-
なでしこジャパン
「なでしこジャパン」という愛称は、日本の神話に登場する女神の愛称「大和撫子(なでしこ)」からつけられたもので、なでしこの花のように清らかで、強い日本人女性を表しています。2011年のFIFA女子ワールドカップドイツ大会で優勝し、男女を通じてアジア勢初の世界王者となりました。初優勝とともにフェアプレー賞も受賞。そのひたむきな戦いぶりは、東日本大震災に見舞われた日本に希望と勇気をもたらしました。オリンピックは1996年以降、6大会に出場し、2012年のロンドン大会では銀メダルを獲得しました。
-
U-20日本女子代表
U-20日本女子代表は1992年に結成されました。FIFA U-20女子ワールドカップには2002年の第1回大会に初めて出場して以来、8大会に出場しています。2012年の自国開催と2016年大会では3位となり、2018年のフランス大会で初優勝、2022年のコスタリカ大会と2024年のコロンビア大会では準優勝を果たしました。真摯(しんし)なプレーも高く評価されており、ワールドカップでは、優勝した2018年を含めてこれまで6回のフェアプレー賞を受賞しています。
※2002年大会と2004年大会まではU-19のカテゴリーで開催。
-
U-17日本女子代表
U-17日本女子代表は、FIFA U-17女子ワールドカップには2008年の大会創設以来、8大会全てに出場しています。2010年のトリニダード・トバゴ大会と2016年のヨルダン大会で準優勝、2014年のコスタリカ大会では初優勝を果たしました。先輩らの志を受け継ぎ、U-17日本女子代表も世界大会で優勝した2014年を含め、5回のフェアプレー賞に輝いています。
-
フットサル日本女子代表
2007年に第2回アジアインドアゲームズに向けて初めてチームが編成され、この大会から3大会連続で金メダルを獲得しました。2025年に創設されるAFC女子フットサルアジアカップ、FIFAフットサル女子ワールドカップの初代女王を目指して強化を進めています。
-
WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)
WEリーグは2021年9月に11チームでスタートした日本初の女子プロサッカーリーグです。「Women Empowerment League」 の名が示す通り、「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念に掲げています。リーグ戦は秋から春にかけて行われ、ホーム&アウェイ方式による総当たりで順位を決します。
-
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)
1989年に創設された、女子アマチュアのサッカーリーグです。2004年のアテネオリンピックに臨むにあたり、日本女子代表の愛称が「なでしこジャパン」に決まったことを受け、当時、日本の女子サッカー最高峰だった日本女子サッカーリーグにも「なでしこ」の愛称が付けられました。2024年現在、2部制を敷いており、1部、2部ともにホーム&アウェイ方式の2回戦総当たりで順位を決します。
-
日本女子フットサルリーグ
2017年に7チームでスタートした女子のフットサルリーグです。2024年現在、「レギュラーシーズン」として1回戦総当たりリーグを実施し、上位グループと下位グループに分かれて1回戦総当たりの「ファイナルシーズン」を実施しています。
-
皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会
日本女子サッカーの最高峰の大会として1980年に創設されました。WEリーグやなでしこリーグ、各地域から選ばれたチームが参加し、毎年、ハイレベルな戦いが繰り広げられています。中学1年生以上の登録選手が出場できるため、若手の成長の場としても機能しており、日本女子サッカーの発展に大きく寄与しています。
-
観戦機会の創出
JFAは、外部団体や大学などと共同し、障がいのある子どもや児童養護施設の児童、経済的理由で観戦機会が得られない子どもたちを日本代表の試合に招待したり、発達障害や感覚過敏などの症状で一般席での観戦が困難な子どもとその家族のためにセンサリールームやカームダウン・クールダウンスペースを設置したりするなどしています。
-
JFA主催大会一覧
U-12年代からO-40年代に至るまで、全国各地で各種カテゴリーの国内競技大会を開催しています。
選手たちの熱い戦いにご注目ください。