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JFAアカデミー福島 男子8期生が相撲部屋に体験入門
2016年02月15日
JFAアカデミー福島 男子8期生は2月12日(金)から14日(日)、相撲部屋実習を行いました。今年で8回目の本実習は、公益財団法人日本相撲協会の協力のもと、エリート育成の一環として実施されています。12人のアカデミー生たちは尾車部屋、貴乃花部屋、千賀ノ浦部屋、錦戸部屋に分かれ、相撲部屋で力士の方々と寝食を共にしながら、実際に稽古や掃除、ちゃんこの準備を体験しました。
実習最終日を迎えた14日、尾車部屋を大仁邦彌 日本サッカー協会会長が視察に訪れ、アカデミー生の朝稽古の様子を見守りました。同部屋に体験入門した3人のアカデミー生たちは、目の前の土俵で行われている稽古を真剣に見つめながら、先輩力士からすり足や突っ張りの指導を受け、いよいよぶつかり稽古を行います。まず土俵に塩をまき、1、2、3と元気よく掛け声を出しながら、勢いよく先輩力士にぶつかっていきます。力強くぶつかるバシッという音が稽古場に響く中、尾車親方らから「良い当たりだ!」「押せ押せ!」という檄が飛びます。稽古の最後には股割りに挑戦。林海渡選手が胸を地面にタッチさせる見事な柔軟性を披露し、周囲を唸らせました。
約2時間の朝稽古の後、アカデミー生たちは、尾車親方へ感謝の意を伝え、3日間の実習を終えました。
コメント
大仁邦彌 日本サッカー協会会長
日本相撲協会をはじめアカデミー生を受け入れてくれた各部屋には、選手たちに貴重な経験をさせていただき感謝しています。この実習は、選手たちにとって練習をしっかり行うことや基本の大切さだけでなく、先輩が後輩を親切に指導する姿勢などの関係性を学ぶ貴重な機会です。尾車部屋は今回初めてアカデミー生を受け入れていただきましたが、他の部屋と同様に素晴らしい指導をいただけたと思います。
石井侑真 選手
力士の皆さんの稽古の真剣な雰囲気に圧倒されました。この実習を通じて、体が強いだけでは必ずしも結果が出るわけではないということ、そして本番で結果を出すことの大切さを学ぶことができました。この経験を活かして、サッカーでも練習をしっかり行い目標に向かっていきたいです。
林海渡 選手
生で見る相撲の稽古はとても迫力があり、サッカーだけではなくこれからの人生に役立てたい、学べることがたくさんありました。(股割りについて)自分のポジションはGKなのですが、柔軟性が大事だということをコーチから言われていて、トレーニング以外でもストレッチなどしているおかげで上手くできたのだと思います。
松島優太 選手
この実習で初めて相撲を目の前で見ましたが、その迫力や力強さに凄まじさを感じました。3日間の実習では基本の練習をしっかり行うことなどサッカーに関連したところが多くあったので、今後のトレーニングや試合に活かしたいと思います。
JFAアカデミー福島は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。
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