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楢葉中 福島県中学校体育大会駅伝競走大会出場
2025年10月18日
10月15日(水)に楢葉中の代表として、福島県中学校体育大会駅伝競走大会に中学生8名が参加しました。
【走順(写真左上から)】第1区:大渕芽依(20期生) 第2区:加納瑠奈(20期生) 第3区:三上さくら(20期生)
第4区:渡邉優奈(18期生) 第5区:髙澤恵夏(20期生)
10月15日に福島県中学駅伝がありました。私は、地区大会で2区を走っていた彩心が怪我で出場できなくなってしまったため、県大会では代わりに4区を走ることになりました。楢葉中学校は東北大会出場を目標に今まで練習を重ねてきましたが、東北大会に出場するには県大会で3位以上にならなければなりません。私が4区を走ることが決まったときは、彩心の分まで頑張ろうという気持ちと、私で大丈夫かな、みんなに迷惑をかけてしまわないかなという不安な気持ちがありました。
大会当日、スタートのピストルが鳴りました。1区の芽依、2区の瑠奈、3区のさくらが私まで2位で襷をつないでくれました。直前までガチガチに緊張していた私も、みんなの走りを見て勇気をもらいました。襷を受け取ると、もう緊張はしていませんでした。1位とは差が結構あったけれど、後ろは気にせず前だけを見て走りました。折り返し地点まで来て残り1キロになったとき、いつもなら後半で失速してしまう私も、みんなからの声援を受け、「絶対にペースを落としちゃダメだ」と自分に言い聞かせました。
ゴールまで残り400メートルになったとき、後ろの3位のチームが迫ってきていることに気づきました。苦しくてペースを落としそうになったけれど、彩心のことを考えると力が出ました。最後まで粘って、5区で待っている恵夏に2位で襷をつなぐことができました。走り終わった後は、恵夏が3位以上で帰ってくることを願って待っていました。約10分後、恵夏が3位で走っている姿が見えました。このままゴールできれば東北大会に出場できます。ついにえなが3位でゴールしました。嬉しくて、みんなで抱き合って喜びました。中には泣きながら応援してくれていた人もいました。
駅伝は、走っているときは苦しくてつらいけれど、みんなで襷をつないで、みんなで支え合って、みんなで喜んで、仲間の大切さを実感しました。サッカーとはまた違った雰囲気と緊張感を味わえて、とてもいい経験になりました。東北大会も頑張りたいと思います。
(18期生 渡邉優奈)