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山崎製パン工場見学 ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~
2017年03月06日
卒校を約1か月後に控えた6期生(中学3年生)は、2月1日に山崎製パン工場を訪問し、3年間朝食時のパンや補食のパン、誕生会のケーキなどを提供していただいたお礼と今後の進路の報告を行ってきました。
我々が工場に到着すると、我々を出迎えるために芝先工場長をはじめ多くの方々がすでに駐車場で待っていてくださいました。バスの中で選手たちがそれを見て驚いていました。
今回の工場訪問とお出迎えのお礼、挨拶をした後に、まずはいつもパンを届けてくれるバスの前で記念撮影を行いました。
その後に工場内の会議室に通していただきました。下駄箱には我々一人ずつの名前のシールを貼ってくださっており、その細かな心配りとおもてなしに感激いたしました。また会議室に入るまでも事務所にいらっしゃったすべての方々総出で温かく我々を迎えてくださいました。
山崎製パンはパンの業界では後発の会社なんだそうです。それが現在業界をリードしている企業である理由を工場到着直後から垣間見ることができました。
会議室ではまず芝先工場長からこの工場の一日の生産数(約53万個)や種類数(330品目)などを話していただき、今後の選手の活躍にエールを送っていただきました。
今回は特別にご配慮をいただき工場内の見学することができました。諸注意を受けた後、衛生管理上帽子、マスク、白衣を着用し工場内の生産ラインを案内していただきました。
実際にパンを生産している工場内に入るとパンの良い香りがしてきてお腹がどんどん空いてきました。いつもアカデミーで食べているパンがどのような工程で作られているのかを実際に目にすることができ、作り立ての食パンや菓子パンの試食など滅多にできない貴重な体験をさせていただきました。特に作り立てのパンの美味しさは格別で、いくらでも食べれてしまう美味しさでした。
工場内見学が終わった後は、再び会議室に戻り用意していただいた洋菓子をいただきながら、6期生一人ずつが進路先の報告と感謝の気持ちを伝えました。
その中から数人の印象深い挨拶を紹介したいと思います。
林田琉冴(FCKマリーゴールド熊本)
「ヤマザキパンを食べることでパン!とシュートが打て、パン!とパスが出せ、パンパン走ることができました」
松本真弥(太陽SC熊本玉名)
「アカデミーの3年間では辛いことも楽しいことも色々あったのですが、どんな時もヤマザキパンが僕を支えてくれました。本当に辛い時もあったのですが、パンを食べると忘れさせてくれました。本当にありがとうございました。」
高橋宥成(カティオーラ)
「いつもトレーニング前の補食としてヤマザキパンさんの美味しいパンをいただきました。高校ではパンの食べ過ぎでからだがパンパンにならないように気を付けます」
その後は色々な質問をさせていただき、最後にアカデミー生6期生を代表して田尻将太(UKI-C.FC)と德丸陵雅(カティオーラ)より色紙とトレーニングで使用しているウェアをお礼として芝先工場長に贈らせていただきました。
帰りには袋いっぱいのお土産までいただき、多くの方々にお見送りをいただきながら工場を後にしました。
今年度は熊本地震もあり、不安な毎日を過ごすこともありましたがそんなときでも変わらずアカデミーにパンを届けてくださいました。
3年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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