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キヤノン ガールズ・キャンプ 第1回キャンプが終了
2014年05月24日
記念すべき、第1回「キヤノン ガールズ・キャンプ」は5日間を通じて天候に恵まれ、また最後のトレーニングまで誰ひとり欠けることなく、57人全員の選手がプログラムをやり遂げることができました。
最終日に行った8対8のゲームでは、サッカー理解が進み、同じグループの選手とも仲良く理解しあえたことで、初日とは比べ物にならないくらい、元気で活発な声が出ていました。また、自信を持って自分の得意なプレーを発揮し、トレーニングとしたことに積極的にチャレンジする姿が見られました。
最後のクロージングでは初日から取り組んだことを写真を見ながらおさらいし、濃く短い、そして楽しい時間であったことを共有しました。
今回は初めての試みであるともに、「エリートプログラムとは何か」を改めて確認する機会となりました。エリートプログラム開始当初の定義やこれまでの活動の様子を振り返り、10年以上の積み重ね、その第1期生が初めてワールドカップに出場するこの年だからこそ、選手育成の中軸であるこの事業に使命感を持って取り組んでいくことがスタッフ間で再認識されました。(写真:初めての海外遠征で中国の記者からインタビューを受ける柿谷選手と齋藤選手)
小学生から中学生に移る女子選手にとって重要な時期の、もう1つの新しい事業「キヤノン ガールズ・エイト ~JFA地域ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会」は9月の北海道開催を皮切りにスタートします。「キヤノン ガールズ・キャンプ」に向けての選考の場の1つでもあるこの大会にも、たくさんの未来のなでしこたちが出場します。「キヤノン ガールズ・エイト」にもぜひご注目ください。
スタッフコメント
浮田あきな コーチ(ナショナルトレセンコーチ北海道女子担当)
トレーニングの他にミーティングやレクチャーなど、ハードなスケジュールではありましたが、選手は積極的に取り組み、多くのことを学んでくれたと思います。そんな中でも担当したグループの選手たちは、とても元気よくパワーあふれる選手が多く、私としても楽しむことができました。
淀川知治 コーチ(ナショナルトレセンコーチ関東女子担当)
初めてのキャンプで不安や緊張があっただろうが、選手たち自ら積極的に活動してくれた。
トレーニング・ゲームでは上手くいかないところもあったが、サッカー理解が少しずつ積み上がっていき、5日間でも選手の変化を感じることができた。
この変化が、これからの活動への刺激やきっかけとしてつながっていってくれればと思う。
加藤賢二 コーチ(ナショナルトレセンコーチ東北女子担当)
参加した多くの選手がこれまでに経験したことのないトレーニングキャンプを過ごしたと思います。緊張感あふれる中でのスタートでした。57人が3グループに分かれて最高のコンディションのピッチでトレーニングや試合を通し、テクニックやセンスを刺激し合い、夜には良い選手になるためのヒントが詰まった講義を聴き、サッカーに対する意識を高め合うことが出来ました。つい先日のFIFAU-17女子ワールドカップで優勝したメンバーが直接、参加した選手たちに語りかけてくれたことは忘れられない思い出となり、自分自身の近い将来の活躍を心に誓ったことと思います。
小学生から中学生になり、大人のサッカーの入口に立った選手たちにとって、とても濃密な5日間であったと思います。そしてそのサポートをしたスタッフ、講習会に参加された地域の指導者の皆様には、選手たちの未来がとても明るいものに見えたのではないでしょうか。
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