天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会は8月2日(水)にラウンド16の8試合を開催します。

3回戦を勝ち上がり16強に名乗りを上げたのは、Ｊ１が11チーム、Ｊ２が4チーム、地域代表が1チームです。唯一勝ち残っている地域代表チームは高知ユナイテッドSC（高知県代表）。1回戦でベルガロッソいわみ（島根県代表）を延長戦の末に破ると、2回戦ではガンバ大阪（Ｊ１）に2-1で勝利してＪ１クラブから初白星を挙げると、3回戦は横浜FC（Ｊ１）を1-0で撃破しました。高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われる4回戦では川崎フロンターレ（Ｊ１）と対戦します。第100回大会の天皇杯王者であり、2017年から4度のリーグ優勝を誇るＪ１の強豪を相手にどのような戦いを見せるのか注目が集まります。

Ｊ２勢ではFC町田ゼルビア（Ｊ２）が好調を維持しています。3回戦では対戦時点で同じくリーグ1位だった横浜F・マリノス（Ｊ１）との“首位対決”に臨み、5分のミッチェル・デューク選手の先制点を皮切りに得点を重ね、4-1で勝利を手にしました。町田にとってこれが3度目の4回戦進出。過去2回の挑戦は、第92回大会はガンバ大阪に、第95回大会は浦和レッズに、いずれもＪ１チームに敗れています。今回対戦するのは、アルビレックス新潟（Ｊ１）です。新潟は2回戦でレイラック滋賀（滋賀県代表）、3回戦でカターレ富山（富山県代表）を破っての4回戦進出。町田が新たな歴史をつくるか、新潟がＪ１チームのプライドを誇示するか。熱い戦いが期待されます。

前回王者のヴァンフォーレ甲府（Ｊ２）も4回戦に駒を進めています。3回戦では鹿島アントラーズ（Ｊ１）と前回大会の準決勝の再戦となりました。51分に先制するも11分後に追いつかれ、延長戦に突入。延長戦でも決着が付かず、勝敗はPK戦に委ねられました。このPK戦で13人までもつれ込む激戦に。最後は一巡目で失敗したジェトゥリオ選手が決めて、PKスコア11-10で甲府が勝利をつかみました。4回戦では現在Ｊ１で首位に立つヴィッセル神戸（Ｊ１）と対戦します。連覇を目指す甲府にとっては上位カテゴリーのチームとの連戦となりますが、前回大会の再現となるでしょうか。

その他、名古屋グランパス（Ｊ１）と浦和レッズ（Ｊ１）のＪ１対決や、FC東京（Ｊ１）対ロアッソ熊本（Ｊ２）などが開催予定です。ベスト8を目指してさらに熱を上げる天皇杯の戦いにぜひともご注目ください。

【1回戦】5月20日(土)、21日(日)［予備日：5月22日(月)］
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)［予備日：7月19日(水)、26日(水)］
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)［予備日：8月9日(水)］
【準々決勝】8月30日(水)［予備日：9月13日(水)］
【準決勝】10月8日(日)
【決勝】12月9日(土)

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