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ナショナルトレセンU‐14後期 地域対抗戦 開催報告vol.3

2016年11月29日

ナショナルトレセンU‐14後期 地域対抗戦 開催報告vol.3

今回で4回目となる「2016ナショナルトレセンU-14後期 地域対抗戦」を11月24日(金)から27日(日)、時之栖スポーツセンター(裾野グラウンド)にて開催しました。

最終日となった27日は3日間のリーグ戦の結果による順位決定戦を行い、U-13、U-14共に関西が勝利し、全日程を終えました。

26、27日には「JFA公認指導者研修2016」も開催し、地域対抗戦のゲーム視察や分析、指導実践や講義を行いました。その他に、各地域から派遣されたユース審判が1人制で主審を務め、試合後には地域スタッフ、トレセンコーチらと共に、技術・審判それぞれの視点でピックアップしたプレーの検証・ディスカッションを行うなど研修の場にもなりました。

コーチコメント

遠藤善主 ナショナルトレセンコーチ 北信越担当チーフ
今年で4年目を迎えた地域対抗戦はU-13・U-14共に関西地域が1位という結果で終了しました。選手自身は自分の立ち位置を知るために、指導者は地域・FA・チームの日常の取り組みの成果を確認するために対抗戦を行っています。今回も「サッカーをしよう!」「サッカーを楽しもう!」というコンセプトのもとサッカーの本質である「ゴールを奪う」「ボールを奪う」「ゴールを守る」ことを追求していきました。その中で、選手たちはこの短い4日間の中でも大きく変化する姿が見て取れました。

また、5月に開催された前期のナショナルトレセンU-14から選考されたエリートプログラムの参加メンバーも今回の選考で多くの選手が入れ替わっていました。それは選手間の激しい競争が生まれてきていることを意味し、日常での指導者の選手への働きかけが積み上がっていることの成果だと思われます。選手も指導者もこの対抗戦で体感したものを自身の経験に変えて、日常の活動に大いに活かしてもらいたいと思います。最後に、地域対抗戦を開催するにあたりご尽力いただいた各地域のスタッフの皆さま、時之栖スポーツセンターの皆さま、派遣していただいたチーム関係者の皆さま、全ての関係各位の皆さまに感謝申し上げます。

スタッフコメント

安岡博文 地域スタッフ(東京都/久留米FC U-15)
今回、2016ナショナルトレセンU-14に参加させていただき、ピッチ内外において様々な刺激を受けました。
初日のガイダンスにおいて、JFA ユース育成ダイレクターの須藤茂光氏より「もっと!」というキーワードを出され、選手のみならず我々指導者も更なる上を目指し、チャレンジしなければいけないことを再認識させられました。2日目は、U-16日本代表の森山佳郎監督よりAFC U-16選手権インド2016の話、映像を見聞きしました。来年立ち上がるU-15日本代表に向けて選手たちは「自分が来年このメンバーに入り、将来はSAMURAI BLUEの選手として活躍するんだ!」という目標が改めて明確になったのではないかと思います。

ピッチ上では、各地域より選ばれた選手たちが、個々の特徴を出しつつ、チームのために何をしなければいけないかを、観て・考え・判断しプレーする姿が随所に見られました。このレベルになると、技術(ボール止める、蹴る、運ぶ)、積極的に前を向いてゴールを目指す、ボールを奪いに行くなどは最低限できて当たり前と感じ、さらに強く、たくましくなどこれからも追求し求めていくべき課題だと思いました。それらは、ONでは当たり前のこと、OFFにおいても指導者の指示を待って行動するのではなく、何が必要かを自らが考え行動できる選手を育成していくことが我々指導者の役目の1つであることを再認識しました。最後に、JFAトレセンスタッフ、関係者、会場の方々、そして何より素晴らしいプレーを見せてくれた選手(日頃各チームで指導されているコーチの方々)に感謝したいと思います。ありがとうございました。

貴志正弘 地域スタッフ(大阪府/履正社高等学校)
地域対抗戦形式となって初めてU-14の活動に参加しましたが、全体的にボールを扱う技術が高いなと感じました。しかし、ちょっとしたオフザボールでの良い準備であったり、攻守の切替を含めたサッカー理解についてはまだ足りないなとも感じました。他地域の選手との対戦の中で感じた「磨く点」と「足りない点」をこれまでの自分の物差しではなく、「世界基準」を意識しながら伸びていって欲しいと思います。この四日間は個人の現在地を測る良い機会だったと思います。

山宮俊寛 地域スタッフ(大分県/スマイス セレソン)
九州トレセンは「~Active Football~(自分たちから!自分たちで!)」をモットーに今大会に挑みました。攻守において主導権、個人やチームとして攻守に積極的に仕掛けボールを取り返し、ゴールを目指すサッカーにチャレンジしました。ナショナルトレセン後期地域対抗戦を通じ、自地域の成果と課題の確認、他地域の取り組みやレベルの高いプレーを選手と共に肌で体感することができ、大変充実した活動期間となりました。オフザピッチプログラムとしてU-16日本代表監督の森山佳郎氏の講演があり、代表活動の一部やアジアサッカー連盟(AFC)での日本の活躍、そして成果と課題を映像やパワーポイントを通じ分かりやすくレクチャーしていただきとても刺激のある内容でした。

今回の活動で得た気付きや多くの学びを地域にしっかりと持ち帰り、共有し、更なるレベルアップを図ると同時に自分自身も世界で活躍できる指導者を目指し、これからの日本サッカーの発展に貢献して参りたいと思います。最後になりますがJFAスタッフの皆さま、ナショナルトレセンスタッフの皆さま、各地域選手ならびに指導者の皆さま、時之栖関係者の皆さま、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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