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JFAアカデミー今治 親子プログラムを実施
2018年11月09日
JFAアカデミー今治では11月4日(日)に、選手と保護者がともに学ぶ「親子プログラム」を実施しました。「親子プログラム」では、ともに実践を交えながら学ぶことにより、アスリートの成長期におけるからだやこころの変化に対して、また卒校後の継続したセルフコンディションの実践に対して、選手自身ではもちろん、家庭でも柔軟かつ継続的に対応できる知識を身につけることを目的としています。
毎年1回開催しており、3回目となる今回は、各学年に分かれて受講し、学年に沿った専門的な内容を学びました。
今回は「栄養・食育」、「コンディショニング」、「障がい者スポーツ」の3つのテーマについて実施。「栄養・食育」については、管理栄養士・公認スポーツ栄養士の大田美香氏(スポーツニュートリションM代表)より、自己管理の重要性と食事の大切さを学びました。
「コンディショニング」については、本アカデミーの松本小葉トレーナーより、コンディショニングの目的や日々の生活での心がけを学び、2期生、3期生はペアマッサージの方法についても学びました。
「障がい者スポーツ」では、愛媛県パラスポーツ・コーディネーターの幸田裕司氏(一般社団法人愛媛県ネットワーク協会代表理事)と障がい者スポーツ地域コーディネーター東予地区担当の大西美穂氏より、障がい者スポーツの基本的な知識を座学で学んだあと、実際にブラインドサッカーを体験しました。ボールの音とガイドの声だけを頼りにドリブルやパス、シュートに挑戦しましたが、いつも行っているトレーニングとの違いを実感し、楽しみながらもなかなか思うようにできず苦戦していました。
アカデミー生コメント
髙取遥香 選手(中3:2期生/愛媛FCレディースMIKAN)
今回障がい者スポーツの講習を受けて、サッカーができることのありがたさを実感しました。目隠しをしてサッカーをするとガイドの細かい指示がないとドリブルやパスができませんでした。目が見えないだけで、ボールを触ることも難しかったです。私は、障がいがあっても前向きに生きようとしている方々はすごいなと思いました。食事やコンディショニングの講習では、今まで教わってきた知識を整理することができ、ペアマッサージを体験したので今後にも活かしていきたいと思います。今回たくさんのことを知ることができてよかったです。
榎本いつき 選手(中2:3期生/徳島ラティーシャ)
親子プログラムで障がい者スポーツの講習を受け、実際に体験しました。講習では、どんな種類の障がいがあるか、障がい者に対してどう接するかなどを教えていただきました。その後、食事とコンディショニングについて講習を受けました。そこでは、改めて食事の大切さを実感することができました。コンディショニングでは、どんなスポーツでも一番大切なことは土台作りであり、それをやらずにいると怪我が起こりやすくなり、どんなにテクニックがあっても意味がないことを学習しました。また、ペアマッサージも教えてもらったのでこれから活かしていきたいです。最後に、アイマスクをつけてブラインドサッカーを体験しました。実際にやってみると、はるかに難しくボールがすぐどこかへいってしまうことが多かったです。けれど、とても良い経験ができとても楽しかったです。来年の親子プログラムも楽しみです。
磯野美桜 選手(中1:4期生/FCコーマレディース アザレア)
私は初めての親子プログラムでした。コンディショニング、栄養、障がい者スポーツの3つを学びました。コンディショニングでは、食事・入浴・睡眠などはパフォーマンス向上のためにとても大事だということがわりました。障がい者スポーツでは、まず、講習を受けました。そのあと実際にブラインドサッカーを体験してみると何も見えなくてとても怖かったです。改めて、目が見えて、耳で音を聞くことができるのはとてもありがたいことだと感じました。今回の体験や、講習は普段意識していなかったり、忘れていたことを学ぶことができたのでとてもよかったです。
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