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2016年最後のイベント ~JFAアカデミー熊本宇城 ダイアリー~
2016年12月24日
2016年も残すところあと1週間となりました。
毎日生活しているアカデミー施設の大掃除を終え、施設も心もきれいさっぱり!
清々しい気持ちで新年を迎える準備をしているここ熊本宇城の選手たちです。
2016年のアカデミーでの活動も12月22日で最後となります。
12月は来年度入校予定の9期生の最終選考試験のサポート(8期生)や
入学時からずっと心待ちにしていた修学旅行(7期生)、
受験に向けた最後の三者面談(6期生)などあっという間に年末を迎える慌ただしい毎日を送りました。
そんな慌ただしい日々の中、12月ということもありクリスマスパーティーを選手たちが企画し、21日に実施しました。
当日は学校から下校後のタイムスケジュールを自分たちで決め、
勉強時間、英会話、コミュニケーションスキルの時間をしっかりと確保してからパーティーの準備を行いました。
準備万端で迎えたパーティーは、恒例になりつつある7期生、菊地佑弥(ソレッソ熊本)による乾杯の音頭により幕開けです。
今回もしっかりとみんなの期待に応えてくれました。
そしてこのパーティーのオープニングを飾ってくれたのは8期生、徳永拓夢(FCKマリーゴールド熊本)による「恋ダンス」
「いつ練習したの?」って聞きたくなるほど今流行りのダンスを完璧に踊りきり、全員から拍手喝采を浴びていました。
そのあとはみんなでお菓子を食べながら、クリスマスプレゼントをゲットできるビンゴ大会を行いました。
今回司会をしたのは6期生の德丸陵雅(左:カティオーラ)と林楓雅(右:ブレイズ熊本)ですが、
彼らが出す数字がカードになかったり、なかなかビンゴにならない数字だったりしたため、
大きなブーイングを浴びながらの進行となりました。
そんな中、一番最初にビンゴを達成した今年最後のラッキー男は6期生の村上民旺(ソレッソ熊本)。
不思議なことにひとりがビンゴを出せば続々とラッキーマンが現れ、あっという間に用意したプレゼント数の15名に達しました。
プレゼントに群がる今年最後のラッキーマンたち
今回のクリスマスパーティーでは、もうひとつ大切なイベントがありました。
ここ熊本宇城で4年間トレーナーとして選手の心身両面でのケアを行ってくれていた大津賀さんを次のステージへ送り出すことです。
事前に各学年で用意した寄せ書きを、各学年の代表者が感謝の気持ちを伝えながら手渡しました。
大津賀さんは、
「夢はいくつになっても持ち続けていたい。自分がプロのトレーナーとして、
プロ選手になったみんなとまた一緒に仕事ができることが新たな夢になった」
という言葉をアカデミー生にかけてくれました。
リハビリは選手にとって「サッカーがやりたくてもやれない」我慢の時間であり、
地味なプログラムを地道に続けることでしか復帰への道は拓けません。
そのときに全ての選手に寄り添い、温かく、そして厳しく一番傍で見守ってくれていたのが大津賀さんでした。
そんな大津賀さんとのお別れは選手にとって本当に寂しいものですが、
大津賀さんの夢に向かって力強く進んでいく姿から、改めて大切なことを教えてもらった気がします。
4年間、本当にありがとうございました。
2016年も本当にたくさんの方々に支えていただきながら、無事にアカデミー活動を終えることができました。
今年は熊本地震があり、当たり前の日常を送ることがどれだけ幸せなことかを身をもって学ぶことができました。
2017年もアカデミー生全員が心身ともに健康で、夢に向かって迷わず進んでいけるようにサポートしていきたいと思います。
2017年もアカデミー熊本宇城をよろしくお願いいたします。
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