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JFAアカデミー熊本宇城 最終選考試験を実施
2018年12月14日
JFAアカデミー熊本宇城は12月7日(金)から9日(日)の3日間にわたって、2019年度入校生の最終試験を実施しました。2009年に開校したJFAアカデミー熊本宇城は、来年度には11期生を迎えます。
受験生は、宿泊を通してアカデミーでの生活を体験したり、グループワークでは仲間と協力して課題を解決する活動を行いました。
また、選考試験の実施にあたり、アカデミーの10期生(中1)が運営をサポートしました。
JFAアカデミーでは、世界基準で活躍する選手になるべく、サッカーはもちろんのこと、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材育成を目指しています。
アカデミー選手コメント
田鍋宏弥 選手(10期生:中1/DEMAIN SOLEIL 福岡)
僕は3日間、受験生のサポートをしました。まず、受験生がアカデミー生と話しやすいように、自分から積極的に声をかけるようにしました。受験生はすぐに慣れてくれて、とても話しやすい雰囲気を作ることができました。受験生がコアエクササイズやムーブメントプレパレーションを行っている時には、ポイントになる部分を手で触ったりしながらアドバイスをしました。またゲームでは、自分がボール拾いを素早く行うことで、受験生がすぐにリスタートすることができたり、少しでも多くプレーできるように工夫してサポートしました。選考試験のサポートをやってみて、今の自分をもっと変えていきたいと考えるきっかけになりました。来年の4月に11期生を迎えるまでに、自分がアカデミーでのルールやマナーを身に付けておかなければ、先輩としてアドバイスができません。自分は面倒くさがりなところがあり、勉強机に物をおいたままにする時があります。これからは常に整理整頓を心がけ、1つ1つの行動をしっかり考えて行動できるようにしたいです。
田丸太陽 選手(10期生:中1/FC KAJITSU U-15)
僕は3日間、受験生が力を100%出し切れるようなサポートにしようと心がけました。そのためには、受験生が安心して過ごせたり、プレーでも力を発揮できるような環境を準備することが必要だと考え、道具や試験会場の準備をアカデミー生で分担して効率よく準備できるようにしました。いざサポートしてみると、受験生への指示が上手くいかないことに気づきました。そこで、自分がスケジュールを把握しておき、受験生が次の行動が遅れそうなときには少し早めに呼びかけ、入室の5分前までに部屋に入るように伝えると、その後は見通しを持って行動してくれるようになりました。食事を準備する時は、手が空いている受験生に対して「次はどうしたら良いのか。他にやれることはないのか。」と受験生に考えさせるようにしました。そうしたら、何も言わなくても一人ひとりが考えて行動してくれるようになりました。今回のサポートを通して、何を、いつまでに伝えておくか、そして状況に応じて自分の考えをどの様に伝えるかの重要さを学びました。これはコミュニケーション能力であり、サッカーでは味方に指示をしたり、自分の考えを伝える時に必要です。今回のサポートで成長できたことを、サッカーの場面でも活かしたいと思います。
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