広島
後半に猛攻を仕掛けたサンフレッチェ広島F.C.ジュニアが2年連続代表に!
サンフレッチェ広島F.C.ジュニア 3-0 シーガル広島
広島県大会はサンフレッチェ広島F.C.ジュニア(サンフレッチェ)が2年連続で全国大会への切符を手にしました。シーガル広島(シーガル)との決勝は、雨は降り止んだもののところどころに水たまりができるあいにくのピッチコンディションとなりましたが、両チームの選手たちは激しい攻防を繰り広げました。
前半はシーガルが主導権を握ってゴールに迫ります。7分には棚田遼選手がDFを振り切ってシュートを放ちましたが、サンフレッチェのGK大滝優太選手が懸命のセーブ。その後も棚田選手を中心に攻めたシーガルですがゴールは奪えず、前半は0-0で折り返します。
後半は反対に、サンフレッチェが主導権を握りました。後半5分、上原知己選手のパスを受けた岡本航貴選手がGKを交わした後の右足シュートで落ち着いてゴールを奪うと、ここからサンフレッチェは勢いに乗ります。先制点から1分後に岡本選手が追加点を奪うと、またその1分後に湯谷杏吏選手が3点目をゲット。あっという間にリードを広げたサンフレッチェは、最後まであきらめずに反撃するシーガルの攻撃を一丸となって跳ね返し、勝利の歓喜に包まれました。2年連続で全国大会に臨むサンフレッチェ、全国の強豪相手に真っ向勝負を挑みます。
監督・選手コメント
村井一俊 監督(サンフレッチェ広島F.C.ジュニア)
後半はFWがうまくフリーになることができて前を向けるようになりました。前半はシーガル広島に主導権を握られていましたが、後半はこちらが奪い返すことができました。今年のチームは昨年の全国大会を経験している選手たちが引っ張ってくれています。パスの質を上げていくことに取り組んできましたが、選手たちは向上心を持って高い意識で取り組んできました。全国大会は課題が見つかる大会でもありますが、思い切ってぶつかっていきたいと思います。
湯谷杏吏 選手(サンフレッチェ広島F.C.ジュニア キャプテン)
優勝することができて本当にうれしいです。シーガル広島はとても強いチームですが、みんなで「絶対に勝とう」と話して試合に臨みました。後半に先制点を取ってからは僕たちに流れが来たと思いましたし、続けてゴールを決めることができて良かったです。今日は最後までみんなで頑張ることができました。全国大会の目標は優勝です。僕は昨年も全国大会に出ていますが、あの時よりもうまくなったと思っていますし、みんなで頑張って優勝を狙っていきたいです。
岡本航貴 選手(サンフレッチェ広島F.C.ジュニア)
先制点は、GKをかわすことができたので、ゴールの枠に入れられれば得点になると思って、落ち着いて蹴ることができました。とてもうれしかったです。前半はずっと押されていましたが、後半から流れがつかめるようになってきていたので、先制点を取ることができて良かったです。最後まであきらめずに全力でプレーできるチームなので、全国大会も優勝を目指して頑張ります。昨年の全国大会には3分くらいしか出場できなかったので、今年はもっと出場して活躍できるように頑張りたいと思います。
大滝優太 選手(サンフレッチェ広島F.C.ジュニア)
決勝戦はすごくドキドキしていました。前半はピンチもあったけど、思い切ってプレーすることができました。雨でグランドが濡れていてキックがうまくできなかったのですが、みんながカバーしてくれて無失点に抑えることができました。GKは普段はあまりやっていないのですが、シュートを止めた時はとてもうれしいです。全国大会も無失点に抑えられるように頑張りたいです。
山本翔太 選手(サンフレッチェ広島F.C.ジュニア)
前半は相手のペースになって思うようにプレーできなかったのですが、後半はみんなの気持ちが出ていて、勝つことができました。すごくうれしいです。シーガル広島はいろいろな大会の決勝で対戦することが多いライバルなので、絶対に勝ちたいという強い気持ちがありました。僕はボランチですが、FWがボールを持った時に前に走ることを意識していました。ブラジル代表のオスカル選手のように、果敢にドリブルで前に行くプレーをしたいと思っていました。
優勝 | サンフレッチェ広島F.C.ジュニア |
---|---|
2位 | シーガル広島 |
3位 | 佐東南フットボールクラブ |
4位 | 広島ジュニアフットボールクラブ |
敢闘賞 | シーガル広島 |
努力賞 | 佐東南フットボールクラブ |
グッドマナー賞 | 広島ジュニアフットボールクラブ |
2位:シーガル広島
3位:佐東南フットボールクラブ
4位:広島ジュニアフットボールクラブ