天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会は7月12日(水)に3回戦の16試合を開催します。

1回戦から勝ち上がった地域代表チームはＪ３に所属するカターレ富山（富山県代表）、FC岐阜（岐阜県代表）、JFL所属の高知ユナイテッドSC（高知県代表）、ヴェルスパ大分（大分県代表）の4チームとなっています。2回戦で富山は京都サンガF.C.（Ｊ１）、高知はガンバ大阪（Ｊ１）を破っており、その力は実証済み。さらにV大分は大分トリニータ（Ｊ２）との同県対決を制し、岐阜も優勝経験のある清水エスパルス（Ｊ２）を撃破。3回戦で富山はアルビレックス新潟（Ｊ１）、高知は横浜ＦＣ（Ｊ１）、V大分は北海道コンサドーレ札幌（Ｊ１）、岐阜はアビスパ福岡（Ｊ１）といずれも3回戦ではＪ１チームとの対戦が待ち受けていますが、地域代表の快進撃がどこまで続くか注目されます。

前回王者のヴァンフォーレ甲府（Ｊ２）は2回戦でV・ファーレン長崎（Ｊ２）を破って3回戦に駒を進めています。対するのは鹿島アントラーズ（Ｊ１）です。前回大会の準決勝でも両者は対戦しており、37分の宮崎純真選手のゴールが決勝点となって甲府が勝利。甲府にとっては連覇に向けて越えなくてはいけない壁であり、鹿島にとってはリベンジに燃える一戦となります。果たして今回はどのような結果が待ち受けているでしょうか。

Ｊ１首位の横浜F・マリノス（Ｊ１）はＪ２で首位を走るFC町田ゼルビア（Ｊ２）との“首位決戦”に臨みます。ともに勢いに乗るチーム同士の一戦は見どころの多い戦いになりそうです。

また、味の素スタジアムではFC東京（Ｊ１）と東京ヴェルディ（Ｊ２）の“東京ダービー”が行われます。2001年に東京Vが川崎から東京に移転後から始まったダービー戦ですが、リーグ戦はFC東京の6勝4分け4敗と均衡していますが、カップ戦ではFC東京の6戦全勝という興味深いデータもあります。天皇杯では初となるダービー戦。互いのプライドを懸けた一戦は熱戦必至です。

ラウンド16を懸けた熱い戦いにぜひともご注目ください。

【1回戦】5月20日(土)、21日(日)［予備日：5月22日(月)］
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)［予備日：7月19日(水)、26日(水)］
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)［予備日：8月9日(水)］
【準々決勝】8月30日(水)［予備日：9月13日(水)］
【準決勝】10月8日(日)
【決勝】12月9日(土)

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