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JFAアカデミー今治 入校時の「決意表明」を振り返って
2018年11月02日
JFAアカデミー今治は4月に4期生(中1)を迎え、2・3期生とあわせ34名で日々積み上げてきた活動も足早に11月に入り、今年度も残すところ半年を切りました。
アカデミー入校時、選手はそれぞれに大きな夢や希望をもってアカデミーに入校してきました。年度上半期を終えたこの時期に、各自が抱く目標や決意表明に対して振り返り、これからのアカデミー生活をいかに過ごしていくのかを考えてもらう機会を設けました。
今回は3期生(中2)のコメントをご紹介します。
4期生が入校し、アカデミー活動の中でも先輩らしい立ち居振る舞いが見られるようになってきた3期生。今回の取り組みを通じ、日々の活動、また最終学年に向けて、これから残された活動を充実させていきます。
コーチコメント
木村リエ コーチ
平素より、JFAアカデミー今治の活動へのご理解とご協力を頂きありがとうございます。在校生34名は、それぞれの目標・決意を胸に日々、トライ&エラーを繰り返しながら成長しています。ここまでを振り返り3期生(中2)においては、4月に4期生(中1)が入校してきたことで先輩としての自覚が芽生え、自らが下級生のお手本となれるよう取り組む姿勢が見られるようになりました。また、上級生の何事にも100%でポジティブに率先して取り組む姿を追いながら、3期生としての役割を考え少しずつ自信をつけてきていると感じています。現在は上級生から進路活動の話を聞くなどし、自らの進路について考え自分自身と向き合う時間が増えてきています。今、3期生が感じ、経験していることがこれからの自身を考え、つくる、大きなきっかけになります。あと数ヶ月で最上級生になりますが、そのきっかけとなる経験と時間を選手と共有し、ともに全力で取り組んでいきたいと思います。
選手コメント
秋山来実 選手(中2:3期生/アンジュヴィオレBINGO)
私は、入校式の決意表明で、「自身に満ち溢れるプロサッカー選手になれるように頑張ります。」と発表しました。アカデミーでの日々の生活は、自信に満ち溢れるプロサッカー選手になるための土台作りだと思っています。そして、今はその途中です。そんな選手になるためには、サッカーはもちろんですが、学校や生活面での取り組みも大切です。私の将来の夢に少しでも近づけるように、これからの生活は充実したものが送れるようにしていきたいです。そして、常に上を目指し強い気持ちを持って何事にも失敗を恐れずにチャレンジしていきます。
清水日茉莉 選手(中2:3期生/FC今治U-15)
私は今回の振り返りを通して、自分の課題をみつけることができました。まず、生活面です。時間がないと言い訳にして、テスト期間中も少ししか勉強せず成績が安定しませんでした。これからは、毎回のテストで7位以内がとれるように、予習・復習を頑張って取り組みたいです。次に、サッカー面です。私がアカデミーに入校した時に行った決意表明のテーマは、「挑戦」です。これまで、たくさんのことに挑戦することができました。失敗することも多くありましたが、そこから学ぶこともできました。例えば、入校してきた時はインターセプトをするのがとても苦手でしたが、先輩がコツを教えてくれたり、自分で何回も挑戦したので、今では私の得意なプレーとなっています。これからも、苦手なプレーから逃げるのではなく、何度も挑戦していけるように、1分1秒を無駄にせずに自分と戦いたいです。入校してから1年半が経ちました。アカデミーで生活できるのもあと少しです。卒校するまでに、たくさんのことを学び、もっと色々なことに挑戦していきいたいです。
首藤優里 選手(中2:3期生/FC今治ひうちレディース)
私は、入校式で、「自立」をテーマに決意表明を行いました。それから、約1年半が経ちました。生活面では、『積極的に行動すること』、サッカー面では『質にこだわること』が入校したときの目標でした。生活面では、入校してきたときより積極的になることができていますが、まだまだ友達に任せてしまっている部分があるので、友達に頼らず自分で考えて行動していきたいと思います。サッカー面では、少しずつ質が上がってきましたが、細かい部分が雑になってしまっているところがあるので、そこを意識しながらトレーニングをしたいと思います。そして、私の長所をもっと活かしていきたいと思います。学校では、得意な科目の授業は積極的に受けられていますが、苦手な科目の授業は集中できていないこともあったので、どの授業でも積極的に受けたいと思います。また、来年は受験生になります。私が志望する高校に行けるように、目標をたてて勉強をしていきたいと思います。