで24歳以上の選手の出場枠を認める「オーバーエイジ枠」が採用されるようになりました。
- Q.延長Vゴール方式って何?
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日本ではVゴール、国際的にはゴールデンゴール(Golden Goal)と呼ばれていたもので、90分間で勝敗が決しなかった場合、延長戦においてどちらかのチームが得点した時点で試合が終了となり、得点を挙げたチームが勝者としていたものです。
Jリーグ立ち上げにあたって実施したアンケート調査で、サッカーに関心がない理由として「なかなか点が入らない」「引き分けが多い」「野球のような逆転サヨナラホームランがない」といった意見があったことから、劇的なゴールシーンをつくることで多くの人々にサッカーに関心を持ってもらおうと、国際サッカー連盟(FIFA)の許可を得て延長Vゴール方式を採用しました。
リーグ戦でVゴール方式を取り入れたのは日本(Jリーグ)が世界で初めてです。その後、サッカーの浸透度や引き分けの価値が認知されたことから、Vゴール方式はJ2リーグでは2002年に、J1では2003年から廃止されました。 - Q.メイクやアクセサリーをして試合に出てもいいの?
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メイク(お化粧)については、ルール上の規程はありません。ただし、装身具については、選手自身や他の選手に危険な用具を用いてはならないというルールがあります。長髪を束ねるためのヘアーバンドは認められていますが、安全な材質、長さ、幅でなければならず、試合前に主審が確認することになっています。
※『サッカー競技規則』「第4条 競技者の用具」参照 - Q.選手入場の際、選手と一緒に出てくる子どもは何ていうの?
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「エスコートキッズ」または「フェアプレーキッズ」と呼ばれる子どもたちで、子どもたちに夢を与えると同時にフェアプレー精神を大切にし、「サッカーをする者は皆仲間である」ということを伝える意味があります。
いつから、またどこで始まったのかは定かではありませんが、現在、各国でエスコートキッズを起用しています。国際サッカー連盟(FIFA)が主催するFIFAワールドカップでは、1998年大会から選手と共に「エスコートキッズ」が入場しています。南米などでは、選手が自分の子どもの手を引いて入場するという光景もよく見られます。日本では、Jリーグの試合でもエスコートキッズを採用しているクラブがありますし、エスコートキッズの高齢者版となる「エスコートシニア」を導入しているクラブもあります。 - Q.国際サッカー連盟(FIFA)って何?
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国際サッカー連盟(FIFA)は世界のサッカーを統括する組織で、1904年に創設されました。本部はスイスのチューリヒに置かれています。
FIFAワールドカップ、FIFA女子ワールドカップをはじめとする各年代のワールドカップをはじめ、FIFAクラブワールドカップ、FIFAフットサルワールドカップ、FIFAビーチサッカーワールドカップなどの国際大会を主催するほか、サッカーの普及、ユース育成、レフェリーのレベルアップ、サッカーや移籍に関するルールの策定、サッカーを通じた国際貢献など、さまざまな活動を行っています。
FIFAの傘下には、アジアサッカー連盟(AFC)、アフリカサッカー連盟(CAF)、北中米・カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)、オセアニアサッカー連盟(OFC)、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)、南米サッカー連盟(CONMEBOL)の大陸別地域連盟があり、211の国と地域のサッカー協会が加盟しています(2024年8月1日現在)。
※FIFA公式サイトはこちら - Q.FIFAワールドカップってどんな大会?
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FIFAワールドカップは、各代表チームが参加するサッカーの世界最高峰の大会で、オリンピックと並ぶ世界最大のスポーツイベントといわれています。
第1回大会は1930年、国際サッカー連盟(FIFA)の会長だったフランス人、ジュール・リメの提唱によりウルグアイで開催され、13チームが参加しました。1930年~78年は16チーム、1979年~94年までは24チーム、1995年から2022年は32チームが参加。2026年大会から出場枠が48チームに拡大されることになっています。
1950年の第4回大会からはオリンピック同様、4年に一度開催されています。優勝国は、ブラジル(5回)、イタリア、ドイツ(各4回)、アルゼンチン(3回)、ウルグアイ、フランス(各2回)、イングランド、スペイン(各1回)の8カ国です(2022年12月カタール大会終了時点)。 - Q.FIFAワールドカップの開催地はどうやって決まるの?
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国際サッカー連盟(FIFA)は、2002年のFIFAワールドカップまでは大陸ローテーション方式(各連盟で順番にワールドカップを回す方式)による1カ国単独開催としていました。しかし、2002年大会における日本・韓国の2カ国共催を決定して以降、複数国による共催を承認。2026年大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催となりました。
共催は承認されましたが、開催地に立候補できるのは、所属の大陸連盟が過去2大会(前回、前々回)においてワールドカップを開催した大陸を除く国となります。
開催地の決定は、開催についての「意思表明書」や「招致登録書」「開催合意書」といった必要な書類の提出など所定の手続きを踏んだ後にFIFAのインスペクション(視察)が行われ、その後、FIFA総会で、立候補国を除くFIFA加盟協会の投票で決定されます。 - Q.国際サッカー連盟(FIFA)が主催するワールドカップにはどんな種類があるの?
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各国の男女代表チームが出場するFIFAワールドカップのほか、U-20ワールドカップ(男女)、U-17ワールドカップ(男女)、フットサルワールドカップ、ビーチサッカーワールドカップ、クラブワールドカップ、FIFAeネーションズカップがあります。
FIFAワールドカップ(男女)とフットサルワールドカップは4年に一度、U-20のワールドカップ、ビーチサッカーワールドカップは2年に一度、開催されています。U-17のワールドカップは2025年大会から毎年開催に変更されます。また、FIFAフットサル女子ワールドカップも創設されることが決定し、2025年に第1回大会が開催されることになっています(開催時期は未定/2024年8月1日現在)。 - Q.FIFA主催の、クラブチーム対象の大会にはどんなものがあるの?
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1981年から2004年までヨーロッパと南米のクラブ王者が対戦する「トヨタヨーロッパ/サウスアメリカカップ(通称トヨタカップ)」が日本で開催されていましたが、各大陸の国々が力をつけてきたことから2005年、6大陸全てのクラブチャンピオンが出場する「FIFAクラブワールドカップ」となり、2023年まで開催されてきました(2005年大会の名称はFIFAクラブワールドチャンピオンシップ)。
FIFAは2023年12月のカウンシル会議で、2025年以降、FIFAクラブワールドカップを「FIFA Mundial de Clubs(ムンディアル・デ・クラブFIFA)」に名称変更し、出場チームを32に拡大して行うことを決めました。また、2024年から年に1度、「Coupe Intercontinental de la FIFA(FIFAインターコンチネンタルカップ)」を開催することも決定。ヨーロッパ大陸を除く5大陸の優勝クラブチームが戦い、これを勝ち抜いたチームが決勝でUEFA EURO (欧州選手権)の王者と対戦します。 - Q.インターナショナルマッチウイークって何?
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国際サッカー連盟(FIFA)が定める、ナショナルチームが国際試合を行える期間のことを「インターナショナルマッチウイーク(または、インターナショナルマッチカレンダー/INC)」といいます。インターナショナルマッチウイークに設定されたFIFAおよび大陸連盟主催の公式戦(予選大会や国際親善試合など)に選手が代表として選ばれた場合、所属クラブは選手を拘束することはできず、代表活動に派遣しなければなりません。
インターナショナルマッチウイークの日程はFIFAのカウンシルで承認され、男子サッカーの場合は、3月、6月、9月、10月(2026年からは9~10月が一つのマッチウイークに統合予定)、11月に設定されており、女子は原則として、2月、4月、5~6月、7月、10月、11~12月に設定されています(期間はその年によって異なる)。 - Q.国際Aマッチって何?
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国際サッカー連盟(FIFA)が規定したルールの下、その国の年齢制限のない代表チーム同士で行われる試合です。FIFAワールドカップやAFCアジアカップなどのほか、国際親善試合なども含まれます。
男子・女子の日本代表以外の各カテゴリー別の国際大会(例:U-23以下の年齢別サッカー日本代表やフットサル日本代表などが出場する国際大会)、クラブチームの国際大会は、国際Aマッチには含まれません。 - Q.アジアサッカー連盟(AFC)って何?
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国際サッカー連盟(FIFA)に加盟する大陸連盟の一つで、アジアのサッカーを統括する組織です。2024年8月1日現在、47の国と地域が加盟。マレーシアのクアラルンプールにオフィスを構えています。
創設は1954年5月で、翌6月にFIFAの加盟協会として承認されました。日本サッカー協会(JFA)がAFCに加盟したのは、同年10月のことです。
※AFC公式サイトはこちら - Q.AFCアジアカップってどんな大会?
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アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、各国の男子代表チーム(ナショナルチーム)によるサッカーの大陸選手権です。1956年に香港で第1回大会が行われ、以降4年ごとに開催されています。日本は1992年、2000年、2004年、2011年大会とアジア最多の4回の優勝経験があります。
- Q.アジアサッカー連盟(AFC)が主催するアジアカップにはどんな種類があるの?
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各国の男子代表チームによるAFCアジアカップ同様、女子代表チームによるAFC女子アジアカップが4年に一度、開催されています。同大会はFIFA女子ワールドカップのアジア予選を兼ねており、なでしこジャパン(日本女子代表)は2014年と2018年に優勝を果たしています。
アンダーカテゴリーのアジアカップはAFC U23アジアカップ、U20アジアカップ(男女)、U17アジアカップ(男女)があり、それぞれ2年に一度、開催されています。
U23アジアカップは、オリンピックの開催年に行われる大会がオリンピックアジア地区最終予選を兼ねています。また、U20(男女)とU17(男女)のアジアカップは、それぞれのカテゴリーのFIFAワールドカップのアジア予選を兼ねています。
フットサルのナショナルチームが対戦するフットサルアジアカップ(男女)、ビーチサッカーのナショナルチームが出場するビーチサッカーアジアカップもあります。いずれも隔年開催ですが、各カテゴリーのFIFAワールドカップと同年の大会については、そのアジア予選を兼ねる形で行われます(フットサル女子を除く)。 - Q.AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ってどんな大会?
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2024-2025シーズンからAFCのクラブ競技大会は、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)とAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)、AFCチャレンジリーグ(ACGL)の3階層に再編されました。
ACLEの出場チーム数は24で、Jクラブの枠は3、ACL2の出場チームは36でJクラブの枠は1となっています。ACGLの出場チームは20。ACLEの予選およびプレーオフで敗退したチームにはACL2の出場権が与えられ、ACL2の予選およびプレーオフで敗退したチームにはACGLの出場権が与えられます。 - Q.東アジアサッカー連盟(EAFF)って何?
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東アジアサッカー連盟(EAFF)は、東アジアのサッカーの普及と強化を目指そうと2002年5月28日に設立されました。正式名称はEast Asian Football Federation。2024年8月1日現在、10の国と地域(日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ、香港、朝鮮民主主義人民共和国、モンゴル、マカオ、グアム、北マリアナ諸島)が加盟しています。本部は、東京(文京区)に置かれています。
なお、EAFFは任意の団体で、国際サッカー連盟(FIFA)、アジアサッカー連盟(AFC)には属していません。
※EAFF公式サイトはこちら - Q.EAFF E-1サッカー選手権ってどんな大会?
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東アジアサッカー連盟(EAFF)が主催する、男女ナショナルチームによるサッカーの国際大会で、2年に一度開催されています。開催地は日本、中国、韓国の持ち回りとされ、これまでに9大会を開催。日本は男子が2回(2013年、2022年)、女子が4回(2008年、2010年、2019年、2022年)優勝しています。
なお、E-1には「East Asia(東アジア)のNo.1を決める」「East Asia(東アジア)を一つにする」という意味が込められています。 - Q.日本サッカー協会(JFA)はいつ設立されたの?
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1921(大正10)年9月10日に、大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)として設立され、2021年に創立100周年を迎えました。
JFA創設のきっかけとなったのは、イングランドから贈られたFAシルバーカップです。英国大使館の書記官補を務めていたウィリアム・ヘーグらの尽力によって1919(大正8)年、イングランドサッカー協会(The FA)から全国大会の優勝チームに授与するための優勝カップ(FAシルバーカップ)が寄贈されました。当時、日本にはサッカーを統括する組織(協会)はなく、大日本体育協会(現、日本スポーツ協会)会長の嘉納治五郎が英国大使館でこのFAシルバーカップを受け取りました。これが契機となって協会が創設されることになり、1921年9月10日、大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)が設立、初代会長に今村次吉が就任しました。
日本が国際サッカー連盟(FIFA)に加盟したのは1929(昭和4)年です。第二次世界大戦の際にFIFAから除名されましたが、1950年に再加盟。1947年に名称を日本蹴球協会に改め、1974年に財団法人に認可され、「日本サッカー協会」に改称しました。公益財団法人となったのは2012年です。
出典:『日本サッカー協会百年史』 - Q.日本サッカー協会(JFA)のシンボルマーク(旗章)の意味は?
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JFAの旗章に用いられている「三本足の烏」は、中国の古典にある三足烏と呼ばれるもので、日ノ神=太陽を図案化したものです。
1931(昭和6)年6月の大日本蹴球協会の理事会で旗章(シンボルマーク)の採用を決め、翌1932年の全国代議員会で彫刻家の日名子実三のデザインを協会旗に定めることを決定しました。
中国の三足烏の説話は早くから朝鮮半島北部にあった高句麗に伝わり、その後、東アジア各地にも広まっていきました。そして日本にもこの思想が伝わったため、次第に八咫烏(やたがらす)と混同されて、八咫烏が三本足で描かれるようになっていきました。八咫烏は、日本の建国神話の中の神武天皇東征の説話に登場する神の使いで、日名子はこれをモチーフにJFAの旗章を制作しました。しかし、神武東征の物語を伝える『古事記』や『日本書紀』には八咫烏が三本足だったという記述はなく、また三足烏がもともと中国の説話にあることから、JFAとしては、旗章の由来が単に神武東征神話に登場する八咫烏であるだけでなく、『淮南子』などの記述などから中国由来のシンボルでもあるとしています。
出典:『日本サッカー協会百年史』 - Q.『JFA2005年宣言』って何?
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「JFA2005年宣言」は、「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」という日本サッカー協会(JFA)の理念を実現するための「JFAのビジョン」「JFAの約束2015」「JFAの約束2050」からなるものです。2005年1月1日、天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が開催される国立競技場で川淵三郎JFA会長(当時)がこの宣言を行いました。
「JFAの約束2015」の期限となる同年にはそれまでの取り組みを検証し、それに基づき、新たに「JFAの目標2030」を策定しました。
※詳細はこちら - Q.「サッカーファミリー」って何?
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日本サッカー協会(JFA)は、サッカーに関わる全ての人々を"サッカーファミリー"と定義しています。2005年1月1日に行った「JFA2005年宣言」では、2015年にはサッカーファミリーが500万人、2050年には1000万人になることを宣言しています。
2020年以降、登録制度とメンバーシップの確立を目指して改革を推進。2022年11月にはサッカーをする人、見る人、支える人などあらゆる個人がJFAと永続的につながることができるメンバーシップアプリ“JFA Passport”の運用を開始しました。このアプリに登録することで、それぞれの属性に合わせたサービスや情報などを得ることができます。JFAでは2023年にメンバーが約130万人、2025年には約250万人、2050年までには1000万人に到達できると見込んでいます。
※「JFA Passport」の詳細はこちら - Q.日本のサッカー人口(JFA登録数)はどのくらい?
- Q.「アスパス!」って何?
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「アスパス!」は、日本サッカー協会(JFA)が行っている社会活動やSDGs(持続可能な開発目標)の達成につながる取り組みの総称です。地球(earth)の未来(明日)のために私たち(us)がつなぐパス(pass)の意を込めた造語で、サッカーファミリーが世代や時代を超えてパスをつないでいくという強い意志を表しています。
「アスパス!」では、「環境」「人権」「健康」「教育」「地域」を重点領域に置いて戦略的に各施策を推し進めています。長年にわたって取り組んでいる活動のほか、環境負荷の少ない大会運営や誰一人取り残さない観戦機会の提供、社会課題の解決に取り組むパートナー企業・団体、サッカーファミリーなどと連携しサステナブル(持続可能)な社会の実現を目指します。
※詳細はこちら - Q.「JFAこころのプロジェクト」って何?
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「JFAこころのプロジェクト」は、子どもの心身の健全な成長に寄与することを目的とした活動で、サッカー選手をはじめ、各種競技のアスリートやそのOB/OGが「夢先生」として小学校の教壇に立ち、「フェアプレー精神」や「夢を持つことの素晴らしさ」、「それに向かって努力することの大切さ」、「失敗や挫折に負けない心の強さ」を子どもたちに伝える活動です。
授業の名前は「夢の教室」。運動や遊びを行う中で「協力すること」「思いやりの心」「全力で取り組むこと」「ルールを守ること」などの大切さを伝える「ゲームの時間」と、夢先生が困難を乗り越えて夢に挑戦した体験を聞き、児童らが自分の未来を描く「トークの時間」からなります。
※詳細はこちら - Q.「JFAグリーンプロジェクト」って何?
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「JFAグリーンプロジェクト」は、芝生の広場(校庭や園庭、スポーツ施設を含む)を広げるためのプロジェクトです。
子どもたちの外遊びを促すとともに、老若男女が集いコミュニケーションを深める場となる芝生の広場を増やすことを目的とした「ポット苗方式・芝生化モデル事業」と、都道府県サッカー協会が管理するフットボールセンターや地方自治体などのスポーツ施設を整備補助する「JFAサッカー施設整備助成事業」を行っています。
※詳細はこちら - Q.「Japan’s Way」って何?
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世界のサッカー先進国に共通しているのが、その国独自のサッカースタイルとその発展のプランを有していること、そして、その根底にはナショナル・フットボール・フィロソフィーが存在している点です。注目すべきは、競技志向のサッカーに特化しているわけではなく、サッカーが広く人々の生活に浸透しているという点です。そして、国内では競争力の高いコンペティション(競技大会)が行われており、選手たちは高いインテンシティーの中で鍛え磨き上げられて世界の主戦場へと送り出されています。
日本が目指すのもそういう世界です。多様性を受け入れ、これまでサッカーに触れてこなかった人々も気軽に足を踏み入れることができるインクルーシブなサッカー界、すなわち、サッカーがみんなのものになったとき、その頂点にある代表チームが世界一のチームになるという夢が近づいてくるはずです。つまり、日本サッカーが目指すゴールは「世界一、サッカーで幸せな国」になること。そのゴールへと切り開いていくための羅針盤となるのが「Japan's Way」です。
2022年に発表した「Japan's Way」は、「フットボール・カルチャーの創造」「望まれる選手像」「プレービジョン」「将来に向けた日本のユース育成」「フィジカルフィットネスの未来」「将来のサッカーコーチ」「フットボールファミリーの拡大」で構成されています。そこに記したビジョンや指針を全国各地で活動するチームや指導者らと共有し議論を重ね、世界のサッカーや社会の潮流に合わせてそれをアップデートしながら日本サッカーの力を結集できる体制を構築していく考えです。
※詳細はこちら - Q.「JFAセーフガーディングポリシー」って何?
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「JFAセーフガーディングポリシー」(2021年11月18日制定)は、子どもたちがサッカー/スポーツを安全に安心して楽しむ権利とその環境を守るために、指導者をはじめ、サッカーに関わる全ての人々が順守する指針であり、サッカーファミリーにとってよりどころとなるものです。
子どもたちの喜びを広げ、成長を促す環境をつくる、子どもたちに選択肢を与える、あらゆる暴力・暴言、差別、ハラスメントを排除する、適切な人が子どもたちに関わるよう取り組む、といった「基本原則」と「虐待、暴力・暴言の根絶 基本方針」、それらの基盤となる「JFA2005年宣言」や「JFAグラスルーツ宣言」「サッカーファミリー安全保護宣言」「JFAとしての宣言 指導者の宣誓」「FIFA GUARDIANS」「UNICEF 子どもの権利とスポーツの原則」などから構成されています。
※詳細はこちら - Q.「blue-ing!」って何?
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東京ドームシティ内(東京都文京区)にあるサッカー文化創造拠点です。スタジアムをイメージした人工芝の多目的スペースやカフェ、ショップが並ぶ「PARKエリア」と、生成AIなどの最先端のデジタル体験ができる「DISCOVERYエリア」の二つのエリアから成ります。「DISCOVERYエリア」では、かつての日本代表のユニフォームやスパイク、また、デジタル技術を駆使した映像でプレーを楽しめるコーナーなどが設けられています。
そのほか、各種イベントやフェスティバル、パブリックビューイングなども行われます。
※詳細はこちら - Q.SAMURAI BLUEって何?
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サッカー日本代表の愛称です。2006年、日本代表が2006FIFAワールドカップドイツに臨むにあたり、「2006日本代表キャッチフレーズ」として命名されたもので、2009年以降は、日本代表チームの愛称として使われています。
SAMURAI BLUEは、日本国籍を有する選手で構成される日本最高峰のチームで、国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)などが主催する国際大会での飛躍を目指しています。
FIFAワールドカップには1998年のフランス大会に初出場してから、2022年のカタール大会まで7大会に連続出場。2002年日韓大会と2010年南アフリカ大会、2018年ロシア大会、そして2022年カタール大会ではベスト16の成績を収めました。
SAMURAI BLUEは、2050年までに日本でFIFAワールドカップを開催し、その大会で優勝することを表明しています(『JFA2005年宣言』)。
※SAMURAI BLUEの情報はこちら - Q.サッカー男子日本代表(SAMURAI BLUE)で出場ランキング1位の選手は誰ですか?
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遠藤保仁選手です(2024年8月1日現在)。日本代表の選出期間は2002年から2015年で152試合に出場。15得点を挙げています。
出典:『The Yearbook of JFA』 - Q.サッカー男子日本代表(SAMURAI BLUE)で得点ランキング1位の選手は誰ですか?
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釜本邦茂選手です(2024年8月1日現在)。日本代表の選出期間は1964年から1977年で、76試合に出場し、75得点を挙げています。
出典:『The Yearbook of JFA』 - Q.SAMURAI BLUE(日本代表)のほかにどんなカテゴリーの日本代表があるの?
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日本代表は男女代表(SAMURAI BLUE、なでしこジャパン)のほか、男子の場合は、U-23~U-15のアンダーカテゴリーの代表チーム、フットサル日本代表(アンダーカテゴリーあり)、ビーチサッカー日本代表、サッカーe日本代表があり、女子は、U-20~U-15の女子代表、フットサル日本女子代表と男子のU-18年代のチームがあります。
※詳細はこちら - Q.オリンピックの男子サッカーは、いつから年齢制限が設けられたの?
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1992年のバルセロナオリンピック以降、男子サッカー競技に限り、参加資格に「23歳以下」の年齢制限が設けられました。(1996年のアトランタオリンピックから、各チーム3名まで24歳以上の選手の出場を認める「オーバーエイジ枠」を導入)。
日本は、1992年大会以前には4回出場(1936 年ベルリン大会[ベスト8]、1956年メルボルン大会、1964年[ベスト8]、1968年メキシコ大会[銅メダル])。年齢制限が設けられてからは、1996年のアトランタ大会以降、7大会連続で出場を果たしています。新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された東京2020オリンピックは、24歳以下(オーバーエイジ枠あり)の選手まで登録を可能としました。 - Q.「なでしこジャパン」って何?
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日本国籍を有する女子のトップ選手で構成される日本女子代表チームで、「なでしこジャパン」の愛称で親しまれています。SAMURAI BLUE(日本代表)同様、国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)が主催する国際大会やオリンピックなどでの優勝を目指して活動しています。
なでしこジャパンは、FIFA女子ワールドカップに第1回(当時、FIFA世界女子選手権)から連続で出場しており、2011年大会は、並み居る強豪を倒して優勝、世界女王の座に君臨しました。続く2015年大会では準優勝を収めています。
「なでしこジャパン」という名称は、2004年のアテネオリンピック出場決定を受けて一般から愛称を募り、選考委員会を経て同年7月に決定しました。日本の神話に登場する女神「櫛稲田姫」の愛称である「大和撫子」にちなんでつけられたもので、なでしこの花のように美しく、強い日本女性を表現しています。
※なでしこジャパンの情報はこちら - Q.「なでしこジャパン」の選手はプロなの?
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なでしこジャパン(日本女子代表)の選手の多くはWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)のチームに所属し、プロ選手として活動しています。もちろん実力があれば、アマチュアでもなでしこジャパンに選出されることもあります。
※WEリーグ公式サイトはこちら - Q.サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)で出場ランキング1位の選手は誰ですか?
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澤穂希選手です(2024年8月1日現在)。選出期間は1993年から2015年で205試合に出場しています。
出典:『The Yearbook of JFA』 - Q.サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)で得点ランキング1位は誰ですか?
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澤穂希選手です(2024年8月1日現在)。1993年から2015年の選出期間で205試合に出場、83得点を挙げています。
出典:『The Yearbook of JFA』 - Q.国内における日本代表戦の最高入場者数は?
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1999年6月6日に開催されたキリンカップサッカー1999の日本代表対ペルー代表の試合で、入場数は67,354人(横浜国際総合競技場)を記録しました。
出典:『The Yearbook of JFA』 - Q.国内で開催されたサッカーの試合における最高入場者数は?
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2002年6月30日に開催された2002FIFAワールドカップ日本/韓国の決勝戦(ドイツ代表対ブラジル代表)の69,029人(横浜国際総合競技場)です。
出典:『The Yearbook of JFA』 - Q.日本代表チームのユニフォームはなぜ青なの?
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1920年代までは国際試合のために選抜チームを編成することが困難だったため、国内で予選大会を行って、それを勝ち抜いたチームが日本を代表して国際大会に出場していました。そのため、代表権を獲得したチームのユニフォームが使用されていました。
東京開催となった1930(昭和5)年の第9回極東選手権大会は衆目を集める大会だったことから、大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)は初めて全日本選抜チームを結成。この時から国際大会のたびに選抜チームが編成されるようになりました。
全日本選抜チームは同大会で、オリジナルのライトブルーのシャツを着用。この時、12人の選手を送り込んだ東京帝国大学(現、東京大学)のユニフォームの色が採用されたという説もありますが、それを裏付ける資料は残されてはいません。一方、当時、日本蹴球協会の副会長を務めていた田辺五兵衛(田辺製薬第14代五兵衛/日本サッカー殿堂)の自筆資料『服色考』には、「昭和五年東京での極東大会で初めて服色をきめた。これ以後同じものを使っている。この時も地味な好みで海にかこまれたとして、国旗をかこむ上衣全体を海とみて青色ということになったのである」という記述が残されています。
第9回極東選手権大会以降、ブルーのユニフォームが引き継がれましたが、1964年の東京オリンピックではシャツ、パンツともに白のユニフォーム、1968年のメキシコオリンピックでも白のシャツが使用されました。1988年以降に赤と白のシャツが採用された時期がありましたが、1992年には再び青と白のシャツに戻り、それ以降は青を基調にしています。
※日本代表歴代ユニフォームはこちら - Q.日本代表チームのユニフォームの胸に相手チーム名と試合日の刺繍が入っているけど、いつからつけられたの?
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FIFAワールドカップフランス大会(1998年)の際に使用したユニフォーム(シャツ)に入れたのが最初です。以降、FIFAワールドカップ出場の際、同大会で使用するユニフォームに入れるようになりました。
- Q.日本代表の試合の時、着用するユニフォームはどうやって決めるの?
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試合前に、両チームの監督、コーチ、ドクター他、代表者とマッチコミッショナー、そして、審判員が出席するマッチコーディネーションミーティングで話し合い、最終的に主審が決めることになります。
- Q.背番号は誰が決めるの?
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基本的には監督の意向によって決まりますが、ポジションなども考慮され、事前に登録されます。
- Q.日本が2002FIFAワールドカップ開催に正式に立候補したのはいつ?
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1989年11月9日に国際サッカー連盟(FIFA)に対し、2002FIFAワールドカップ開催国として立候補の意思を表明しました。1991年6月に2002FIFAワールドカップ招致委員会を発足させて招致活動をスタート。1994年にFIFAに対して立候補意思の基本回答、翌1995年に2002FIFAワールドカップ開催提案書を送付しました。
アジア初、大会史上初の2カ国共催(韓国と日本)が決まったのは1996年の5月31日。その年の7月に2002年ワールドカップ開催準備委員会を発足して具体的な準備に取り掛かり、1997年の12月12日に2002FIFAワールドカップ日本組織委員会(JAWOC)を設立。大会開催に向けて本格的に動き出しました。 - Q.女子サッカーにもワールドカップはあるの?
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FIFA女子ワールドカップは1991年、「FIFA女子世界選手権」として第1回大会が開催され、以来、4年に一度開催されています。男子同様に年齢制限のない女子最高峰のFIFA女子ワールドカップとU-20、U-17年代の女子ワールドカップがあり、それぞれ2年に一度開催されています。
なお、日本は世界で初めて女子の全カテゴリーでFIFA女子ワールドカップを制覇しました(FIFA女子ワールドカップドイツ2011、FIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ2014、FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018)。全カテゴリーの女子ワールドカップで優勝を遂げたのは日本とスペインの2カ国です(2023年のオーストラリア&ニュージーランド大会終了時点)。 - Q.日本は2002年のFIFAワールドカップ以外にもワールドカップを開催したことはあるの?
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日本は、1979年に現在のFIFA U-20ワールドカップ(当時、FIFAワールドユース・トーナメント)、1993年にFIFA U-17ワールドカップ(当時、FIFA U-17世界選手権)を開催しました。2005年には、FIFAワールドチャンピオンシップ(2006年大会からFIFAクラブワールドカップに改称)を開催してから2008年大会まで4大会連続でFIFAクラブワールドカップをホストしたほか、2011年、2012年、2015年、2016年も同大会の開催地に選ばれました。なお、2025年以降、FIFAクラブワールドカップは「FIFA Mundial de Clubs(ムンディアル・デ・クラブFIFA)」に名称変更され、出場チームを32に拡大して開催されることになっています。
女子の大会は2012年、FIFA U-20女子ワールドカップが日本で開催され、この大会のみ「ヤングなでしこ」の愛称で出場したU-20日本女子代表が第3位となりました。 - Q.オリンピックの女子サッカーはいつから始まったの?
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オリンピック女子サッカー競技は、1996年に開催されたアトランタオリンピックから正式種目に認定されました。オリンピックの男子サッカーには「23歳以下(ただし、3名までのオーバーエイジ枠あり)」の年齢制限がありますが、女子には年齢制限はありません。
1996年のアトランタ大会と2000年のシドニー大会は、それぞれ前年に開催されたFIFA女子ワールドカップの上位チームが出場、2004年のアテネオリンピックからは大陸別地区予選が行われるようになりました(大会方式などは各大陸によって異なる)。 - Q.SAMURAI BLUEやなでしこジャパンのファンクラブはあるの?
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日本サッカー協会(JFA)としては、SAMURAI BLUE(日本代表)やなでしこジャパン(日本女子代表)をはじめとする個々の代表チームのファンクラブは設けていません。
ファンクラブとは異なりますが、日本サッカー全体の普及・強化活動の支援を目的に1977(昭和52)年に設立された日本サッカー後援会(JSSC)という組織があります。
※JSSCの詳細はこちら - Q.国内のサッカー全国リーグってどうなっているの?
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男子サッカーはJリーグを頂点に、アマチュアトップの日本サッカーリーグ(JFL)以下、地域リーグ(9地域)、都道府県リーグ(47都道府県)とピラミッド型のリーグ構造となっています。それぞれのリーグ間で昇降格があることでリーグ全体の活性化とチームや選手のレベルアップが図られています。
- Q.Jリーグってどんなリーグ?
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Jリーグは、日本のプロサッカーリーグです。リーグを統括する公益社団法人日本プロサッカーリーグは1991年11月1日に設立されました。1992年、Jリーグの前哨戦となるJリーグヤマザキナビスコカップ(現、JリーグYBCルヴァンカップ)を経て、1993年5月15日に開幕。Jリーグは日本初のプロサッカーリーグとして人気を博し、日本サッカーの実力も飛躍的に向上しました。10クラブでスタートしたJリーグは、2024年シーズン現在、60クラブ(J1:20クラブ、J2:20クラブ、J3:20クラブ)にまで拡大。サッカーの発展のみならず、ヨーロッパ型の「地域に根差したスポーツクラブ」を目指して、地域スポーツの振興などに力を注いでいます。
※Jリーグ公式サイトはこちら - Q.Jリーグの選手はみんなプロなの?
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プロ契約には、A契約、B契約、C契約、フットサル契約があり、それぞれ契約期間や報酬(上限)などが異なります。
J1はプロA契約を締結した選手を15名以上、J2はプロA契約選手を5名以上、J3はプロ選手を3名以上保有しなければならないという条件があります。
※「Jリーグ規約」はこちら - Q.Jリーグの試合では外国人の選手は何人、出られるの?
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Jリーグの外国人枠ルールでは、プロ契約を締結した外国籍選手は国籍にかかわらず1チーム3名まで、さらにアジアサッカー連盟(AFC)加盟国の選手を1名、合計4名まで登録することができます。ただし、アマチュア選手または20歳未満のプロC契約選手を登録する場合は、5名まで登録が可能です。
なお、アマチュアまたはプロC契約の外国籍選手が年度の途中でプロC契約以外の契約に移行する場合、その年度に限り3名枠を超えて登録できますが、外国籍選手の総数は5名までとなります。 - Q.Jリーグのアカデミーって何?
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Jリーグの各クラブはU-18、U-15、U-14(J1、J2のみ/チーム登録上U-15チームに含まれる)、U-12、U-10のチームを保有または関連する法人内に置くこととしており、これらをJリーグアカデミーと呼んでいます。
U-12とU-10のチームについては、当該年齢におけるサッカースクールまたはクリニックで代替することができます。 - Q.「JFA・Jリーグ特別指定選手」って何?
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サッカー選手として最も成長する年代の選手に「個人の能力に応じた環境」を提供する制度です。特別指定選手に選ばれた選手は、全日本大学サッカー連盟、全国高等学校体育連盟、またはJクラブ以外の日本クラブユース連盟所属のチームに登録したまま、受け入れ先のJクラブの選手としてJリーグなどの試合に出場することができます。
※詳細はこちら - Q.JFLって何?
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国内におけるアマチュア最高峰の全国リーグで、企業チーム、Jリーグ参入を目指すクラブなど、2024年シーズンは16チームが加盟しており、2回戦総当たりの1シーズン制(ホーム&アウェイ方式)で順位を決しています。J3リーグ、地域リーグとの入れ替え戦も実施されています。
※日本フットボールリーグ(JFL)の公式サイトはこちら - Q.国内の女子サッカーリーグってどうなっているの?
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女子サッカーはWEリーグを頂点に、アマチュアトップのなでしこリーグ(1部、2部)以下、地域リーグ(9地域)、都道府県リーグ(47都道府県)とピラミッド型のリーグ構造となっています。アマチュアのリーグ間では昇降格があります。
- Q.WEリーグって何?
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WEリーグは日本女子サッカーのプロリーグです。2021年9月に11チームで開幕しました。WEリーグとはWomen Empowerment Leagueの略称で、「日本に“女子プロサッカー選手”という職業が確立され、リーグを核に関わるわたしたちみんな(WE)が主人公として活躍する社会を目指す」という思いが込められています。
9月に開幕し、5月に閉幕する「秋春制」が採用されており、当面は降格なしのエキスパンション型を取ることになっています。
※WEリーグ公式サイトはこちら - Q.なでしこリーグって何?
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なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)は1999年にスタートした女子の全国リーグで、2021年にWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)が発足するまでは、日本女子サッカーの最高位リーグとしての役割を担ってきました。
2024年シーズン現在、それぞれ12チームからなる「なでしこリーグ1部」と「なでしこリーグ2部」があり、アマチュアのトップリーグとして日本女子サッカーの強化と普及に寄与しています。
※なでしこリーグ公式サイトはこちら - Q.「JFA・WEリーグ/なでしこリーグ特別指定選手制度」って何?
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男子の特別指定選手制度と同じように、サッカー選手として最も成長する年代の選手に「個人の能力に応じた環境」を提供する制度です。
指定選手に認定された選手は所属チームに登録したまま、WEリーグおよびなでしこリーグ1部の加盟チームの選手として活動したり、同リーグの公式試合に出場したりすることができます。
※詳細はこちら - Q.日本の女子サッカー人口(JFA登録選手数)は?
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種別の「女子」チームに登録している選手は27,798人ですが(2024年3月31日現在)、第4種年代の女子チームならびにその他の男子チームで活動(登録)する選手はこの中には含まれていません。
※登録数についてはこちら - Q.「HER TEAM」って何?
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中学生年代の女子サッカー選手が競技を続けられる環境を広げることを目的に、日本サッカー協会(JFA)とアディダス ジャパン株式会社が2020年に立ち上げた共同プロジェクトで、女子サッカーチームの創設を促進する活動です。JFAの審査を通過したチームを対象にさまざまな支援をし、チームを後押ししていきます。
- Q.「JFAなでしこひろば」って何?
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日本サッカー協会(JFA)は、サッカー未経験者や初心者でも気軽にサッカーを楽しめる場として「JFAなでしこひろば」という女性/女子対象のイベントを行っています。キッズから大人まで、全ての女性が参加できます(一部、練習メニューの内容によっては対象年齢を定めている場合もあります)。
※詳細はこちら - Q.「JFA Magical Field Inspired by Disney」って何?
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「JFA Magical Field Inspired by Disney」は2022年7月に日本サッカー協会(JFA)とウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社コンシューマ・プロダクツ部門が立ち上げた、女子サッカーのプロジェクトです。
小学1年生から3年生のサッカー初心者/未経験者とその保護者を対象にした“First Touch”と、そのプレミアム版となる「ファミリーサッカーフェスティバル“First Touch Premium”」、都道府県サッカー協会が主体となって開催する「ファミリーサッカーフェスティバル“First Touch”」、そして、JFAなでしこひろばの認定団体が運営する「JFAなでしこひろば“Second Touch”」の三つのフェスティバルを行っています。
“First Touch”シリーズが小学校低学年の初心者・未経験者を対象としているのに対し、“Second Touch”は未就学児から小学生全学年を対象とし、サッカーに関心を持った少女やサッカーを続けたい子どもたちが日常的にサッカーを楽しむ場として開催しています。
※詳細はこちら - Q.フットサルの語源は?
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サッカー(football)は、スペイン語で Futbol、ポルトガル語で Futebol。部屋(saloon)は、Sala と Salão。 フットサルは、これらの言葉の "Fut" と "Sal" とを合成させて作った言葉で、屋内でプレーするサッカー(室内サッカー)のことをいいます。1994年、国際サッカー連盟(FIFA)が"5人制室内制サッカー"を「フットサル(Futsal)」と変更したことから、この名称が広く使われるようになりました。
- Q.フットサルってどんな競技?
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フットサルは、5人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる競技です(1人はゴールキーパー)。試合中の交代数に制限はありませんが、国際サッカー連盟(FIFA)や各大陸連盟主催の公式大会では最大9人の交代が認められています。小さなスペースでプレーできるということもあり、キッズから女性、シニアまで幅広い層から親しまれています。
※日本フットサル連盟公式サイトはこちら - Q.フットサルの歴史は?
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サッカーと同様に室内サッカーも世界各国で楽しまれてきました。大別すると、南米を中心に、弾まないボールを使って発展した「サロンフットボール」と、イギリスからアメリカ、オーストラリアへと広まり、それぞれの独自のルールで発展してきた「インドアサッカー」と2つのタイプがあります。
国際サッカー連盟(FIFA)はそれらの競技を参考に1988年に5人制室内サッカーのルールを制定。これが現在のフットサルの原型とされます。 - Q.国内のフットサルリーグってどうなっているの?
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フットサルは、男子のFリーグ、女子の日本女子フットサルリーグを頂点に、男女別に全国リーグが開催されています。
- Q.フットサルの公式大会にはどんなものがあるの?
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フットサルはその特性から男女幅広い年代でプレーされています。日本サッカー協会(JFA)が主催するフットサルの公式大会は、以下の通りです。
日本フットサルリーグ(Fリーグ)/日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)/JFA 全日本フットサル選手権大会/全日本大学フットサル大会/JFA 全日本 U-18 フットサル選手権大会/JFA 全日本 U-15 フットサル選手権大会/JFA バーモントカップ全日本 U-12 フットサル選手権大会/JFA 全日本女子フットサル選手権大会/JFA 全日本 U-15 女子フットサル選手権大会 - Q.日本のフットサルリーグはいつ始まったの?
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日本サッカー協会(JFA)が本格的にフットサルの普及に着手したのは2003年です。「キャプテンズ・ミッション」(当時)の一つに「フットサルの推進」を掲げ、普及や各種大会の創設、環境整備を推し進めてきました。その後、日本フットサル連盟と共にフットサルの全国リーグを立ち上げることを決め、2007年、8チームからなる「日本フットサルリーグ(Fリーグ)」を発足させました。フットサルの急速な普及に伴い、2018年からは2部制を導入。2024-25シーズンはディビジョン1が12チーム、ディビジョン2が10チームで行われています。
2017年には「日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)」も創設され、当初7だったチーム数は2024年シーズン現在、11チームにまで増えています。
なお、2022年からは日本フットサルトップリーグが両リーグを運営しています。
※Fリーグ公式サイトはこちら
※日本女子フットサルリーグ公式サイトはこちら - Q.フットサルのワールドカップはあるの?
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国際サッカー連盟(FIFA)は1989年、「第1回FIFA5人制室内サッカー世界選手権(現、FIFAフットサルワールドカップ)」を創設。JFAは同大会に向けてフットサル日本代表チームを編成しました。1992年の第2回大会以降は、4年に一度開催されています。
アジアでは、AFCフットサルアジアカップがワールドカップの予選を兼ねており、日本は過去3回(2006、2012、2014)優勝しています。ワールドカップでは2012年タイ大会、2021年リトアニア大会においてベスト16の成績を収めました。
2025年には女子のフットサルワールドカップも開催される予定です。
※フットサル日本代表の情報はこちら
※フットサル日本女子代表の情報はこちら - Q.ビーチサッカーってどんな競技?
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ビーチサッカーは、その名が表す通り、砂の上で行うフットボールです。フットサルと同じく1チーム5人でプレーします。試合時間は12分間の3ピリオド制で、選手交代は自由。ボールはサッカーと同じ5号球の大きさですが、シューズの着用が認められないため、専用のボールを使用します。砂で地形が不規則なので、ボールを浮かせる足技などアクロバティックで華やかなプレーが魅力です。
※『ビーチサッカー競技規則』はこちら - Q.ビーチサッカーの国内リーグはあるの?
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2005年に国際サッカー連盟(FIFA)がビーチサッカーを公式競技として認定したことを受け、日本サッカー協会(JFA)は2006年に全国ビーチサッカー大会(現、JFA全日本ビーチサッカー大会)を創設しました。
JFAが主催するビーチサッカーリーグはありませんが、JFAの評議員推薦加盟団体でもある一般財団法人日本ビーチサッカー連盟(JBSF)が、全国9地域でのリーグ戦、およびその上位チームによる地域リーグチャンピオンシップを主催しています。
※JBSF公式サイトはこちら - Q.eスポーツ、eサッカーって何?
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「eスポーツ」とはエレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略で、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のことを言います。
国際サッカー連盟(FIFA)が2004年に「FIFAインタラクティブワールドカップ(FIFAe World Cup)」と称したeサッカーの世界大会を創設したほか、アジアサッカー連盟(AFC)も2024年のAFCアジアカップに合わせて「AFC eアジアカップ2023」を開催しました。
日本サッカー協会(JFA)は2016年11月の理事会で、eサッカー事業を創設することを決定。2018年5月に開催された第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)の文化プログラムの一環として全国初の都道府県対抗eスポーツ選手権が行われることになり、JFAは日本eスポーツ連合と共に同大会の予選から運営に協力しました。2019年2月にFIFAが「FIFA19」を使用した国別対抗戦「FIFAe Nations Cup」を創設したことを受け、サッカーe日本代表を編成して同大会の地域予選を経て本大会に出場するなど、代表活動を中心にeサッカーの普及と強化に取り組んでいます。また、2024年2月にカタールで開催された「AFC eアジアカップ2023」では準優勝の成績を収めています。
※サッカーe日本代表の情報はこちら - Q.全国リーグのほかにどんな大会があるの?
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日本サッカー協会(JFA)は各年代、各カテゴリーのチームが参加できる各種大会/リーグを整備しています。
原則として年齢制限のない選手で構成される第1種のチーム(Jクラブをはじめ、社会人チーム、クラブチーム、大学/専門学校チーム)などが出場する各種大会のほか、第2種(U-18)、第3種(U-15)、第4種(U-12)、女子、シニア、フットサル、ビーチサッカーとカテゴリー別に各種大会が行われています。
※詳細はこちら(全国大会一覧) - Q.JFAアカデミーって何?
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サッカーのみならず国際社会にも貢献できる真のリーダーの養成を目指し、日本サッカー協会(JFA)は2006年、福島県に中高一貫(6年制)のエリート養成機関「JFAアカデミー福島」を開校しました。才能ある選手を長期的視野に立って育成しようというもので、「世界トップ10を目指した個の育成」「世界基準を日常に」をキーワードとしています。
2009年には熊本宇城校(熊本県)、2021年には堺校(大阪府)、2015年には今治校(愛媛県)が開校しました。熊本宇城校は中学男子を対象とする3年間の活動、堺校および今治校は中学女子を対象とする3年間の活動です。いずれも平日は寮生活をしながらアカデミーでサッカー指導や専門の教育を受け、週末はそれぞれが地元に戻り、所属するチームで活動するというロジング形式(寄宿制)をとっています。
2011年の東日本大震災の後、静岡県で活動していた福島校は、男子が2021年4月から福島での活動を再開しました。2006年当初と比べて国内のユース年代を取り巻く基盤が整備されたことから、中高一貫から中学3年制に変更。2021年から段階的に福島への帰還を進め、2023年に中1から中3までの全学年がそろいました。女子はこれまで通り、中高一貫の6年制で、静岡で活動していたアカデミー生は2024年に福島に戻り、同年の4月に入学する中学1年生に加え、その時点で在籍している中2から中3の5学年が一斉に帰還しました。
※詳細はこちら - Q.ナショナルトレセンって何?
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ナショナルトレセンとは「ナショナルトレーニングセンター制度」の略で、有能な選手を年代ごとに集め、充実した環境で一定期間指導する日本型の選手育成システムです。日本におけるユース年代の強化・育成のための中心的施策として1980年から本格的な活動が開始されました(女子は2005年度より本格的整備が開始)。地区→都道府県→地域→全国、とレベルごとに選抜される仕組みになっており、トレセンを経験した選手から各年代の日本代表選手の多くが選出されています。
現在は、男子がU-12(12歳以下)、U-14(14歳以下)、U-16(16歳以下)、女子はU-12、U-15(15歳以下)の年齢区分でそれぞれの年代に適した指導がなされています。
※詳細はこちら - Q.JFAエリートプログラムって何?
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2003年にスタートした、U-13/U-14年代の男女選手を対象とするプログラムで、ユース年代の代表につなげる役割を担っています。
男子はナショナルトレセンU-13/14の活動内容と連動し、各年代で年1回、キャンプや遠征を行っています。2018年からは幅広い選手発掘の機会を設けるべく、9月1日以降に生まれた選手のみを対象にエリートプログラムフューチャーキャンプを開催しています。
女子は地区・都道府県トレセンから選手を選出し、U-13・14それぞれ年1回、キャンプや遠征を行っています。いずれも、ロジカルコミュニケーションスキルや食育をはじめとしたオフザピッチ(サッカー以外)のカリキュラムも取り入れながら、韓国の同年代の代表チームとの合同キャンプや対抗戦などを通じて強化を図っています。
※詳細はこちら - Q.JFA アディダスDREAM ROADって何?
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JFAオフィシャルサプライヤーのアディダス ジャパン株式会社(アディダス)と立ち上げた育成年代応援プロジェクトで、心身の成長著しい中高生世代の選手を対象に、充実した環境とトレーニング機会を与え、「世界基準の選手」に育てることを目的に実施しています。
一定期間、海外の名門クラブなどに選手を派遣。選手は、そのクラブの練習に参加してサッカーや海外での生活などからさまざまな学びを得ています。 - Q.キッズプログラムって何?
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外遊びが減った現代の子どもたちに遊びや運動を通じて心身の健康と情操を育む目的で、2002年、キャプテンズ・ミッション(当時)の一つとして「JFAキッズプログラム」を立ち上げました。未就学児を対象にした活動で、2003年から47都道府県サッカー協会と共に各地の保育園や幼稚園でボール遊びなどを教える巡回指導をスタート。現在は「巡回指導」に加え、「フェスティバル」「指導者(キッズリーダー)養成」を三本柱に取り組んでいます。
※詳細はこちら - Q.「JFAチャレンジゲーム」って何?
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日本サッカー協会(JFA)が作成した個人向けのプログラムで、子どもたちが楽しみながらさまざまな動きやテクニックが習得できる内容になっています。8歳(小学2年生)以下を対象とする初級版の「めざせクラッキ!」と9歳(小学3年生)以上を対象とする中級~上級者版の「めざせファンタジスタ!」の2つがあります。
※詳細はこちら - Q.JFAフェスティバルって何?
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ボールを蹴る楽しさや体を動かす喜びを多くの人々に味わってもらうために開催しているイベントで、「JFAキッズサッカーフェスティバル」「JFAレディース/ガールズサッカーフェスティバル」「JFAファミリーフットサルフェスティバル」「JFAユニクロサッカーキッズ」「JFA Magical Field Inspired by Disney」(ファミリーサッカーフェスティバル“First Touch Premium”、ファミリーサッカーフェスティバル“First Touch、「JFAなでしこひろば“Second Touch”」」など多彩なフェスティバルを全国各地で開催しています。
- Q.8人制サッカーって何?
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日本サッカー協会(JFA)は、「Players First」の考えの下、U-12年代(小学生年代)のサッカーにおいて8人制サッカーなど少人数制のサッカーを奨励しています。
8人制サッカーはこの年代に適したハーフピッチで行われ、いつでも自由に交代できます。ボールに関わる回数が増えることで、基本的な技術や判断力を養うことができるだけでなく、常に攻守に関わり続けながらゴール前の場面を多く経験できるため、得点力や守備力の向上にもつながります。
JFAは、全ての選手が試合に出場し、練習で身につけた技術や戦術を試したり、試合の中で見つけた課題を仲間と練習したりしながら、サッカーを楽しみ、サッカーを通して規則や規律を学び、フェアプレー精神やリスペクトの心を育んでいきたいと考えています。
※「育成年代のゲーム環境に関するガイドライン」はこちら
※JFAスモールサイドゲーム ガイドラインはこちら - Q.グリーンカードって何?
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日本サッカー協会(JFA)がU-12以下の選手の大会を対象にフェアプレーを推進するために導入しているカードで、審判がフェアプレー精神を発揮した選手に対してグリーンカードを示します。例えば、ケガをした選手への思いやり、意図していないファウルプレーの際の謝罪や握手、自チームのボールが境界線から出た時などを自己申告する行為、問題となる行動を起こしそうな味方選手を抑制する行為を示した選手、またチームが試合を通じて警告も退場も受けず、終始フェアな態度で試合に臨んだチームにもグリーンカードが示されます。
- Q.障がい者サッカーにはどんな種類があるの?
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障がい者サッカーには、アンプティサッカー(切断障がい)、CPサッカー(脳性麻痺)、ソーシャルフットボール(精神障がい)、知的障がいサッカー、電動車椅子サッカー、ブラインドサッカー(ロービジョンフットサル含む)、ろう者サッカーの7つの競技があります。
日本サッカー協会(JFL)は2014年5月15日、「Football for All サッカーを、もっとみんなのものへ。」を合言葉に「JFAグラスルーツ宣言」を行いました。年齢や性別、国籍、障がいの有無などにかかわらず、誰もがスポーツ価値や喜びを享受でき、一人一人の個性が尊重される共生社会を実現することを目的にしたもので、その一環として2016年4月1日、JFAが中心となって7つの障がい者団体(以下)を統括する組織「一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)」を設立しました。
JIFFはJFAの関連団体の一つとして、JFAと協働し、ビジョンの実現と障がい者サッカーの普及と強化を推進しています。
JIFF加盟団体
● 特定非営利活動法人日本アンプティサッカー協会(切断障がい)
● 一般社団法人日本CPサッカー協会(脳性麻痺)
● 特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会(精神障がい)
● 特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟(知的障がい)
● 一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会(重度障がい等)
● 特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(視覚障がい)
● 一般社団法人日本ろう者サッカー協会(聴覚障がい)
※JIFF公式サイトはこちら - Q.障がい者サッカーも日本代表はあるの?
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日本障がい者サッカー連盟(JIFF)に加盟している団体もそれぞれ日本代表を編成し、世界大会で戦っています。
● アンプティサッカー
アンプティサッカー日本代表(7人制)
● CPサッカー
CPサッカー男子日本代表CPサッカー男子日本代表
CPサッカー女子日本代表
● ソーシャルフットボール
ソーシャルフットボール(5人制 ※フットサルと同様)
● 知的障がいサッカー
知的障がいサッカー日本代表(11人制)
知的障がい女子日本代表
知的障がいフットサル日本代表
● 電動車椅子サッカー
電動車椅子サッカー日本代表(4人制 ※男女混合)
● ブラインドサッカー/ロービジョンフットサル
ブラインドサッカー男子日本代表(5人制)
ブラインドサッカー女子日本代表(5人制)
ロービジョンフットサル日本代表(5人制 ※フットサルと同様)
● デフサッカー
デフサッカー男子日本代表(11人制)
デフサッカー女子日本代表(11人制)
デフフットサル男子日本代表(5人制 ※フットサルと同様)
デフフットサル女子日本代表(5人制 ※フットサルと同様)
※JIFF公式サイトはこちら - Q.ウォーキングサッカー(ウォーキングフットボール)ってどんな競技?
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歩いて行うサッカーです。早歩きは可能ですが、走ったり、ヘディングやスライティングをしたりなど、危険が伴うプレーは禁止されています。年齢や性別、サッカーの経験の有無、初心者・経験者のスキル差などを気にせず、気軽に試合に参加することができます。小さなお子さんと手をつないでプレーすることもできます。
ウォーキングフットボールは2011年7月にイングランドで行われた55歳以上の高齢者の健康のためのサッカーが原点と言われています。日本サッカー協会(JFA)では、サッカー未経験者でも、運動が苦手でも、障がいがあっても怖がらずにプレーできるよう「非接触(ボールを取りにいかない)」という日本独自のルールを導入しています。
JFAは、家族や仲間と参加できる「キリンファミリーチャレンジカップ」(JFAオフィシャトップパートナーのキリンホールディングス株式会社との共催)など、ウォーキングフットボールの大会やイベントなどを各種開催しています。
※詳細はこちら - Q.サッカーの指導者には資格が必要なの?
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日本サッカー協会(JFA)は、指導する対象者の年齢やレベル、目的などによって体系化した指導者資格制度を制定しています。S級コーチライセンスのほか、それに準ずるA-Proライセンス、A級コーチジェネラルライセンス、A級コーチU-15ライセンス、A級コーチU-12ライセンス、B級コーチライセンス、C級コーチライセンス、D級コーチライセンス、キッズリーダーがあります。
また、指導者付加ライセンスとして、エリートユースA、ユースB、ゴールキーパー(GK)の指導者を対象とするGK-A級コーチ、およびGKレベル3コーチ、同2コーチ、同1コーチライセンスがあるほか、フィジカルフィットネスに関する指導者向けのフィジカルフィットネスA級、B級、C級コーチライセンスがあります。
それぞれの指導者養成講習会に参加し、講習会を修了した者に各ライセンスが付与されます。
※詳細はこちら
※A-Proライセンスの詳細はこちら - Q.Jリーグ(プロチーム)の指導者は、どういう資格が必要なの?
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Jリーグのトップチームの監督は、S級コーチライセンス、または、S級コーチライセンスと同等以上の資格を有している必要があります。
2024年8月1日現在、575人のS級コーチライセンス保有者がいます。
※詳細はこちら - Q.日本代表チームの監督になるにはどういう資格を持っている必要があるの?
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Jリーグのトップチーム同様にS級コーチライセンスを保有していること。基本的にはS級と同等以上の資格を有していなければなりません。
※詳細はこちら - Q.女性でS級コーチライセンスを持っている指導者はいるの?
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2024年8月1日現在、女性でS級コーチライセンスを保有している指導者は21人います。
- Q.A-proライセンスって何?
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A-Proライセンスは、2021年のWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)開幕に伴い、女性指導者を対象に時限的に新設されたライセンスで、正式名称は「Associate-Pro(A-Pro)ライセンス」といいます。
S級コーチに準ずるライセンスに位置付けられ、資格保有者はWEリーグに加盟するクラブのプロチームやWEリーグ所属のプロ選手を指導することができます。また、経験を積んでコンバージョン(転換)試験に合格すればS級コーチの認定を受けることができます。
女性指導者の活躍を後押しし、日本サッカー全体の発展につなげること、同時に、女子サッカー発展のため‟次世代をけん引する女性リーダー”の養成も目的としています。
※詳細はこちら - Q.フットボールカンファレンスって何?
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原則として2年に一度、日本サッカー協会(JFA)に登録する全国の指導者を対象に開催しているカンファレンスです。国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)などから講師を招聘(しょうへい)し、世界のサッカーのトレンドやJFAの取り組み、考えなどさまざまな情報や知見を共有する場となっています。
※詳細はこちら - Q.審判員は級によって担当できる試合が異なるの?
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審判員の資格には、サッカー1級、2級、3級、4級、フットサル1級、2級、3級、4級があります。
4級審判員は都道府県サッカー協会を構成する支部・地区協会/市区郡町村傘下の団体、連盟が主催する試合を、3級審判員は都道府県協会が主催する試合、2級は地域協会が主催する試合を、1級審判員は、日本サッカー協会(JFA)が主催する試合の審判員を担当することができます。
Jリーグ/WEリーグを担当する審判員(主審、副審)、Fリーグを担当する審判員(主審、第二審判)は1級審判員の資格を有していなければならず、それぞれに課せられた体力テストに合格しなければなりません。
なお、育成年代のリーグ戦化などに伴い、ユース審判員(3級/4級における18歳未満)も全国各地で活躍しています
※審判登録制度についてはこちら - Q.審判員資格を取得するにはどうしたらいいの?
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審判になるためには、まずは、都道府県サッカー協会が主催する4級審判員取得講習会を受講する必要があります。その後、3級、2級、1級、と昇級試験を受けます。1級審判員になるためには、日本サッカー協会(JFA)が主催する認定審査に参加し、合格しなければなりません。
フットサルもサッカー同様に4級から1級の資格があります。ビーチサッカーについては、現時点では資格制度がなく、フットサルもしくはサッカーの審判員が指定された講習会に参加した上で、ビーチサッカーの審判員を担当しています。
すべての審判員は年1回、更新講習会に参加することが義務付けられています。3級・4級審判員については、インターネット上で実施している更新講習(JFAラーニング)を受講できます(フットサル3級・4級も同様)。
※審判登録制度の詳細はこちら - Q.日本に審判員は何人いるの?
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こちらをご覧ください。
- Q.国際審判員になるにはどうしたらいいの?
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サッカー国際審判員(男女主審、男女副審)は1級審判員、フットサル国際審判員(男女)はフットサル1級審判員の中から選出されます。
日本サッカー協会(JFA)から国際サッカー連盟(FIFA)に推薦された後、FIFAによって承認されます。
FIFAから国際審判員として認定された審判員は、FIFAやアジアサッカー連盟(AFC)から指名を受けて国際試合を担当します。なお、ビーチサッカー国際審判員は、原則フットサル1級審判員の中から選出され、同様にFIFAに推薦し、承認されれば、FIFAやAFCからの指名を受けて国際試合の審判員を務めます。
※詳細はこちら - Q.FIFAワールドカップに審判員としてアポイントされるためにはどうしたらいいの?
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FIFAワールドカップ(各年代含む)の審判員は、国際審判員の中から選出されます。
国際サッカー連盟(FIFA)がアジアサッカー連盟(AFC)およびFIFAの大会を担当した審判員から候補者を選び、その後、FIFAのセミナーやFIFA主催の各種国際大会での評価、体力テストなどを経て、最終的にワールドカップを担当する審判員を選出します。 - Q.国際審判員に年齢制限はあるの?
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国際審判員の年齢に上限はありません。ただし、45歳を超える審判員に対して国際サッカー連盟(FIFA)は技術評価やメディカルチェックを追加で実施する権利を有しています。下限については、その年の1月1日時点で25歳以上であること、副審は23歳以上であることと定められています。
- Q.サッカー男性審判員で初めてオリンピックやFIFAワールドカップの舞台に立った日本人審判員は?
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1956年のメルボルンオリンピックの日本代表の監督であった竹腰重丸が、主審としても試合(ソ連vsインドネシア)を担当したことから、竹腰が日本人審判員として初めて国際大会を担当した審判員となります。その後、1964年の東京オリンピックで、福島玄一と横山陽三が主審を、浅見俊雄、早川純正、池田太郎、丸山義行、佐藤弘が線審(現、副審)を務めました。
FIFAワールドカップでは、丸山義行が日本人として初めてその舞台に立ち、線審を担当し、高田静夫が1986年のメキシコ大会で日本人審判員として主審を初めて担当しました。
※「世界の舞台に立った日本人審判員」はこちら - Q.サッカー女性審判員で初めてオリンピックやワールドカップの舞台に立った日本人審判員は?
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2000年のシドニーオリンピックの女子サッカーで吉澤久惠が日本人の女性審判員として初めて選出され、決勝などで線審(現、副審)を担当しました。日本人の女性審判員が世界大会の決勝を担うのはこれが初。吉澤はまた、1995年に開催された第2回FIFA女子サッカー世界選手権(スウェーデン/現、FIFA女子ワールドカップ)の3位決定戦などでも線審を務めました。
さらに2022年のFIFAワールドカップでは、女性審判員として史上初めて山下良美が、他国の2人の女性審判員(主審)と共に選出され、グループステージのベルギー対カナダ戦など6試合で第4の審判員を務めました。
※「世界の舞台に立った日本人審判員」はこちら - Q.フットサル審判員で初めてフットサルワールドカップの舞台に立った日本人審判員は?
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2000年にグアテマラで開催されたフットサル世界選手権に鈴木亮哉が日本人のフットサル審判員として初めて選出されました。2021年にリトアニアで開催されたFIFAフットサルワールドカップには小崎知広が選出され、3位決定戦(第3審判)を担当しました。
※「世界の舞台に立った日本人審判員」はこちら - Q.ビーチサッカー審判員で初めてビーチサッカーワールドカップの舞台に立った日本人審判員は?
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2008年にマルセイユで開催されたビーチサッカーワールドカップに小野寺祐が日本人のビーチサッカー審判員として初めて選出されました。その後、波多野祐一が2021年ロシア大会で3位決定戦(リザーブ副審)、続いて2024年のUAE大会で決勝(第4審判)を担当しました。
※「世界の舞台に立った日本人審判員」はこちら - Q.日本にプロの審判員はいるの?
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日本サッカー協会(JFA)は2002年、トップレフェリーが審判活動に専念できる環境を整備することを目的にスペシャルレフェリー(現、プロフェショナルレフェリー/PR)制度を導入しました。プロフェショナルレフェリーは、審判活動によって主たる収入を得ており、専任審判インストラクターによる特別プログラムが提供されるなど環境が整えられています。
※プロフェッショナルレフェリー(PR)の一覧はこちら - Q.Jリーグを担当できる審判員は?
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Jリーグを担当する審判員(主審、副審)は、1級審判員の資格を有していなければなりません。さらに、1年間を通して評価され、翌年の担当するカテゴリー(J1、J2、J3)を審判委員会が決定します。
※詳細はこちら - Q.Jリーグの審判員に定年はあるの?
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Jリーグの審判員は、体力テストに合格すれば年齢にかかわらずJリーグを担当することができます。
- Q.1級審判員は男性しか取得できないの?
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女性も1級審判員の資格を取得することができます。
Jリーグや日本フットボールリーグ(JFL)など第1種の大会を担当する女性審判員が徐々に増えていることから、2024年4月以降は性別に限定した審判資格を廃止し、「サッカー1級審判員」に統一することとしました。 - Q.ユース審判員って何?
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ユース審判員は、3級/4級における18歳未満、15歳未満の審判員で、若年層の大会のリーグ戦化が進んだことに伴い、2012年から適用されるようになりました。2024年7月1日現在、94,101人のユース審判員が全国各地で活躍しています。
- Q.審判員を指導する指導者(インストラクター)にも資格はありますか?
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サッカー、フットサルの審判指導者には3級から1級の資格があります。その審判指導者がそれぞれの資格に対応した審判員を指導しています。
※詳細はこちら - Q.審判指導者(インストラクター)は何人いるの?
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こちらをご覧ください。
- Q.審判員が試合中に持っているものは何?
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主審の持ち物は、レッドカード、イエローカード、ホイッスル、コイン、時計、ペン、記録用カードです。副審は、フラッグ、時計、ホイッスル、ペン、記録用のカードです。
なお、日本サッカー協会(JFA)では、U-12の大会においてグリーンカードを用いています。これは、フェアプレーやリスペクトの推進を目的に導入しているもので、フェアでリスペクトあふれるプレーや行動をした競技者に提示されます(ユース~少年サッカーの同項目参照) - Q.VARって何?
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ビデオ・アシスタント・レフェリー(Video Assistant Referee)の略称です。ビデオオペレーションルーム(VOR)で映像を見ながら主審をサポートする役割を担います。VARは、FIFAが定めたトレーニングプログラムを受けた上で務めることができます。
国際サッカー連盟(FIFA)の主催大会で初めて導入されたのは日本で開催された2016年のFIFAクラブワールドカップで、FIFAワールドカップでは2018年のロシア大会で初めて導入されました。
FIFAが定めた「VARにおける実施支援および承認プログラムの要件(IAAP)」に基づき、承認を受けた組織およびスタジアム、そして資格を得た審判員のもとでなければVARを実施することはできません。
※詳細はこちら - Q.AVARって何?
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アシスタント・ビデオ・アシスタント・レフェリー(Assistant Video Assistant Referee)の略称で、ビデオ・アシスタント・レフェリーVARやリプレイ・オペレーター(RO)とともにビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)でモニターをチェックし、VARをサポートする役割を担います。
通常の試合ではVAR1名、AVAR1名で試合を進めますが、ワールドカップなどではAVAR2~3名で行うこともあります。VARと同様に、定められたトレーニングプログラムを受け、資格を得た上で務めることができます。
※詳細はこちら - Q.サッカー/フットサルのルールブック(競技規則)はどこで買えるの?
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「JFA STORE」でご購入いただけます。
なお、本サイトの『競技規則』ページからもダウンロードできます。 - Q.日本代表の試合会場はどうやって決まるの?
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試合の日程が決定した後、各都道府県サッカー協会と連携して、試合準備日や試合日に空いている会場、もしくは開催に向けて調整が可能な会場を確認し、関係各所との交渉を経て決定します。
国際試合を開催するためにはさまざまな条件が設定されていますので、それらを踏まえた上で、全国のサッカーファミリーに日本代表戦を観戦していただけるよう決定しています。 - Q.大会によってスタジアム名の表記は異なるの?
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近年、スタジアムなど多くのスポーツ施設がネーミングライツ(施設命名権)を導入し始めました。日本で初めてネーミングライツを取り入れたのは「東京スタジアム」で、2003年に「味の素スタジアム」になりました。
ネーミングライツとは、スポーツ施設など公共の施設に企業名やブランド名をつける権利のこと言います。施設を所有する側にとっては、権利の売却益によってスタジアムの運営維持費を軽減できるメリットがあり、一方のネーミングライツを購入する側のメリットとしては、施設名に企業やブランド名を冠することで得られる高い宣伝効果が挙げられます。
日本サッカー協会(JFA)主催の大会やイベントでスタジアムを使用する場合はネーミングライツを尊重し、企業名などを冠したスタジアム名で表記しています。
国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)の主催大会では、正式名を使用することが決められており、例えば、味の素スタジアムを使用する場合は、「東京スタジアム」に、日産スタジアムの場合は「横浜国際総合競技場」としています。 - Q.FIFAワールドカップを招致する場合、スタジアムの規模は決まっているの?
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国際サッカー連盟(FIFA)が2026年大会に関して設定した、FIFAワールドカップ開催スタジアムに求める基本的な要件は、開幕戦と決勝戦を行うスタジアムの収容人数は8万人、準決勝(2カ所)が6万人、グループステージ、ラウンド32、ラウンド16、準々決勝(12~14カ所)が4万人とされています。
- Q.試合のとき、日本代表戦のベンチの位置は決まっているの?
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アジアサッカー連盟(AFC)のレギュレーションでは、ホーム&アウェイで行われる大会(FIFAワールドカップアジア予選など)の場合は、ホームチームのベンチは原則としてホームスタンドから見て左側に設置することになっています。日本サッカー協会(JFA)主催の大会やJリーグでも同様のルールが施行されています。
FIFAワールドカップなどセントラル方式で開催される大会は、組み合わせ抽選の際にベンチのサイドは決められています。 - Q.センサリールームって何?
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「センサリールーム」は、音や光、人混みや周囲の視線などが苦手な視聴覚面での感覚過敏の特徴がある発達障がい児やその家族が安心してサッカー観戦を満喫できるように遮音/防音したり照明の光量を落としたりする工夫を施したスペース(部屋)です。
日本サッカー協会(JFA)は、使用するスタジアムによってはセンサリールームを設置するケースもあります。また、そういった障がいのある人たちがパニックを抑えられることができる「カームダウン・クールダウン」のスペースが設置されるケースもあります。