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寮内活動の紹介 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.38

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2021年03月16日

寮内活動の紹介 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.38

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子のレポートを担当するのは総務の吉野光月さんです。

はじめに

JFAアカデミー福島のユース総務兼選手管理を担当している吉野光月です。アカデミーに来て早いものでもう2年が終わろうとしています。選手の成長を直に感じている中、自分の未熟さも痛感しています。今回はアカデミー福島が寮内の生活で取り組んでいる活動の一部を紹介いたします。

朝活動

アカデミー福島では毎朝、朝活動を行っています。朝活動とは、朝起きて点呼をした後に寝具の整理、換気、5S(=整理、整頓、清掃、清潔、しつけの頭文字)活動を行うことです。5S活動は各自の居室を重点的に行っています。上級生である高校生は自主的に中学生へ取り組みを働きかける様子も覗え、積極的に取り組んでいます。朝活動は行う内容はもちろん大事ですが、朝起きてから食事までの時間をうまくデザインし習慣化することがより大事になってきます。朝寝ぼけて朝食を取ることが習慣となってしまっては、朝食をしっかり取れず日中の活動へと影響が出てしまいます。そのため、朝起きてから少ない時間ではありますが朝活動を行うことで、朝の習慣を整えることを求めています。

学習

高校生は60分以上の学習時間を週3回設けています。またJFAプログラムとして東進ハイスクール在宅受講コースを全員受講しています。東進ではパソコンを使い、各自のペースで勉強を進めます。月に一度、進捗状況を共有してもらい進捗が遅い選手へは設定している時間以上の取り組みを促したりしています。選手により進捗具合は様々ではあるものの、積極的に取り組むことで1年終了時には3年終了時レベルまで終えている選手もいます。選手の中には将来海外へ出て活躍を夢見る人も少なくありません。
学習の時間で学習に対する習慣であったり、取り組み方であったりを身につけることで今後、自分の学習へと役立ててほしいと思っています。

その他

上記以外にも寮内で行われている活動は多々あります。そのうちの一つに委員会活動があります。委員会活動は集団生活の中でより良い暮らしやお互いの生活を尊重し合う上でとても重要な役割を担っています。他にも毎日の終わりには週番活動を行っています。週番活動は寮内の忘れ物や消灯忘れがないように週替わりの当番制で毎日活動をしています。選手たちはこのような活動を活用して自分たちで工夫して生活をしています。

終わりに

前回(スタッフ通信vol.37)は選手の非日常ということで、選手たちが時々行える活動を紹介させていただきました。ですが2020年度は紹介させていただいたほとんどの活動が感染症対策の名のもと行うことができず、選手たちは大変苦労を強いられた一年となってしまいました。そんな中でも選手たちはフィロソフィーに掲げる人物になれるよう生活を送っています。今後新しい生活様式を強いられ、当たり前が当たり前で無くなっていく生活を過ごしていくことになると思います。その中で適応力を身につけ、社会に出て真のエリートとして活躍できるよう、彼らの生活を支えサポートしていきたいと思います。

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