公益財団法人日本サッカー協会（所在地：東京都文京区後楽、会長：宮本 恒靖、以下 JFA）とJFAオフィシャルサプライヤーのアディダス ジャパン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：萩尾 孝平）が行う「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD（ドリームロード）」の2024年度最後の第5弾として、イタリア・セリエAに所属するクラブ、コモ1907への5選手の短期留学を実施します。

2023年度にはスペインのレアル・ソシエダード、ドイツのバイエルン・ミュンヘン、イングランドのフラムFCへ総勢15選手（延べ19選手）を送り出したDREAM ROAD。2024年度は第1弾でアルゼンチンの名門、リバープレートへ4選手、第2弾でアメリカの古豪、ロサンゼルス・ギャラクシーへ4選手、第3弾で再びドイツの強豪、バイエルン・ミュンヘンへ4選手、第4弾でメキシコの名門クラブ、UANLティグレスに4選手を送り出しましたが、この度第5弾として、3月16日(日)～4月1日(火)の期間、DREAM ROADでは初めてとなるイタリアにて5選手が挑戦します。

そして今回は、現代のスピードプレーヤーのために2024年6月に復活したサッカースパイクF50のプロモーションの一環で行われたU-16年代のスピード自慢を集めたアディダス社主催のセレクション「THE FAST」で最優秀選手賞を受賞した大川 寛翔選手も参加します。

「JFA アディダスDREAM ROAD」の企画内容、これまでの実績および2024年度5弾に参加する選手の詳細については以下をご確認ください。

「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」について

心身の成長著しい育成年代の選手に充実したトレーニング機会を提供することで「世界基準の選手」を育成することを目的に、JFAとアディダス ジャパン株式会社の価値共創プロジェクトとして発足しました。育成年代で世界基準の環境に身を置き、若いうちからハイレベルな経験をすることで、日本サッカー界を担う選手へと成長することを目指しています。

＜2023年度実施＞
・レアル・ソシエダード（スペイン）　2023年11月20日(月)～12月3日(日)　4名
・バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）　2023年11月26日(日)～12月10日(日)　6名
・フラムFC（イングランド）　2024年2月4日(日)～2月19日(月)　5名
・レアル・ソシエダード（スペイン）　2024年3月17日(日)～4月2日(火)　4名

＜2024年度実施＞
・リバープレート（アルゼンチン）　2024年9月15日(日)～9月30日(月)　4名
・ロサンゼルス・ギャラクシー（アメリカ）　2024年10月20日(日)～11月4日(月)　4名
・バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）　2024年11月24日(日)～12月9日(月)　4名
・UANLティグレス（メキシコ）　2025年2月16日(日)～3月3日(月)　4名

2024年度 第5弾／コモ1907への留学予定選手

大石 蓮斗（オオイシ レント）
所属：札幌大谷高校
ポジション：DF
学年：高校2年

＜コメント＞
海外でプレーしてぶつかる壁に、全力でぶつかっていきたいと思います。

加藤 孝一朗（カトウ コウイチロウ）
所属：サガン鳥栖 U-18
ポジション：MF
学年：高校1年

＜コメント＞
まずはこのような機会を与えてくださり、ありがとうございます。
自分の強みである縦パスを通して、対人でも負けず、海外選手に勝ちます。

大川 寛翔（オオカワ ヒロト）
所属：鹿島学園高校
ポジション：MF
学年：高校1年

＜コメント＞
いつもと違う環境の中でも自分らしさを出し、全力でフットボールを楽しみたいです。

仙波 隼太郎（センバ シュンタロウ）
所属：愛媛FC U-15
ポジション：MF
学年：中学3年

＜コメント＞
日本とは全く違う環境でサッカーができることに感謝して、自分の良さを発揮できるように頑張りたいです。そして、さまざまな良いところを学び、日本に持ち帰ってさらに成長できるようにしたいと思います。

岡崎 葵（オカザキ アオイ）
所属：セレッソ大阪西U-15
ポジション：MF
学年：中学3年

＜コメント＞
この2週間で強みを伸ばし、課題である部分は克服し、海外の選手よりも強い選手になる。多文化や言語の違いに挑戦して、将来海外に行った時に通用できるように頑張る。

期間：2025年3月16日(日)～2025年4月1日(火)
場所：イタリア／ロンバルディア州
留学クラブ：コモ1907

JFAユース育成ダイレクター 城和憲 コメント

今年度5回目のDREAM ROADプロジェクトの実施にあたり、パートナーであるアディダス ジャパン様、そして選手を快く受け入れてくれたコモ1907へ感謝申し上げます。
コモ1907はその名の通り、百年以上の長い歴史を有するクラブですが、その歴史の中で何度もセリエAとセリエBを行き来してきました。2024-25シーズンに21年ぶりにセリエAに昇格し、それを契機に積極的な補強を行い、セリエAでの成功を目指していると聞きます。
同クラブのアカデミーは若手選手の発掘と育成において高い評価を受けていることが今回このプロジェクトの実現に大きく影響しています。オランダの名門アヤックスとも提携関係にあり、その前衛的な取り組みには我々も注目しています。
今回は5名の可能性を秘めた選手が参加しますが、サッカーにおいても多くの伝統と実績を有するイタリアの地で彼らが学び、身につけた世界トップ基準を日常のリーグやトレーニングで国内の選手に還元してくれることを願っています。