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JFAアカデミー福島9期生、2泊3日の相撲実習で稽古に参加
2017年02月13日
恒例となっているJFAアカデミー福島の相撲部屋実習が、今年は2月10日(金)から12日(日)にかけて行われました。JFAアカデミー福島 男子9期生16名が、貴乃花部屋、春日野部屋、出羽海部屋、高砂部屋、千賀ノ浦部屋に2泊3日でお邪魔し、力士の方々と寝食をともにしながら、稽古や掃除、ちゃんこの準備などを行いました。
相撲部屋実習は公益財団法人日本相撲協会の協力を得て2008年に始まったもので、今年で9度目を迎えます。
12日(日)の朝には、田嶋幸三JFA会長が千賀ノ浦部屋を訪れ、朝稽古を見学しました。四股から股割り、すり足。ひとつひとつの動作を丁寧に行いながら、稽古はテンポよく進んでいきます。必死についていくアカデミー生に「腰を落として」と親方からも声がかかります。力士同士のぶつかり稽古の際には、その迫力にアカデミー生が真剣な眼差しで見入っていました。稽古の最後には、舛天竜関の胸を借りてアカデミー生がぶつかり稽古に挑戦しました。
見学を終えた田嶋会長は「日本の文化、相撲の伝統を我々は学ばせていただいている。稽古の組み立て方や基本の大切さなど、長い歴史で築かれたものがあり、これが文化なのだとあらためて感じました。そばで見て感じた真剣さなど、少しでもアカデミー生に身につけてほしいと思っています」と語っていました。
2泊3日の実習を終えたアカデミー生3名は、「稽古はきつかった」と語りながらも、お世話になった親方や力士の方々に声をかけられ、安堵の表情を浮かべていました。
JFAアカデミー福島 9期生コメント
MF 橋田尚希 選手
力士の方々が普段から全力でぶつかっていることがわかり、強い気持ちを学ぶことができました。
DF/MF 加藤聖 選手
稽古はきつかったです。どれだけ激しくやっているかもわかって、本気でぶつかりあうところなど今後に活かしたいと思いました。
FW 向井ひな太 選手
力士の方々から向上心が伝わってきましたし、目の色が違いました。体の柔らかさにも驚きました。動作や組合い、ひとつひとつを大事にすることが大切だとわかりました。
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