ニュース
2021年2回目となるタウンクラブ・中体連キャンプをJヴィレッジで開催
2021年09月22日
タウンクラブ・中体連キャンプが9月20日(月)、福島県・Jヴィレッジでスタートしました。JFAエリートプログラムではJクラブアカデミー所属の選手に偏る傾向があるため、このキャンプでは対象を絞り、新たな選手の発掘と、多くの選手に刺激を与えることを狙いとしています。4日間のキャンプには全国の中体連チームとタウンクラブ(Jクラブアカデミーを除いたクラブチーム)に所属する合計27名の選手が集まっています。
1日目は、新型コロナウイルスの検査を終えてからバスでJヴィレッジに移動しました。オープニングミーティングではU-17日本代表、U-16日本代表の監督も務める森山佳郎監督から、「このキャンプでたくさんの刺激を受けて、成長角度を変えるきっかけにしてほしい。成長角度が少し変わるだけでも、数ヶ月で大きな成長になる」という話があり、このキャンプの趣旨や求めるものが伝えられました。選手ひとりひとりも自己紹介とキャンプの意気込みを述べ、トレーニングに臨みました。最初は緊張した様子も見られましたが、トレーニングが始まると選手たちはすぐに打ち解け、非常に積極的な姿勢を見せていました。森山監督をはじめとしたコーチ陣の指導を受け、少しでも多くのことを吸収しようと、ピッチ外でも積極的な様子が伝わってきます。前回、4月に行った本キャンプから、3名の選手がその後のU-15日本代表、U-16日本代表に選出されたこともあり、今回参加する選手も、この4日間で結果を残して日本代表に選ばれたいという意欲をもってトレーニングに励んでいます。
2日目は、午前は攻撃、午後は守備をテーマにした2部練習が行われました。選手たちには「このキャンプを通じて自分の基準を変えてほしい」と、目標とするU-15日本代表やその先の世界との戦いを見据えたプレー基準が伝えられ、選手たちもひとつひとつのプレーの質に積極的にこだわっている様子でした。キャンプは残り2日。最終日には、尚志高等学校とのトレーニングマッチに臨みます。
選手コメント
GK ギマラエスニコラスロドリゲス 選手(Wings U-15)
この2日間を通じて、いろんな技術を学ぶことが出来ましたが、技術面だけでなくオフザピッチでの行動も大事だと思いました。コーチや監督などからいろんな言葉をいただき、とても心に留まりました。監督の「気持ちには引力がある」という言葉は行動だけでなく気持ちの面で誰にも負けないということ。また、成長角度が1度変わるだけでも成長スピードが上がり、周りに差をつけられることを心に留めて、オンザピッチ、オフザピッチでの行動、誰よりも成長し失敗を恐れずチャレンジする気持ちを忘れずに残りの2日間も頑張りたいと思います。これからのサッカー人生でプロサッカー選手になって家族に恩返しする夢を叶えられるように、たくさんのことを吸収して千葉に帰りたいと思います!
GK 濱崎史揮 選手(FCフェルボール愛知)
今回、コロナ禍の中、この素晴らしいキャンプが開催されたことに感謝します。関係者の方々の努力のおかげで、いま自分がここにいることに感謝し、精一杯プレーをしたいと思います。全国から集まる機会はなかなかないので、このキャンプを活用し、どんどん成長したいと思います。自分の長所であるセービングやコーチングなどを伸ばすと共に、短所である判断の部分を克服し長所にしていきたいです。オンザピッチだけでなく、オフザピッチでもみんなの良いところを吸収し、一周りも二周りも成長した自分を見せられるよう残りの2日間も頑張りたいと思います。
あくまでこのキャンプは自分の目標を達成するための通過点であるので、森山監督の言葉である「気持ちには引力がある」を常に意識して、引っ張っていけるような選手になれるよう頑張っていきます。
FP 増田陽太 選手(FC多摩ジュニアユース)
僕は今回のタウンクラブ中体連キャンプで様々な刺激を受けることができました。ひとつは普段一緒にプレーすることのない中体連の選手たちとプレーできることです。U-15クラブーユース選手権に出場し、いろんな選手とプレーしてきましたが中体連の選手とプレーできることはとても良い経験になりました。もうひとつは森山監督やチームスタッフの方々の未来の日本サッカーへの考え方を知ることができたことです。様々な意見を聞き、今自分がどうしたら日本サッカーを少しでも良い方向に進められる選手になれるかを考えるきっかけになりました。これからは未来の日本サッカーに必要な選手になれているかどうかを常に頭にいれておきながらプレーしていきたいと思います。
FP 姫田琢斗 選手(三田学園中)
初めにこのコロナ禍の中、キャンプの運営をしてくださった方々に感謝します。そして、こんなレベルが高い選手に囲まれてサッカーが出来る事がとても嬉しいです。僕はこのキャンプでいろんなことを学び、そして行動に移すことが出来ました。それは森山監督、コーチ、トレーナーのみなさんが、普段分かっていないプレーの事について、どうした方がいいのかを教えてくださったからです。これからも日本代表に選ばれる、選ばれないに関係なく、このキャンプで学んだ事を吸収し、自チームに戻ってからも継続したいです。そして日々努力し、サッカーだけではなく一人の人間としてさらに上を目指していきたいです。
関連ニュース
最新ニュース
- 日本代表 2024/11/25 フットサル日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプ メンバー・スケジュール(11.28-12.1@千葉/高円宮記念JFA夢フィールド)
- 2024/11/25 令和6年能登半島地震 復興支援活動 サッカーファミリー復興支援チャリティーオークション第8弾、本日より開始
- 大会・試合 2024/11/25 大津がWEST初制覇 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第20節
- 大会・試合 2024/11/25 なでしこ1部チームが地力を見せる 皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/25 チケット販売概要のお知らせ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 ファイナル