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JFAアカデミー堺 夏休みを終えて
2016年08月31日
JFAアカデミー堺の選手たちが8月24日夜、翌日に控えた2学期の始業式のため、アカデミー寮に帰ってきました。夏休み中はそれぞれが所属チームで活動し、学校の宿題やアカデミーからの課題に精力的に取り組みました。今年から休みが1週間ほど短縮されたため、あっという間に夏休みが過ぎていきました。2学期は夏までの経験をベースにし、サッカーも勉強も落ち着いて課題に取り組み、じっくりと成果を積み上げていきます。
チーフコーチコメント
加藤賢二 コーチ
7月末にJFAアカデミー堺があるJ-GREEN堺で第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が開催され、今大会にはJFAアカデミー堺から17名の選手が参加しました。なかにはアカデミー生同士の対戦カードもありました。全国大会という真剣勝負の中で自分の立ち位置を確認し、自分なりの成果と課題を見つけてくれたことと思います。また、1年生はアカデミー入学後初の夏休みということで、時間の使い方に苦労したようです。2年生はより集中してサッカーに取り組み、3年生は希望する高校への体験練習会に参加し、サッカーと進路について真剣に向き合う時間を持つことが出来ました。2学期からは新しいプログラムへの取り組みも始まります。何ごとにも意欲的に取り組む姿勢を貫いてほしいです。
アカデミー生コメント
徳弘海羽 選手(FCヴィトーリア 中1:5期生)
アカデミーに入校して初めての夏休みを迎えました。この夏休みでは、全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会を一番の楽しみにしていましたが、私はそのメンバーには選ばれず、他の遠征に行くことになりました。とても悔しかったし、もっともっと練習しなければいけないと思いました。だから私はこの夏、走り負けしない運動量や当たり負けしない身体、ボールタッチの正確さを身に付けることを課題としてトレーニングしました。まだ未完成ですが、これからもっともっとトレーニングして上達させたいです。
森文佳 選手(INAC神戸レオネッサU-15 中2:4期生)
私は、この夏休みで大きな経験をしました。それは、全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会です。私は全国大会の経験がなく、今回の出場が初めてだったので、不安が大きく自信もありませんでした。しかし、1回戦・2回戦と勝ち進みにつれて、不安よりも楽しさの方が大きくなっていきました。試合は準決勝で敗れてしまいましたが、気持ちを切り替えて、3位決定戦で勝つことができました。今大会での経験から、自分にとって色々な課題が残りました。それらの課題の中で特に直したいのは、シュートと球際の強さです。シュートは、精度やスピードもありますが、ゴールへ向かう意識を高くしてシュートの本数を増やしていきたいです。球際の強さでは、コンタクトスキルを身につけ、相手のボールを奪うために強くなりたいです。2学期では、この2点を特に意識して頑張っていきたいです。
樋口梨陽 選手(セレッソ大阪堺ガールズ 中3:3期生)
夏休みが終わり、振り返ると1番はじめに思いつくのは、全国大会についてです。今まで全国大会のために取り組んできたことを全部出し切ろうと思い、試合に臨みました。1回戦では、試合を通して走りきることができ、自分らしいプレーもできたと思います。ですが、2回戦で敗退してしまい、とても悔しい思いをしました。私は、この試合では出場機会がなく、少しでもピッチに立って、流れの変化を起こし勝利に繋げたかったです。また、今大会だけでなく夏休み期間の試合では、悔しい思いをたくさんしました。でも、悔しかったことが多かった分、自己分析をすることで、自分の課題をたくさん見つけることができました。具体的には、トップの動き方やボールを受けるときの良い準備、フィジカルについてです。この課題を2学期で意識しながらトレーニングに取り組み、少しでも成長できるように頑張りたいと思います。
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