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JFAアカデミー熊本宇城 12期生が知覧特攻平和会館を訪問しました

2023年02月27日

JFAアカデミー熊本宇城 12期生が知覧特攻平和会館を訪問しました

JFAアカデミー熊本宇城12期生(中3)は2月23日(木・祝)、知覧特攻平和会館を訪問しました。

見学を通して、日々の生活の中での感謝の気持ちを持つことの大切さ、世界平和の大切さを感じる機会となりました。

アカデミー生コメント

板井 夢天 選手(12期生/中3/IBUKI北九州)

戦争は絶対に起こしてはいけないと感じました。知覧特攻平和会館には、特攻に行く前に書いた遺書がたくさんありました。
その内容はどれも悲しく、家族の大切さを改めて感じるものでした。
特に印象に残ったのは、特攻に行くお父さんのために、先に命を絶ったお母さんと、長女と次女の話です。
特攻に志願したお父さんがなかなか受け入れてもらえず悩んでいた時に、「私たちがいたら特攻できない」と考え、
家族で荒川に身を投げたという実話を聞きました。
僕は、とても悲しくなり、家族の絆について考えるものがありました。
この経験を大切にすることで、戦争の虚しさを次の世代につなげ、二度と同じようなことが起こらないようにしたいです。

 

嶋田 健伸 選手(12期生/中3/ブレイズ熊本)

知覧特攻平和会館で感じたことは、日本のために「必死」の覚悟で特攻隊に行くことを誇りに思っていたことです。
特攻で日本の戦況が良くなり、家族や大切な人の命が守れるのなら自分の命を捨てるという覚悟を目のあたりにして、
自分がその立場になった時にすごく迷うだろうなと思って心が苦しくなりました。
そして、特攻隊は殆どが少年兵ということを知り、もっと胸が痛くなりました。
自分より少し年上の高校生や大学生の方たちが、
飛行機に乗って沖縄に向かう2時間半の間で死にたくないという恐怖もあったと思うけど、
それを表に見せずに笑顔で向かったのは本当に尊敬すべきことだと思いました。
でも、戦争をすることや簡単に人の命を奪うのは間違っているし、絶対に戦争は起こしてはならないと思います。
特攻にいった人たちは、これからの日本の発展を生き残った方々や僕たちに託してくれたと思うので一生懸命に生きたいです。

 

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