JFAエリートプログラムU-14の海外遠征を5月1日(月)から13日(土)まで実施しています。

選手たちは1日(月)から6日(土)まで、アラブ首長国連邦（UAE）で活動しました。UAEでは、U-14UAE代表と2試合、5度のトレーニングが行われたほか、ミーティングやグループワークなどを通じて、ピッチ内外で「個の育成」と「選手の自立」に働きかけました。

UAEでのプログラムを終えたチームは、次の遠征の地、オランダへ向かいます。

第1戦 vs U-14UAE代表

2017年5月3日(水) キックオフ18:10　試合時間40分×2
UAE FA（UAE/Dubai）

U-14日本選抜　4-3（1本目2-1、2本目2-2）U-14UAE代表

得点
18分　失点（U-14UAE代表）
27分　中村仁郎（U-14日本選抜）
36分　河野孝汰（U-14日本選抜）
41分　失点（U-14UAE代表）
46分　河野孝汰（U-14日本選抜）
57分　砂川海人（U-14日本選抜）
72分　失点（U-14UAE代表）

1本目
GK：高橋楓
DF：藤原秀斗、大矢ショラ、吉田来綺、清水和馬
MF：鈴木奎吾、遠山悠希、山根陸、中村仁郎
FW：河野孝汰、甲田英將

2本目
GK：田中春希
DF：藤原秀斗、大矢ショラ、吉田来綺、安田虎士朗
MF：中村尚輝、清水和馬、山根陸、砂川海人
FW：河野孝汰、高橋蒼天

交代
HT　高橋楓 → 田中春希
HT　鈴木奎吾 → 安田虎士朗
HT　遠山悠希 → 中村尚輝
HT　中村仁郎 → 砂川海人
HT　甲田英將 → 高橋蒼天
50分　吉田来綺 → 大氏凛州
57分　河野孝汰 → 佐藤優多
59分　藤原秀斗 → 石川蒼生
68分　清水和馬 → 下川陽輝

第2戦 vs U-14UAE代表

2017年5月5日(金) キックオフ18:10　試合時間40分×2
UAE FA（UAE/Dubai）

U-14日本選抜　2-1（1本目0-1、2本目2-0）U-14UAE代表

得点
16分　失点（U-14UAE代表）
51分　河野孝汰（U-14日本選抜）
56分　中村仁郎（U-14日本選抜）

1本目
GK：田中春希
DF：石川蒼生、大氏凛州、大矢ショラ、砂川海人
MF：安田虎士朗、遠山悠希、山根陸、高橋蒼天
FW：下川陽輝、佐藤優多

2本目
GK：高橋楓
DF：藤原秀斗、吉田来綺、大矢ショラ、清水和馬
MF：中村仁郎、大氏凛州、遠山悠希、砂川海人
FW：下川陽輝、河野孝汰

交代
HT　田中春希 → 高橋楓
HT　石川蒼生 → 藤原秀斗
HT　安田虎士朗 → 吉田来綺
HT　高橋蒼天 → 清水和馬
HT　山根陸 → 中村仁郎
HT　佐藤優多 → 河野孝汰
61分　遠山悠希 → 鈴木奎吾
64分　下川陽輝 → 甲田英將
75分　砂川海人 → 中村尚輝

監督・選手コメント

濱崎芳己 監督
U-14年代での今年2回目のエリート活動は海外遠征を実施しています。UAE、オランダの2カ国を訪れ、それぞれの国の代表と試合を行い、またその国の文化や人々との交流でサッカーのみならず感性を磨くことを狙いとしています。最初の国、UAEへは、13時間の移動を経て時差への対策も行い、日中は40℃を超える気候の中でのトレーニングやゲームなど、日本とは全く違う生活の中で自分をコントロールすることを学びました。UAEとの試合では、縦に早い攻撃や球際の激しさ、勝負に対するこだわりなどを肌で感じ、日本の選手たちも必死に対応しようと苦しみながらも良いパフォーマンスを発揮しました。普段とは違うプレッシャーの中でプレーをするために、良い準備、早い判断、正確なテクニックの発揮が重要だということを再確認していたと思います。

日本の選手たちは、UAEの選手たちが宿舎で積極的にコミュニケーションを図ってくることに初めは戸惑っていましたが、時間とともに自分たちからUAEの選手たちに声を掛けられるようになっていきました。オフザピッチプログラムではUAE博物館を見学し、UAEの歴史について事前に調べた課題と合わせグループごとに発表し、違う国を学ぶことで感性を高める活動も行いました。

大きな怪我や体調不良者も出ず、非常に充実した1週間を過ごせたことは良かったと思います。最後に、UAEサッカー協会の多大なサポートに感謝すると同時に、オランダでの残りの遠征をより充実したものにしたいと思います。

中村仁郎 選手（ガンバ大阪ジュニアユース）
エリートプログラムが始まる前はチームの中で一番になることや一番信頼される選手になることを目標にトレーニングやゲームに取り組みましたが、自分の思っていたプレーができず、持ち味を出せませんでした。また、自分の調子が悪い時にチームを盛り上げることもできませんでした。コーチからアドバイスをもらったことをキッカケに自分のやるべきことがはっきりして、自分の持ち味を出せるようになりました。UAEでの活動は終わりましたが、オランダではUAEのときと同じように自分の持ち味を出してチームを引っ張って、試合でも得点を決めて勝ちたいです。

大矢ショラ 選手（FC東京U-15深川）
エリートプログラムの海外遠征に初めて参加するにあたり、日本と違う環境や相手との対戦を楽しみにしていました。UAEとの試合で相手選手と競り合ったときや球際でのプレーから、普段日本で対戦しているチームの様子とは違うと感じました。UAEとの試合やエリートプログラムに参加している選手とのトレーニングで自分の現在の立ち位置が分かったので、良い経験になっています。オランダでは相手がもっとレベルアップしてくると思うので、その経験を活かして戦っていきたいです。

砂川海人 選手（アビスパ福岡U-15）
UAEの暑さに慣れず、日本とは違ってトレーニングを少し行っただけですぐに疲れてしまいました。UAEとの試合では相手の間合いが日本人とは違い、ボールをキープしているつもりでも相手の足が伸びてきてボールを失ってしまうことが多くありました。ボールが来る前に味方を見ておいて、ボールを奪われずにプレーすることを心がけました。オランダでは自分の長所であるスピードを活かして積極的にゴールを狙っていきたいと思います。今回、エリートプログラムに参加できたのは、チームの仲間やコーチ、両親、支えてくれる人たちのおかげだと思うので、みんなの期待に応えられるよう頑張ります。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。