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12期生USA CAMP(その1)〜JFAアカデミー堺ダイアリー〜
2025年01月30日
12期生(中学2年生)のUSA CAMPがスタートしました。過去にはCAMPの出発数日前にインフルエンザに罹ってしまい参加できなかった選手もいたので、それぞれが体調管理に努めることが一番の課題でした。昨年末からアカデミー寮内では体調を崩す選手が多く、このUSA CAMPに全員が参加できるのか不安視されていましたが、みんながこのUSA CAMPに対して高いモチベーションを維持できたお陰で全員が健康で元気に出発の朝を迎えることができました。
目的地であるサンフランシスコには伊丹空港から成田空港を経由して向かいます。成田からサンフランシスコまでは9時間程度のフライトです。今回が初の海外というだけでなく初飛行機という選手もいて緊張感がMAXの選手もいましたが、国際線の機内ではみんながとてもリラックスした様子で、映画を見たり音楽を聞いたりしながら過ごし、あっという間にサンフランシスコに到着しました。
成田空港の出発前
サンフランシスコの空港にてヨバンさんとケンさんのお出迎え
サンフランシスコ空港では現地で我々をお世話してくれるヨバンさんとケンさん、リッキーさんが車で迎えに来てくれていました。車に荷物を積んでまずはホテルに向かいます。渋滞に巻き込まれることなくスムーズにホテルに到着しました。J-GREENを出発したのが29日のAM11:00で日本とは17時間の時差があるサンフランシスコのホテルに到着したのが同じく29日のAM11:00。約17時間の長旅でした。
チェックインできる時間までホテルに荷物を預けてランチに向かいました。アラメダ地区の飲食店が集まるエリアで各自が好きなお店に行っていいよということにしてスタッフはスタッフで食事をしました。店の窓から選手たちの様子を見ていまししたが、全員で揃って一番近くにあったハンバーガーショップに入っていきました。少し時間はかかっていましたがスタッフの助けもなしで自分たちが食べたいものを注文することができていました。
予想通り全員で同じお店に
食後は近くの公園を散歩してからホテルに戻ってチェックイン。夕食までは部屋で休憩する時間をとりました。夕食にはPM7時にフロントに集合して徒歩で出かけました。休憩時間中に仮眠をとった選手が少なかったのには驚きました。理由を聞くと「この時間に寝たら夜寝れなくなると思って。」とのこと。なかなか意識が高くてよろしい!
公園にて
疲れも見せず遊びます
向かった先のフードコートはここ数年毎回利用しているフードコートで10店舗以上のお店から自分が食べたいものをチョイスできます。お寿司屋さんっぽい日本料理のお店からピザやハンバーガー、スペアリブといったアメリカらしいお店、韓国料理、インド料理、ペルー料理、アイスクリーム屋さんなどさなざまなテイストのお店が集まっていてまずはお店選びが難航しそうです。お昼は全員で同じ店に入っていましたが、今回は数人ずつ分かれて思い思いのお店を選んでいました。慣れないアメリカドルで支払いをするのも貴重な経験です。どのお店も店員さんがとても親切に対応してくれてスムーズに購入できていたようです。でも予想以上のボリュームに苦戦している選手が数名いました。
ちゃんと注文できました
スマホ頼りのメニューのチェック
お目当てのものに出会えたかな?
デザートまでいただきます!(センターは誰やねん?)
食後はホテルに戻り翌日の予定を確認して文字通り長い長い1日が終わりました。それぞれの部屋に戻ったのはPM9時前。お疲れ様でした。緊張感もあってとにかく疲れたことと思います。しっかりと睡眠をとってもらいましょう。時差の影響が出るのはこれからですねー。笑
山口沙耶乃
私はこのCAMPを自分の自信に繋げるCAMPにしようと思います。このような抱負にした理由はオンザピッチ、オフザピッチで一つずつあります。オンザピッチでは自分自身が自信を持ってアピールすることができていないことが多いのでCAMPを通して世界基準に対し通用したこと通用しなかったことを確認し、日本に戻ってその両方と向き合い、長所は活かし課題は克服できるようにしたいと思ったからです。オフザピッチでは閉じこもってしまうのではなく、使える英語をどんどん使い、自分からフレンドリーに交流し、この経験を活かし今後また別の国際交流があった際の自信に繋げたいと思ったからです。この両方を達成するには「挑戦」することが大事になります。だからピッチ内外に関わらず恐れず挑戦し、楽しみながら自分の自信に繋げられるようにします。
蜷川梅乃
私は今回のUSA CAMPで一番に気をつけようと思っているのはコンディショニングです。これまで海外には数回行ったことがあり飛行機での長距離移動、時差、気温など日本と違うことは知っていましたが中々落ち着けませんでした。ですが、アカデミーの事前学習で学んだことを活かし、機内での過ごし方や睡眠時間などをあらかじめ自分で計画を立てたので今は時差ボケはなく体に異常がない状態で生活できています。私のUSA CAMPでの目標はサッカー面では世界レベルを実感し、それをこれからの自分のサッカーに繋げることです。生活面では積極性を持ちたくさんの交流をし日本とアメリカの文化の違いを楽しむことです。慣れない生活がほとんどですが、たくさん楽しみ色々なことを吸収して充実した7日間を過ごしたいです。