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JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12は2日目が終了
2018年08月04日
8月2日(木)からスタートしたJFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12は3日(金)、活動2日目を終えました。今年から東日本(岩手県)、中日本(静岡県)、西日本(愛媛県)の3箇所での開催となり、各地域で試合、トレーニング、選手レクチャー、また帯同指導者向けのレクチャー、リフレッシュ研修会など様々なプログラムが予定されています。この日は、午前中、午後ともゲームを行い、昼休みには選手向けレクチャー、帯同指導者向けレクチャーを行いました。また夜には「技術と審判の協調」をテーマにディスカッションも実施しました。
チーフコメント
和泉茂徳 西日本チーフ
西日本会場は、愛媛県の新居浜市営サッカー場(グリーンフィールド新居浜)の素晴らしい天然芝ピッチにて行われています。2日目となったこの日は各チームとも午前・午後1試合ずつの計2試合を行いました。2日目ということもあって初日に比べると各チームとも積極的なプレーが増加し、激しくボールを奪い合うシーンや果敢に相手ゴールを目指すような姿勢が随所に見られました。また、お互いに声を掛け合いながらチーム全員で勝利を目指す姿勢は非常に好感が持て、ベンチの指導者の皆さんも選手たちのプレーを温かく見守りながら積極的なプレーを後押ししていただいていると思います。
これまでの取り組みの成果を発揮する場として、特に守備面での相手ボールを奪いに行く意識の高さは非常に感じられ、インターセプトを狙う、複数の選手が囲い込んで奪うといった場面が多く見られました。攻撃面でも全員でボールを動かしながら意図的に相手を崩していこうとする狙いはしっかりと持てていました。ただ、前に急ぐあまりにスピードを上げ過ぎて視野が狭くなったり技術的なミスが多くなったりすることも多かったので、自分が正確にプレーできる、周りを観ながら判断できるスピードの中で落ち着いて正確にプレーすることも必要だと感じました。
今回の研修会のゲームでは、成長段階に応じたゴールサイズの検証を行うために、中間サイズゴール(高さ:2.15m、幅:6.4m)を採用しています。従来の少年用ゴールよりもやや横幅が広くなったこともあり、攻撃側は積極的にシュートを狙うシーンが増え、素晴らしいゴールもたくさん生まれています。また、守る側のGKも正しいポジションを取り続け、しっかりと足を運ぶことができれば十分守れるサイズになっていると思います。引き続き検証を続けていきたいと考えます。連日の猛暑の中でやや疲れは感じられますが、それでも選手たちは元気いっぱいです。残り二日間、どんなプレーを見せてくれるか非常に楽しみです。
選手コメント
小川達也 選手(山口県/SSS FC)
目標にしていたJFAフットボールフューチャープログラムに、今までの努力が実って選ばれて嬉しかったです。ここまでの試合では、各県の代表選手が相手なので、レベルが高かったです。自分のプレー面ではドリブルやターンなど得意とするプレーは通用しましたが、フィニッシュの精度は課題が残りました。今回のFFPで山口選抜では「楽しくプレーしよう」というテーマがあるので、明日以降も楽しみたいです。
小松由良 選手(高知県/香我美サッカークラブ)
JFAフットボールフューチャープログラムに参加できると聞いた時はとても嬉しかったです。将来はプロサッカー選手になって活躍することが自分の夢で、今回は、県外のチームに自分の力がどこまで通用するかを試したいと思っていました。2日間を終えて、球際で奪いきれなかったところや、ボールを持った時に慌ててしまうところがまだまだだと感じましたが、シュートブロックなど通用した部分もありました。明日は守備をしながら、得点も狙ってチームを勝たせたいです。
小松皐 選手(佐賀県/大坪少年サッカークラブ)
選考会で活躍できたことでこのJFAフットボールフューチャープログラムに選ばれることができました。佐賀県の北部地区では過去に1名しか選ばれていなかったので目標にしていました。球際を激しくすることなど、高いレベルでサッカーができて、楽しむことができています。自分から積極的にボールを受けて、もっと点を取ってさらに上手くなりたいです。
JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12
期間:2018年8月2日(木)~8月5日(日)
研修会詳細はこちら
「JFA2005年宣言」の理念とビジョンに基づき、継続的な日本サッカーの発展のためにさらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的としたプロジェクトです。
パートナー企業5社とJFAは共に手を取り合い、ユース年代のみならず、大学、シニア、女子、フットサル、ビーチサッカー、技術関連事業まで、日本サッカーの基盤を支える重要な各領域において、さまざまな施策を講じています。
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