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女性指導者の養成
選手育成、代表強化において指導者の存在は不可欠です。JFAは、優れた指導者を輩出すべく、ライセンスや養成講座の充実と再教育の推進に取り組んでいます。さらに、女性の指導者を増やすため、通常の指導者養成講習会のほかに女性限定の講習会を開催しています。豊富な知識と経験を備えた日本人指導者はアジアでも高い評価を得ており、各国/地域のサッカー協会からの要請を受けて、代表監督やコーチとして多くの女性指導者を海外に送り出しています。
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Associate-Pro(A-Pro)ライセンス
日本女子サッカーの継続的な発展に向けて2020年に開設された女性指導者対象のライセンスです。WEリーグ所属のチームおよび WEリーグ所属のプロ選手の指導ができる人材を養成すると同時に、世界のサッカー界をけん引する女性リーダーを養成することを目指しています。
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女性指導者スキルアップ研修会
上位ライセンスを目指す女性指導者に対し、レベルアップが図れる研修会を毎年、開催しています。メンタリング形式による指導実技と講義を中心とした座学の場で構成されています。
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女性審判員の養成
JFAは、審判員講習会を開催しているほか、18歳未満、15歳未満のユース審判員の育成、また、高いレベルを目指す審判員を対象に研修会を実施するなど女性審判員の養成を進めています。近年ではJリーグやJFLのほか、FIFAワールドカップやAFCチャンピオンズリーグなど男子の大会を担当する女性審判員も出てきました。
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国際舞台で活躍する女性審判員
日本人の女性審判員が初めて世界大会の舞台に立ったのは1995年のFIFA女子サッカー選手権大会(現、FIFA女子ワールドカップ)。この年に始まった「女子国際線審」に吉澤久惠が選ばれました。2000年のシドニーオリンピックでは女子決勝で吉澤が線審を担当。2007年のFIFA女子ワールドカップでは大岩真由美が日本人女性として初めて主審を務めました。2022年のFIFAワールドカップでは大会史上初めて6人もの女性審判員が選ばれ、山下良美がその一人に選出。6試合で第4の審判員を務めました。AFCアジアカップでも2024年大会で史上初めて女性審判員が選出。日本から山下主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審がアポイントされるなど、日本人の女性審判員は男子の世界大会でもその実力を発揮しています。
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JFA/WE女性リーダーシッププログラム
サッカー界・スポーツ界をリードする女性役員・経営層の育成を目的に、2020年からWEリーグと連携して女性リーダーの養成に取り組んでいます。同プログラムは、「女性とジェンダー理解」「マインド改革」「経営リテラシーの獲得」を3つの柱にしており、47都道府県サッカー協会の役員やWEクラブ、リーグや各スポーツ団体の経営層候補となっている女性を対象に実施しています。
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JFAスポーツマネジャーズカレッジ
自立したスポーツ組織づくりを推進し、スポーツ文化の創造、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献できるスポーツマネジャーを養成することを目的とした人材養成事業です。女性も多くこの講座を受講しています。