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JFAアカデミー熊本宇城 決意表明、目標を振り返って
2023年02月23日
梅の花が咲き始め、春が待ち遠しい時期になりました。
3年生は卒校式に向けて、在校生は進級に向けて準備が始まっています。
そこで選手たちが入校時に掲げた決意や昨年の目標を振り返り、新たな目標を設定しました。
アカデミー生コメント
中山田 愛生 選手(12期生/中3/太陽スポーツクラブ熊本玉名)
僕の強みは、ゴールプレイヤーとして攻撃に関わることです。
僕は小学校の頃から現在まで、ゴールキーパーとフィールドプレーヤーの両方をプレーしています。
フィールドプレーヤーを経験してきたからこそ、プレッシャーのある中でもパスやコントロールの質が向上し、
ゴールプレーヤーに求められる攻撃の関わりを発揮できる場面が増えたと思います。
この先の進路でも、自分の強みを最大限に活かし、勝利に貢献できるゴールプレーヤーになります。
金丸 空高 選手(13期生/中2/ソレッソ宮崎)
今年の目標は、相手を見てサッカーをすることです。
昨年を振り返ると、僕がセンターバックとしてプレーしたときに、
攻撃のビルドアップでは味方からパスを受けても前に運べず、ゴールに進むことができない場面が多かったです。
その理由は、目的を持たないままサポートポジションをとっていたからだと思います。
チームとしてビルドアップの状況だったら、自分がゴールキーパーからパスを受ける位置は、
相手FWのラインを越えてパスを受けることができたり、
ファーストタッチで相手を越えることができるポジションと体の向きが必要です。
そのためにはパスを受ける前に相手を見ておくことが大切で、
相手の変化に応じて良いポジションを取り続けることが駆け引きだと思います。
つまり、自分が相手の背後を取ろうとしたときに相手が下がれば手前の位置で受けたり、
幅を有効に使うなど、できるだけフリーの状態でパスを受けること、
その目的を持ってプレーすることが大切なことに気づきました。
そして自分だけでなく、味方の動きを利用してスペースを使ったり、
フリーの選手を作り出せばワンツーや3人目の動きで選択肢を増やすことができ、
味方と連携して簡単にボールを前に運ぶことができると思います。
だから今年の目標は、相手を見てサッカーをすることにしました。
そのために必要なテクニック、プレーする前の準備、ボールを受けるタイミングの3つを意識して、
更に成長できるように頑張ります。
宮本 万慧(14期生/中1/ブレイズ熊本)
「決意表明 ~ フェアプレー ~」
僕はJFAアカデミーでの三年間で、フェアプレーの精神を身につけます。
僕にとってのフェアプレーとは、正々堂々と戦うことだと思います。
サッカーは相手がいないと成り立ちません。
チームのコーチや親への敬意を払うことはもちろんのこと、レフェリーや相手にも敬意を払える人間になりたいです。
その上で試合や練習などで全力を尽くし、ファール無しで戦います。
仮にファールを取られてしまっても、レフェリーの意見を尊重し、素直に受け入れることができる人間になりたいです。
アカデミーというサッカーに集中して取り組める環境を与えてもらうことができたので、
正々堂々と戦うというフェアプレーを身につけ、プレミアリーグで活躍するという将来の夢に一歩ずつ近づいていきたいです。