ニュース
JFAエリートプログラム女子U-13 韓国との合同TRと文化交流の一日~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~
2018年09月20日
韓国滞在4日目は交流の一日でした。午前は韓国チームのコーチングスタッフが計画した合同トレーニングを行いました。日本と韓国が混合で2チームにわかれ、チーム毎に協力して様々なゲームにチャレンジしました。
午後にはソウル最大の買い物スポットの明洞で日韓で4人組となり、買い物や街歩きを楽しみました。その後、ソウルワールドカップスタジアムにある2002FFIAワールドカップミュージアムを訪問。ガイドの話を聞きながら、2002年の日韓ワールドカップの記念品やユニフォームを見たり、ヴァーチャルリアリティーのGKゲームにチャレンジしたりしました。
夜のミーティングでは事前に出された宿題を課題別にまとめたものを発表し、韓国についての理解をより深めた一日となりました。明日は韓国滞在最終日、U-13韓国女子代表との第2戦を迎えます。
コーチ・選手コメント
井嶋正樹 ナショナルトレセンコーチ
今日はU-13韓国女子代表の選手達と合同トレーニングと文化交流のプログラムを行いました。午前に行われた合同トレーニングでは、お互いの選手が混合でチームをつくり、準備された様々なゲームを協力しながら楽しそうに挑戦していました。お互いに言葉では思うように意思を伝えることが難しい状況でも、顔の表情やジェスチャーを使って上手にコミュニケーションをとり、笑顔の絶えないプログラムとなりました。午後はソウル市内の明洞に出向き、ここでもお互いの選手が混合のグループとなり、ショッピングを楽しみながら韓国の文化に触れました。その後にソウルワールドカップ競技場に移動し、施設内のサッカーミュージアムにて韓国サッカーの歴史を学び、文化交流プログラムは終了となりました。本日の午前と午後のプログラム活動の中で、お互いの選手が絶え間ない笑顔でコミュニケーションをとる姿を見て、今年度のU-13のテーマ「観て、聞いて、感じよう!」をピッチの外でも積極的にチャレンジし、発揮してくれたと思います。日常で経験しがたいことを体感することや、知ることが出来たことは、選手達の今後の成長にもつながると思います。明日以降の活動にさらに期待したいと思います。
米口和花 選手(日テレ・メニーナ)
今日の午前の合同トレーニングでは、2チームに分かれてリフティングをしながら、最後にボールをゴールに入れたり、2人1組で手をつなぎながらラグビーボールをつかって試合をしたりしました。昨日の試合の時とは違い、みんなフレンドリーでとても楽しかったです。また、韓国で流行っていることや日本で流行っていることなどの情報交換ができました。私は今回の合同練習で、自分から話しかけることと、言葉が通じなくても表現をして関わることの大切さを学びました。まだ韓国の選手たちと関われる時間があるので、その時間を利用してもっと仲良くなれるようにしたいです。合同トレーニングで学んだことも、今後の試合や普段の生活などに活かしていきたいと思います。
北川愛唯 選手(FCヴィトーリア/JFAアカデミー堺)
午前の韓国の選手との合同練習では、今までやったことのないトレーニングを経験することができました。2人でリフティングをしてゴールのバーにボールを当てるゲームで競争したり、どこに転がるかわからないラグビーボールを使った練習もしました。みんな積極的に会話をしにいったり、色々なゲームをすることができました。今回の合同練習では、コミュニケーションの大切さや、言葉は違っても自分から話しに行くことの大切さを実感しました。残り僅かな韓国滞在ですが、韓国の選手と関わることができる時間を大切にして過ごしたいです。また、この経験を次の海外遠征にも活かせるようにしていきたいと思いました、明日の試合では、これまでの練習の成果を発揮できるように頑張ります。
武藤咲 選手(FC BASARA甲賀レディース)
午後は韓国の選手たちと一緒に買物やサッカーミュージアムに行きました。韓国の選手は携帯にアプリをいれて私達日本の選手とコミュニケーションが取れるように、とても親切に接してくれました。明洞でおすすめの店も紹介してくれました。私は韓国の選手はとても優しく、笑顔で接してくれてとても嬉しかったし、最初に抱いていた緊張もほぐれました。私も韓国の選手のように誰に対しても優しく笑顔で接することができる人になりたいです。ミュージアムでは様々なチャレンジゲームがあり、挑戦しましたが、簡単にはクリアできませんでした。チャレンジゲームをしているときはとても気持ちが上がっていて、クリアしたい気持ちでいっぱいでした。今回は韓国の選手に韓国について教えてもらったので、韓国の選手が日本に来る機会があれば恩返しできたら良いなと思いました。
早間美空 選手(アンジュヴィオレBINGO)
今日の午後は韓国の選手と観光をしました。韓国の選手を見てオフ・ザ・ピッチとオン・ザ・ピッチの切り替えがはっきりしているということに驚きました。私達にわかりやすくジェスチャーで案内してくれたり、仲間思いで面白いことをしてくれたりして、とても楽しかったです。それに対し、オン・ザ・ピッチでは、味方がミスをしたりしたら厳しい声をかけたりし、試合中常に声を出していました。日本は途中から声が出なくなったりして、ミスをする場面が多くなっていた気がします。だから私は明日の韓国代表との試合やこれからの練習で声を掛け合い、自分たちのサッカーができるように頑張りたいと思います。また、昨日の試合で前回のエリートで教わった「ゴールに向かう」ということを意識していましたが、「決める」事ができなかったので、明日はしっかり決めることを目標にチームに貢献できるように頑張ります。
スケジュール
9月17日(月) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
9月18日(火) | AM 3-2 |
トレーニング vs U-13韓国女子代表 |
9月19日(水) | AM PM |
トレーニング オフ・ザ・ピッチプログラム(文化交流) |
9月20日(木) | AM PM |
トレーニング vs U-13韓国女子代表 |
※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
関連ニュース
最新ニュース
- 日本代表 2024/12/26 なでしこジャパン(日本女子代表) コロンビア女子代表との対戦が決定(2025年4月 大阪/ヨドコウ桜スタジアム)
- 選手育成 2024/12/26 2024年JFA・Fリーグ特別指定選手に山﨑総徳選手(栃木シティフットサルクラブ)を認定
- 大会・試合 2024/12/26 浦和LとC大阪が決勝進出 高円宮妃杯 JFA 第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会準決勝
- 大会・試合 2024/12/26 決勝のカードは浦和vsG大阪に決定 高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会準決勝
- 指導者 2024/12/26 2025年度 JFA ゴールキーパーAライセンスコーチ養成講習会 開催要項