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平尾知佳選手来寮~JFAアカデミー今治ダイアリー~
2024年07月10日
7月1日(月)、なでしこジャパン(女子日本代表)のGK平尾知佳選手が来寮しました。
平尾選手はJFAアカデミー福島の卒校生であり、現在はアルビレックス新潟レディースでプレーされています。
今回、平尾選手は在校生と一緒にゴール前の攻撃を中心としたトレーニングを行った後、夕食後にはレクチャーを実施していただきました。
レクチャーでは、平尾選手が過ごしてきたアカデミー生活の中で、今に活かされているJFAプログラムや寮生活での経験、日本代表として日本を背負う意味などを話していただき、選手たちは聞き漏らすまいと真剣に耳を傾け、質問をしていました。
平尾選手のプレーを間近で見たり、直接アドバイスをもらったりするなかで、選手たちのこの先につながる学びを得てくれたことと思います。
選手コメント
松谷侑奈 選手(8期生/中3/丸亀ELF女子F.C)
私は平尾さんの話を聞いて思ったことが2つあります。1つ目は、平尾さんが言っていた中学生での練習を大事にするということです。私はやる気が入っている時と入っていない時の差があります。私の夢はなでしこに入って、誰からも信頼される選手になることです。だから、どんなに体が疲れていても、どんなに失点しても私は諦めずに練習から誰よりも声を出します。今のうちにパスの質や、コントロールなどの技術面を向上させておく事がどれだけ大事なことか分かりました。2つ目はコミュニケーションの大切さです。代表では初めて会った人ばかりです。その中でどれだけ意見を言い合えるかが、大切だと分かりました。だから今まで以上に、アカデミーにいる時も地元に帰っている時もいろんな人と話します。
坂東咲依 選手(9期生/中2/F.C.コーマレディースアザレア)
私は、平尾さんとサッカーやレクチャーをして思ったことは3つあります。1つ目は、声かけの質が良いと思ったことです。どちらから相手が来ているのか、実際やってみるととてもやりやすかったです。私は、プレー中の課題の1つが声かけの質なので、声のかけ方がとても勉強になりました。2つ目は、ロングキックの精度です。平尾選手から私の欲しかった場所にボールが来たときに、代表までの道のりはまだまだ遠いと感じました。今、私はロングキックがあまり蹴れていないので、蹴れるようにコーチにコツを聞いたり、もっと努力して夢に近づきたいと思いました。3つ目は、レクチャーをして思ったことです。私は「試合中、常に意識していることは何ですか。」と聞きました。すると、「ポジショニングです。」と答えが返ってきたとき、自分に問いかけてみると、オフザボールの時にあまりできていないと感じました。なぜならボールしか見ていないからです。ボールを見る時間を減らして、もっとポジショニングを意識しようと思いました。このように1日だけだったけど、すごく学ばされた1日でした。思うだけでなく、それをプレーに表すことができるように、これからも意識していきます。
三好瑠紅 選手(10期生/中1/F.C.コーマレディースアザレア)
私は、初めて日本代表選手に会いました。ポジションはキーパーだったけれど、いろんな話が聞けたので勉強になりました。トレーニングのなかで2人組を組む時に、余ってしまい、結局平尾選手と組みました。とても嬉しかったです。あんな貴重な時間はもうないと思います。レクチャーでみんなで話をした時も、日本代表になるためのことを教えてくれたり、日本代表の意外な一面という面白い話がたくさん聞けたので良かったと思います。最後にサインをもらえて、とても嬉しかったです。服にも、サッカーノートにも書いてもらいました。サインをもらった時に、「次は、サインを書く側にならなきゃ」と思いました。平尾選手が来てくれたおかげで、サッカーへの気持ちがもっと高まりました。
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