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JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12を開催 ~Vol.1~
2015年08月05日
47都道府県で活動しているU-12トレセン参加選手・指導者が一堂に会した研修会「JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12」を7月29日から8月2日の間、4泊5日で御殿場高原時之栖および時之栖スポーツセンターで開催しました。
本研修会は試合、トレーニングのみならず、オフザピッチでのプログラム及び指導者、保護者との関わりを通じて、この年代のフットボールのグランドデザインについて総合的に考える場とすることを目的として行われました。
集合初日のトレーニングは、各都道府県サッカー協会(FA)に実施。選手たちは移動の疲れも見せず、明日から始まる試合に向け、元気に汗を流していました。
開会式は時之栖と裾野の会場ごとに行われ、それぞれ山口隆文 JFA技術委員長(育成担当)と池内豊ユースサブダイレクターより、トレセン選手としてクリエイティブでたくましい選手になるための心構えや、トレセンでの約束などの話がありました。また、ご協賛いただいているコカ・コーラさんからの給水セミナーでは、どのように給水をしたら効率的かという話があり、選手たちは翌日からの試合やトレーニングのために真剣に話を聞いていました。
2日目は午前、午後とも試合が行われ、選手・指導者ともに夏の暑さや突然の夕立ちにも負けずに真剣にプレーをしていました。
ユースサブダイレクター コメント
池内豊 氏
全国U-12年代のサッカー協会(FA)トレセンから選考された768名を中心に、この年代に携わるすべての人たちが日常の環境充実に向けての研修を行いました。各FAの準備はさまざまでしたが、全国でのそれぞれの自分たちの立ち位置を知ることは研修期間で達成できたと感じています。期間中に指導者の選手への働きかけで大きく変化したFAや、選手選考が良く特徴のある選手たちが、自分たちの課題を研修会を通して見つけることができていたFAもありました。この経験を日常に生かすために選手も指導者も次の目標設定をすることがこの研修会の1つの狙いであり、「個の育成」をみんなで考える良い機会になったことは間違いないと思います。5日間の研修会で、引率してもらった指導者のほとんどが、自分の仕事を持ちながらも、選手のために参加してくれたことに感謝申し上げます。