日本サッカー殿堂
掲額者
大澤 英雄OSAWA Hideo
特別選考 2023年第19回日本サッカー殿堂入り
- 1936年1月22日 北海道生まれ
国士舘大学サッカー部創部時から選手としてプレー。卒業後は、同部のコーチ、監督などを務める。60年以上の長きにわたる指導で、同大学を全国屈指の強豪校にするとともに、数多くのプロ選手を育て上げた。
指導者の養成にも力を注ぎ、同大学から優秀な監督、コーチ、さらにはサッカー協会、クラブスタッフ等、多くの人材を日本サッカー界に送り出した。また、少年(第4種)育成にも目を向け、全日本少年サッカー大会(現、JFA全日本U-12サッカー選手権大会)の創設に尽力。JFAの4種担当理事、特任理事として少人数制(8人制)サッカー導入への道筋をつけた。
2003年には、全国の大学サッカー部に所属する全ての選手に出場機会を提供すべく、「インディペンデンスリーグ(Iリーグ)」を創設。大学サッカーのすそ野の拡大はもとより、Iリーグで出場機会を得て、日本代表に選出されるなど大きく飛躍した選手もおり、トップレベルの選手強化にも大きく貢献した。
日本サッカー指導者協会の初代理事長も務め、指導者の組織化にも尽力した。
2019年旭日中綬章受賞。