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JFAエリートプログラム女子U-14中国遠征 AFC U-14 Girls’ Regional Championship 韓国代表に競り勝つ

2014年06月04日

JFAエリートプログラム女子U-14中国遠征 AFC U-14 Girls’ Regional Championship 韓国代表に競り勝つ

AFC U-14 Girls' Regional Championship 2014 [East region]
2014年6月3日(火)現地時間17:00キックオフ 35分
中国足球訓練基地(中国/北京)

U-14日本女子選抜 2 - 1(前半1-0、後半1-1) U-14韓国女子代表

得点
6分 轡田歩(U-14日本女子選抜)
40分 失点(U-14韓国女子代表)
57分 三浦晴香(U-14日本女子選抜)

スターティングメンバー
GK:伊能真弥
DF:井上萌、青木春佳、柴山史菜、武田あすみ
MF:田村鈴香、山田ひかり、十川ゆき、中村萌愛、轡田歩
FW:三浦晴香

サブメンバー
GK:山下莉奈
MF:根津茉琴、真木悠花、土肥穂乃香、原海七、遠藤純
FW:林涼香

交代
16分 田村鈴香 → 根津茉琴
36分 中村萌愛 → 原海七
55分 十川ゆき → 遠藤純
68分 三浦晴香 → 真木悠花

マッチレポート

準決勝はAグループを苦しみながらも粘り強く勝ち上った日本と、Bグループを圧倒的な強さで勝ち抜いてきた韓国との対戦となりました。
前半立ち上がりから互いに中盤をコンパクトに保ち、チャレンジとカバーを繰り返す激しい攻防から一進一退の展開となりました。日本は6分に相手のペナルティエリア内でボールをカットし、一瞬の隙をついて11轡田選手が先制ゴールを上げました。その後、13分に攻撃の起点となっていた20田村選手がケガで交替し、相手の組織的な守備を崩すことができず、前半終了となりました。
後半に入り、韓国はチーム全体での守備意識を強め、速いプレッシャーと球際の激しさからボールを奪い、奪ったボールをサイドのスペースとDFラインの裏へ運び、日本ゴールへ迫り、40分に同点としました。その後、徐々に守勢に回った苦しい時間帯は、チーム全体が堅実な守備を繰り返すことでしのぎました。そして57分、相手の厳しいプレッシャーを受けながらも自陣のスローインからのボールを確実につなぎ、11 轡田選手からのパスを16三浦選手が絶妙なファーストタッチで相手DFをかわし、ミドルシュートでゴールを上げ、決勝進出を決めました。
相手の激しいプレッシャーとパワフルな攻撃を受ける中、心身ともに崩れることなく、前向きに闘えたことは、日本の特長として挙げられると同時に、そのプレッシャーを打開していくテクニックの質の追求が課題として残りました。

コメント

三浦晴香 選手(埼玉県:浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)  
私はFWで試合に出ました。去年韓国と2試合やってどちらとも負けてしまったので、勝ちたいという気持ちが強かったです。後半に同点に追いつかれたとき、私は絶対に点を取るという気持ちでした。そのために、周りを観ることを意識しました。周りを観ることで相手の位置が見えてフリーでボールを受けることができました。追加点を取ったときもフリーで受けてキーパーの位置も見えていたので点を取ることができたと思います。
明日の決勝は朝鮮民主主義人民共和国とやります。一回やって負けたとき、すごくくやしかったので、今度は勝ちたいです。そのために、今日良かったプレーを続けて悪かったプレーは改善できるようにしたいです。

十川ゆき 選手(福島県:JFAアカデミー福島)  
今日は準決勝で、去年試合をして負けた韓国と対戦しました。韓国はスピード、パワー、テクニックがあり、すごく強かったです。私はボランチで試合に出場しましたが、連戦のせいか、身体が思うように動かなかったので、途中からはいつもより周りを観て、頭の回転を速くしようと意識しました。周りを観れているときは、裏へスルーパスを出すことができました。でも、もう一歩、後ろへ角度を取っていたり、守備に変わったときにすぐに切り替えを早くしたりすれば良かったなとたくさん反省点があります。
良かったプレーもあったので、そこは明日の決勝に生かし、反省点はできる限り改善できるように、今日はしっかりとストレッチをして早く寝て、明日に良いパフォーマンスが出せるように準備します。明日は予選で負けた朝鮮民主主義人民共和国との試合なので、絶対に勝って優勝したいです。

青木春佳 選手(埼玉県:浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)
今日は攻守の切り替えがあまり早くできず、ボールを奪った後、また守備をすることが多かったです。でも、サッカーは勝負なので、この試合で勝利という結果が残せたのは、とても自信になりました。
自分はDFなので無失点におさえたかったです。失点した後、チームの雰囲気をよくするための声をかけることや、DFラインのコントロール、1対1の対応を意識できたので良かったです。でも、ラインの上げ下げでまだできていないことがたくさんあるので直したいです。
決勝は予選でも戦った朝鮮民主主義人民共和国です。もちろん守備では無失点に抑えたいです。絶対優勝します!

 

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