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JFAアカデミー今治 「決意表明」の途中経過
2018年09月26日
JFAアカデミー今治は2018年4月に4期生を迎え入れ、2・3期生とあわせ34名が在籍しています。日々積み上げてきた活動も2学期に入り、今年度も残すところ半年となりました。
選手はそれぞれに大きな夢や希望をもってJFAアカデミーに入校しました。年度上半期を終えたこの時期に、各自が抱く目標や決意表明に対して振り返り、これからのアカデミーでの生活をいかに過ごしていくのかを考えてもらう機会を設けました。今回は2期生(中3)のコメントをご紹介します。最終学年を迎え、アカデミー活動の面だけではなく、次のステップへ向けた進路のことを考える時間も増えてきた2期生。今回の取り組みを通じ、日々の活動、また新たなスタートラインへのより良い準備に向け、これから卒校までの残された活動をさらに充実させていきます。
コーチ・アカデミー生コメント
影山啓自 チーフコーチ
平素よりアカデミー今治の活動にご理解、ご協力いただきましてありがとうございます。今年度も、はや上半期を終え、残すところ半年となりました。在校生34名は4月より、毎日の活動に100%で取り組むことを、また昨日の自分を少しでも超えるべく日々頑張っております。この半年を振り返り、2期生(中3)においては心身ともに大きな成長を見せてくれました。日々のアカデミー活動ではもちろん、所属チームでも最上級生となり、各活動の中心的な役割を担い、大会やトレーニングに取り組みました。またこれからの進路に向けても、それぞれの大きな夢に向けての中期目標を立て、多くの皆さまのアドバイスを受け、自問自答を繰り返してきました。その経験のなかでのたくさんの失敗や、様々な悩みの中でのトライ&エラーの繰り返しによって得た自信が今の姿に表れていると感じております。アカデミーでの活動もいよいよ佳境を迎えますが、これからの時間こそがアカデミー活動の真意を問う大切な時間になると思います。これからさらに、もう一回り成長する選手との活動が楽しみです。我々スタッフ一同、この半年をかけがえのない時間に変えられるよう日々全力で取り組んでいきたいと思います。
毛利亜美 選手(中3:2期生/FC今治ひうちレディース)
私は2年前、入校式の決意表明で「責任」について話し、責任を持って行動を心がけるということを決意しました。まだ100%できているとは言い切れないけれど、入校当時よりははるかに成長することができ、夢に向かって進むことができています。サッカー面でも、生活面でも責任を持って残り半年を過ごしていきたいです。また、私の今年の目標は「何事もなでしこらしく取り組む」です。なでしこらしさとは、「明るい」「ひたむき」「礼儀正しい」「芯が強い」の4つです。オンでもオフでも自分の目標を達成できるようにしていきます。
兵頭來良 選手(中3:2期生/FC今治ひうちレディース)
JFAアカデミー今治に入校してから、もうすぐで2年半が経とうとしています。入校式では「仲間」について決意表明をしました。今でもその内容を覚えています。あと半年で私たち2期生は卒校しますが、一緒に生活してきた2期生は仲間でもありますが、ライバルでもあります。トレーニングでもお互いが全力でぶつかり合っています。その一方でトレーニングが終わると、仲の良い友達です。このような関係が築けるのは、アカデミーのおかげだと思います。私が卒校するまでに改善したいところは、人に流されないようにすることです。そのために、自分の意志をしっかり持つことを心がけます。そうすることで、周囲の人の気持ちも分かるようになると思うし、入校式の時の決意表明にもつながると思います。そして、残りのトレーニングや学校生活も全力で頑張り、楽しみたいです。
志津七海 選手(中3:2期生/徳島ラティーシャ)
私が「なでしこ」について決意表明をして2年が過ぎました。「環境を言い訳にせず、与えられた環境の中で結果を残すなでしこの選手は私のあこがれです。」と言ったことは今でも変わりません。私もあこがれの世界に立つため、入校当時より将来の夢に対する気持ちが強くなっています。なでしこの選手のように、どんなときでもひたむきにプレーする選手になりたいです。憧れのなでしこジャパンの選手に一歩でも近づけるように、アカデミーでの練習を無駄にしないように、常に100%で練習に取り組みます。私は、突破力がないので、試合や練習で積極的にチャレンジをしていきます。アカデミーでの3年間で完璧に土台を作れるように頑張りたいと思います。