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JFAアカデミー熊本宇城 5期生卒校式が行われる
2016年03月16日
JFAアカデミー熊本宇城 平成27年度5期生の卒校式が3月12日(土)、宇城市総合文化センター・ラポートで行われました。
来賓や保護者、所属チーム関係者、在校生など多くの方々に見送られ、5期生18名が次のステージへと巣立っていきました。
大仁邦彌 日本サッカー協会会長は、今後の活躍に期待を込め、「三年間で学んだJFAアカデミーのフィロソフィーを胸に、培ってきた協調の精神、チャレンジ精神、リスペクト精神を忘れず、これから大きく羽ばたいて欲しい」とエールを送りました。
選手コメント
吉岡涼斗 選手(JFAアカデミー熊本宇城 中3・5期生)
アカデミーでは良い環境で三年間取り組むことができ、特に寮生活で過ごしたことが貴重な経験になりました。生活面では、親に手伝ってもらっていたことが自分の力でできるようになりました。食事や洗濯、勉強など、サッカーのために規律正しい生活を送る行動がとれるようになりました。アカデミーで身につけたことを、所属チームや代表チームでの遠征時に役立てることができました。サッカー面では基本的なことを伸ばすことができました。三年間支えていただいた多くの方々への感謝を忘れず、高校でも生活面やサッカー面で両立できるように頑張りたいです。
吉田健人 選手(JFAアカデミー熊本宇城 中3・5期生)
夢を持つ仲間と三年間過ごしたことは貴重な経験になりました。特にアカデミーのフィロソフィーを意識して生活してきたことで、何事もポジティブに捉えられるようになり、リーダーシップを持って行動することもできました。3年生時のタイ遠征では、文化の違いに触れるだけでなく、どのような環境下でも自己管理ができるような厳しさを学びました。三年間を通して自分を成長させてくれたアカデミースタッフ、そしてアカデミーに送り出してくれた家族にも感謝しています。アカデミーで学んだことを高校でも生かし、夢に少しでも近づくための努力を続けていきます。
江川湧清 選手(JFAアカデミー熊本宇城 中3・5期生)
中央アジア大会にアカデミー福島との合同チームで出場した経験が思い出に残っています。海外のチームと対戦した時に、普段のトレーニング以上のプレッシャーを感じてしまい、満足にテクニックを発揮できませんでした。アカデミーで言われ続けたコントロールやパスの質、常に観ながら、動きながらプレーすることの重要性を再確認できただけでなく、相手から簡単に弾き飛ばされないよう体幹トレーニングへの意識も変わりました。アカデミーの生活では、運営委員としてアカデミーをより良くするための活動も行ってきました。自分たちが築きあげてきたものを後輩たちがさらに良いものにするために、これからも努力を続けて欲しいと思います。最後に、三年間を通してサッカーだけでなく、いろんなことへの取り組む姿勢を教えてもらったアカデミースタッフに感謝しています。ありがとうございました。
水野畝蓮 選手(JFAアカデミー熊本宇城 中2・6期生)
今回、送辞という大事な役割を担当しました。今までお世話になった5期生へ感謝の気持ちを込めて発表することができました。5期生との思い出はたくさんあります。送辞を作成するにあたって、時間はかかりましたが、何をどのように伝えたら良いかをしっかり考えて作ることができたと思います。これからは5期生から学んだことを生かし、仲間と協力してより良いアカデミーを作っていきたいです。
※JFAアカデミー熊本宇城は、スポーツ振興くじ(toto)の助成を受けて活動しています。