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JFAアカデミー福島女子、アンチ・ドーピング講習会を実施
2019年11月14日
JFAアカデミー福島女子では11月9日に、国立スポーツ科学センター土肥美智子先生にアンチ・ドーピングについて講義していただきました。中学生には基本的な部分を、高校生には実例とその背景についてより深くお話していただきました。アカデミー生達はこの講習会を通して、自分が口にするもの全てに責任があるということを再認識しました。
アカデミー生コメント
岩井蘭 選手(高3:9期生)
今回の講座では、基礎的な部分よりももう少しだけ深いドーピングについての知識を学びました。特に印象に残っているのは、国ぐるみでのドーピングなどが発生しているという事実です。スポーツは常に公平かつ公平でなければならないにも関わらず、不正を行い自国の勝利を優先してしまうことは本当に残念に思います。
スポーツ選手は応援してくださっている方だけでなく、小さな子供たちにも良くも悪くも大きな影響を与える立場です。私たちスポーツ選手がその自覚を待ちスポーツと向き合うことで、より多くの人にスポーツの魅力を伝えることができると思います。ドーピングによってサッカーやスポーツの価値を下げないためにも、今回の講座を活かしてプレーしていきたいと思います。
玉川実奈 選手(高2:10期生)
今回のアンチ・ドーピング講習会を通して、改めてドーピングは絶対にしてはいけないと再確認できました。故意でなかったとしても、自分の体の中に危険物質があるとわかったらそれはドーピング違反になるので、特に日頃から自分が口にするものには十分注意を払う必要があると感じました。またドーピング違反をすると大会成績の失効、そして原則2年または4年間の資格停止の制裁が課されるため、自分のサッカー人生に大きく影響してくるので、自分がクリーンな状態でサッカーをするためにも、しっかり自分の体に責任を持って生活したいと思いました。
服部茜汐香 選手(高1:11期生)
今回のアンチ・ドーピング講習会では、いつもの応用ということでより詳しく学べる内容が多くありました。そのなかでも印象的だったのは、ドーピングをしてしまった後どうなるかという内容です。ドーピング検査を受けて、ドーピングしているという結果がでると、たくさんの人に迷惑をかけてしまいます。その結果、銀だった人が金へ、銅だった人が銀となっても、その人が素直に喜べるはずがありません。本人が知らない間に禁止薬を口にしてしまっていた場合でも、責任は負わされるし、罰が軽くなって良かったなんて少しも思わないでしょう。ドーピングをすること、相手選手がドーピングをしたことによって繰り上げで自分が勝ったりすることは誰も喜びません。そして、応援してくれた人を裏切ることへと繋がります。私は、そういうことがないように自分の行動に責任をもって過ごしていきたいと思いました。
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