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JFAアカデミー熊本宇城7期生 山崎製パン熊本工場を見学
2018年03月06日
JFAアカデミー熊本宇城7期生(中学3年生)は、2月28日(水)に山崎製パン熊本工場を見学しました。この見学の目的はアカデミーに3年間提供していただいたパンとケーキのお礼を伝えることと、日頃食べているパンには多くの手間暇がかかっていることを工場見学を通して実際に知ることでした。
工場長をはじめとする社員の方々から温かい歓迎をいただき、工場内の見学だけでなく、山崎製パンの歴史や理念を学ぶことができ、選手たちにとって有意義な経験となりました。
JFAアカデミーは世界基準で活躍する選手を育成する取り組みとして、サッカーはもちろん、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材の育成を目指しています。
指導者コメント
須藤啓太 JFAアカデミー熊本宇城U-15コーチ
選手、スタッフ一人一人のネームプレートをご用意いただき、細かな配慮に感激しました。工場内見学中には発酵中のパンの匂いを嗅いだり、出来たての食パンを味わったりと貴重な経験をさせていただきました。改めて多くの方々の支えのもと、今のアカデミー生活があることに感謝する機会となりました。
アカデミー生コメント
上田瑞季 選手(7期生:中3/UKI-C.FC)
僕は山崎製パン工場見学で感じたことが二つあります。一つ目は感謝です。工場内では手作業でパンを仕分けしている方がいましたが、一人で一日一万五千個のパンを扱うそうです。いつも何気なく食べているパンには大変な苦労があることを知り、改めて感謝の気持ちを持たなければいけないと感じました。二つ目は礼儀です。工場内に入ると挨拶が徹底されていることに驚きました。大きな声での挨拶は大変気持ちの良いもので、人に元気を与え、笑顔にする力があると思いました。日頃の礼儀の徹底がブランド価値を高め、長期間に渡って活躍できるのだと感じました。夢を叶えるためには多くの困難があると思いますが、何事にも一生懸命取り組むことが大切なのだと工場見学を通して学びました。
松添大輝 選手(7期生:中3/VALENTIA)
「何事にも全力でやる人がいてそれを実現できる環境(機械)があること、そして他の会社と違うことをすること」。僕が「数あるパンの製造会社で他の会社に勝つための秘策は何ですか?」と質問した際、芝先工場長にお答えいただいた内容です。これはサッカーにも通じることだと思いました。周りの人と同じ練習をしていても周りの人と同じ結果しか得ることができません。人よりも多くの時間を練習に費やす、同じ内容の練習でも質を追求することの積み重ねで人よりも大きく成長できると思います。今回の工場見学で感じたことをこれからも意識していきます。