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JFAエリートプログラムU-13 スペイン遠征(9/14~20)を実施
2016年09月23日
ARC Madrid Football Cup 2016 vs Sporting de Portugal(POR)
2016年9月17日(土) キックオフ時間 17:50 試合時間 20分×2本
Polideportivo Valdelasfuentes(スペイン)
U-13日本選抜 1-0(1本目1-0、2本目0-0)Sporting de Portugal(POR)
得点
16分 小室愛樹(U-13日本選抜)
1本目
GK:高橋楓
DF:清水和馬、福原陽向、恒岡大雄、吉田来綺
MF:小室愛樹、木戸柊摩、山根陸、本田真斗
FW:中村仁郎、安田虎士朗
2本目
GK:高橋楓
DF:清水和馬、福原陽向、恒岡大雄、吉田来綺
MF:小室愛樹、木戸柊摩、山根陸、本田真斗
FW:中村仁郎、安田虎士朗
交代
33分 本田真斗 → 中村尚輝
ARC Madrid Football Cup 2016 vs FC NORDSJAELLAND(DEN)
2016年9月18日(日) キックオフ時間 21:10 試合時間 20分×2本
Polideportivo Valdelasfuentes(スペイン)
U-13日本選抜 0-2(1本目0-0、2本目0-2)FC NORDSJAELLAND(DEN)
得点
33分 失点(FC NORDSJAELLAND/DEN)
37分 失点(FC NORDSJAELLAND/DEN)
1本目
GK:福井レオナルド明ドンサントス
DF:木戸柊摩、植田陸斗、恒岡大雄、山本凜
MF:清水和馬、根木賢聖、本田真斗、高橋蒼天
FW:佐藤大晴、中村尚輝
2本目
GK:福井レオナルド明ドンサントス
DF:木戸柊摩、植田陸斗、恒岡大雄、山本凜
MF:清水和馬、根木賢聖、本田真斗、高橋蒼天
FW:佐藤大晴、中村尚輝
交代
26分 高橋蒼天 → 中村仁郎
26分 佐藤大晴 → 小室愛樹
26分 根木賢聖 → 山根陸
ARC Madrid Football Cup 2016 vs Sevilla(ESP)
2016年9月19日(月) キックオフ時間 10:00 試合時間 20分×2本
Polideportivo Valdelasfuentes(スペイン)
U-13日本選抜 1-0(1本目1-0、2本目0-0)Sevilla(ESP)
得点
19分 山根陸(U-13日本選抜)
1本目
GK:高橋楓
DF:植田陸斗、福原陽向、恒岡大雄、吉田来綺
MF:中村仁郎、木戸柊摩、山根陸、根木賢聖
FW:高橋蒼天、安田虎士朗
2本目
GK:高橋楓
DF:清水和馬、福原陽向、恒岡大雄、吉田来綺
MF:中村仁郎、木戸柊摩、山根陸、小室愛樹
FW:高橋蒼天、安田虎士朗
交代
15分 植田陸斗 → 清水和馬
19分 根木賢聖 → 小室愛樹
35分 中村仁郎 → 本田真斗
35分 高橋蒼天 → 中村尚輝
38分 安田虎士朗 → 佐藤大晴
38分 吉田来綺 → 山本凜
レポート
9月14日(水)から20日(火)にかけて、JFAエリートプログラムU-13スペイン遠征を実施しました。
今回は、マドリードにて開催された「ARC Madrid Football Cup 2016」に参加し、3日間の大会で各国の強豪クラブチームと8試合を消化しました。
今回はゲーム中心となり、これまでに2度行った国内キャンプの成果を発揮するよい機会となりました。
JFAエリートプログラムでは、「個の育成」と「選手の自立」に働きかけています。ナショナルトレセンU-13/U-14の活動とリンクしながら、能力の高い選手に対し良い環境と良い指導を与え、より高いレベルの中で切磋琢磨することで、さらに能力を引き上げることを目的としています。
監督・選手コメント
山橋貴史 監督
2016年度3回目のU−13エリートキャンプは海外遠征としてスペインマドリードカップに参加しました。これまでの活動からの選出に加え、地域から推薦された総勢18名(うちGK2名)の選手で参加しました。初めて海外遠征を経験する選手もいましたが大きな問題もなく無事に帰国することができました。今回の遠征は、これまでの活動で積み重ねてきた動きながらのテクニックを生かし、さらにチームとして意図的な攻撃と守備を海外の選手相手にどこまでできるかを試す機会としました。トレーニングは現地到着後に1回のみ実施。トライアングルパスの後、2対2+フリーマンでは動きながらのテクニックを確認、5対5のポゼッション、9対9のゲームでは攻撃・守備に加えセットプレーの確認をしました。
大会にはスペイン以外のクラブチームや代表チームも参加していました。様々な国のチームと対戦できたことは選手たちの良い経験になったと思います。結果は24チーム中3位。守備では、大会を通してボールを奪いに行く意識が高く、前線から制限をかけて中盤の高い位置で奪うことができました。また、ロングパスに対してもCDFが跳ね返しチャレンジ&カバーも安定していました。DF背後に出されたボールの対応とカウンターを受けないリスク管理、受けた時の対応は課題として残りました。攻撃では、止まってプレーしたり、引き付けすぎて相手に引っかかったり、コンタクトに負けることがありましたが、徐々に慣れてくると動きながらプレーして自分たちで意図的にボールを動かし主導権を握る試合が増えました。アタッキングサードでのプレーの質は引き続きの課題です。オフザピッチでは、ホテルの過ごし方も落ち着いていて食事もしっかり取り体重が減る選手はいませんでした。
最終日はレアルマドリードの本拠地であるベルナベウスタジアムを見学。タイトなスケジュールでしたが、選手はタフにプレーをして一回り成長したと感じます。海外の選手たちと試合をした経験で、動きながらプレーすることの重要性を実感できたと思います。今後も日常的に習慣化してもらいたいです。最後に、大会はよくオーガナイズされたものであり貴重な経験をできたことは今後の選手たちに良い経験となりました。多くの関係者がサポートしてくれたおかげで無事に活動を終えて帰国できたことを報告します。ありがとうございました。次回の活動である12月の日韓交流に向けて、選手たちには日常を大切にしてもらいたいと伝えて解散しました。
植田陸斗 選手(京都サンガF.C.U-15)
今回の海外遠征では、On the PitchもOff the Pitchもとてもいい経験ができました。On the Pitchではフィジカル的に相手が上回る中で、どうすれば勝てるのかを考えながらプレーしました。試合を重ねるごとにフィジカル面は慣れたものの、1つ1つのプレーの質を比べると日本はまだまだだと感じました。Off the Pitchでは、食べたことのない料理も出てきたけどしっかりと食べることができました。時差ボケも経験し、なかなか寝付けなかったです。それでも将来海外でプレーしたいので、今回のような経験ができて本当に良かったです。
木戸柊摩 選手(コンサドーレ札幌U−15)
今回の遠征で、海外の選手たちの特徴やプレーする環境などON、OFFともに多くのことを学ぶことができました。海外に行くには長い時間飛行機に乗って移動しなくてはならなかったので、とても疲れが溜まりましたが、到着後のトレーニングでなまっていた身体をほぐすことができました。
大会の最初の試合はアトレチコ・マドリードと対戦し、この試合で海外のサッカーを体感することができました。試合を重ねるごとに、相手のサッカーにも慣れたことで、自分たちの得意なプレーも出すことができました。準決勝で敗れたデンマークのチームは、トップに速くて強く決定率の高い選手がいて、その選手を止められなかったことが敗因だと感じました。3位決定戦ではスペインのセビージャが相手でした。細かいパスワークに対し、粘り強い守備をして、日本の得意のポゼッションやテクニックでゴールを奪い1-0で勝利することができました。
この遠征を通じて、自分が海外で通用する部分が見つかった一方で、まだまだ改善が必要なことも見つかりました。その点を普段の練習から意識して改善できるように努力を続けたいと思います。この大会でMVPを獲れたことは自分にとっても自信になったし、誇りに思います。今後もプレーや声でチームを引っ張っていけるよう、今回の遠征の経験をいかし、一段とレベルアップできるよう努力を続けます。
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