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6期生USA CAMP(その1)~JFAアカデミー堺ダイアリー~
2019年02月15日
JFAアカデミー堺6期生のUSA CAMPが2月13日からスタートしました。とても楽しみにしていたUSA CAMPですが、ここまでの1週間は12名全員でいけるかという不安な思いをしてきました。なぜならこの時期にインフルエンザにかかってしまい、泣く泣く参加を取りやめた先輩が何人もいたからです。そのために寮内での生活や帰省・帰寮の際にも細心の注意を払いコンディションを整えてきました。一人一人が意識して取り組んできた甲斐もあって今年は12名揃っての参加となりました。
今回のCAMPがこれまでと大きく異なるところは、受け入れてくれるチームが変わったことです。ここ数年はサンフランシスコ近郊の街クラブのサンラモンFCがホームステイ先となってくれていましたが、今年はMLSに所属するサンノゼアースクエイクスのアカデミーの女子チームの家族にホームステイを受け入れてもらいました。それほど離れた距離ではありませんが、サッカーチームのレベルとしては少し格上になったという情報があり、選手たちは気持ちを高ぶらせていました。
関西空港からの午後5時40分の飛行機でロサンゼルスに向かい、そこで乗り換えてサンフランシスコに入りました。ロサンゼルスでは当初予定していた乗り継ぎ便のキャンセルのために便変更などがあり、サンフランシスコに到着したのは予定より1時間ほど遅れて、午後4時半頃になりました。しかし、全員が疲労の様子も見せず元気一杯です。に本当に時差はマイナス17時間。選手にとってはすべてが未知の体験です。
チェックイン後に搭乗までの説明を受けました。
この飛行機でアメリカへ!
まずはロサンゼルス。
昼食は各自で好きなものを。
美味しいものに出会えました!
サンフランシスコの空港では毎年我々のUSA CAMPをコーディネートしてくれるサンノゼアースクエイクスのヨバンさん(昨年まではサンラモンFC)、サンラモンFCのケンさんとリッキーさんが出迎えに行きてくれました。
3人が運転してくれる車に分乗し、早速ホテルへ向かいます。
ホテルまでは車で1時間ほどのドライブです。
選手たちは、到着したこの日はホテルに1泊し、明日からの4泊がホームステイです。
チェックインを済ませたら全員で夕食に出かけました。この日の夕食はホテルの近くのピザ屋さんでした。まずは食べたいものを注文するところからチャレンジが始まります。今日は集団でいるので、物怖じすることなく堂々とした態度でした。
明日からが楽しみです!
いつもより余計に回しています!
気がかりなのは天気です。到着した日も小雨が降っていましたが、明日以降も予報はずっと雨…。これまで好天に恵まれることの多かったUSA CAMPですが、今回は一体どんなCAMPになるのでしょうか?
雨雲を吹き飛ばすくらいの元気で、何事にもチャレンジして充実した1週間にして欲しいものです。
ここからは選手のコメントです。
正木美里
「私は今回のUSA CAMPをとても楽しみにしていました。理由は自分が経験していないことばかりだからです。私は特に英語を話すのが苦手で、聞き取ることも正確にできません。だから今回のUSA CAMPはすごく不安があります。でも自分なりに積極的に笑顔で話しかけ、英語の能力を身に付けたいと思います。ホームステイ先でも日本語ではなく、知っている単語やジェスチャーを使い、言葉の壁をなくせるようにしたいです。サッカー面では、自分たちよりもスピードがあり、体格にも優れた相手ですが、積極的に仕掛けていき、どんどんシュートを打っていきたいです。この8日間をやり切ったと思えるようにしたいです。」
林織羽
「私はUSA CAMPでやりたいことが3つあります。1つ目は積極的に自分から行動することです。例えば、チームの荷物を持ったり、発表できる機会があった時にすぐに行動に移したいです。これはサッカーでも同じことだと思います。仲間から積極的にボールを受けたり、シュートを打っていきたいです。2つ目は挑戦することです。言うのは簡単だけど挑戦するのは決して簡単ではありません。英語でホストファミリーに私のことを伝えるにはなんとか単語を繋げて、身振りや手振りも交えて挑戦します。でも伝わらないことも多いと思うので、諦めずに挑戦し続けようと思いました。サッカーでも失敗を恐れず様々なプレーで挑戦したいです。3つ目は全力で楽しむことです。日本では体験できないことがたくさんあるので、何事にも全力で楽しみます。」
伊藤真生
「私は今回が初めての飛行機だったので、乗る前はとても不安でした。時差ボケにならないためにも機内食はお腹が空いていなくても食べるようにして、足がむくまないようにストレッチやマッサージをしたり、こまめに水分補給をしました。しかし、機内では睡眠のとり方が思うようにいきませんでした。そのため、乗り換えの空港ではとても眠かったです。もっとしっかりと事前に機内の過ごし方について調べておくことが必要でした。でもアメリカについてからは、楽しいことばかりで、時差ボケを感じることもなく過ごせています。明日からのサッカーの試合がとても楽しみです。」
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