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JFAアカデミー福島女子 XF CUP 第3回日本クラブユース女子サッカー大会を振り返って
2021年08月26日
JFAアカデミー福島は8月2日(月)から開催された「XF CUP 2021 第3回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)」に出場しました。この大会は、U-15・U-18年代の女子クラブチームの活性化を目指し、女子選手の加入や女子チームの保有、新規立ち上げならびに選手のレベルアップ、選手間および指導者間の交流を促進することを目的として開催され、16チームが参加しました。
JFAアカデミー福島はグループステージを1位通過、上位トーナメントへ進出し、優勝。大会二連覇となりました。
アカデミー生コメント
佐藤朱莉 選手(11期生/高3/JFAアカデミー福島)
去年のクラブユースは夏開催が延期となり、冬に開催されたので、夏の暑さの中での大会は一昨年ぶりでした。今回、大会に参加するにあたり、同じぐらいの暑さのところで遠征をするなど、暑熱対策を行ってきました。暑熱対策を行ったこと、試合時間が例年に比べて早かったことで、暑くて体が動かなかったり、熱中症になったりする人が最後まで出ることなく、全員で6試合を戦うことが出来ました。8日間で6試合というタイトなスケジュールで、総力戦が必要とされる中、誰一人離脱することなく試合に挑めたことは大きな成果だったのではないかと思います。
この大会を通して、チームとしても個人としても、成果と課題が見えました。特に、決勝戦は、最後PK戦で勝つことはできましたが、なかなか自分たちのサッカーをすることができず、いい形で大会を締めくくることが出来ませんでした。9月に行われるクラブユースとインターハイのファイナリストが集まる大会までに、もう一度チームで確認を行い、私たちのサッカーを創っていきたいと思います。
私は高校3年生のため、このチームで試合することが残り少なくなってきています。6年間やってきたことの集大成として、一つ一つの試合に望んでいきたいと思います。このような状況下の中で、大会を行うことができたのは、大会スタッフの皆さん、医療従事者の皆さんのご協力があったからです。本当にありがとうございました。
林愛花 選手(12期生/高2/JFAアカデミー福島)
猛暑が予想される今大会に向けて、暑熱対策のための関東遠征や、暑い時間帯に練習するなど、たくさん準備を重ねてきました。それでも、暑さに翻弄されることがありましたが、グループリーグは毎試合改善をしていきながら、総力戦で勝つことができました。準決勝からは、思い通りに試合を進めることが出来ないこともありましたが、アクションを増やすことや、距離間を見つめ直したりするなど、基本に戻ることで自分たちのサッカーが体現できたと思います。
決勝は正直納得のいく勝利ではありませんが、良い相手と試合できたことで多くの課題が見つかったので、これからの糧にしていきたいです。コロナで大変な中ですが、この様な素晴らしい場を設けてくださり本当にありがとうございました。
谷川萌々子 選手(13期生/高1/JFAアカデミー福島)
今回のクラブユースでは、暑熱対策、連戦など様々な条件がある中、チーム全員で準備をして挑むことができました。このような条件の中、1人1人がチームを支えるということがキーになったと思います。個人としては、通用した部分と様々な課題を見つけることができました。特に、決勝戦では攻撃において、相手を崩すことができなかったので、個人の技術の向上はもちろん、チームメイトともっとコミュニケーションをとり、次ファイナルでベガルタ仙台と戦う機会があったら、完全勝利できるようにまた準備していきたいです。この大会に携わってくださった方々に感謝し、自分の成長に繋げていきます。ありがとうございました。
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