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ZOJIRUSHIユメセンサーキット2022 学校での対面授業を再開
2022年09月27日
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、「夢の教室」は2020年からオンラインで開催してきましたが、感染拡大防止のガイドラインを改定し、2022年度より、一部関東で対面授業を再開しています。ZOJIRUSHIユメセンサーキットとしては、2020年7月13日に大分市立田尻小学校での授業以来の、学校での対面授業で、2022年9月13日に墨田区の菊川小学校で、また21日には川崎市の洗足学園で対面型の「夢の教室」を行いました。
菊川小学校5年生の授業に登壇したのは、元なでしこジャパンの小林弥生さん。従来の「夢の教室」で実施していた、子どもたちと夢先生が体を動かす体育館での「ゲームの時間」と教室での「トークの時間」では、感染対策ガイドラインに基づきながら参加者全員がマスクをしたままでの授業となりましたが、実際に夢先生に会えて子どもたちは目を輝かせながら授業を楽しんでいました。
そして、川崎市にある私立洗足学園小学校での「夢の教室」に登壇したのは、元バレーボール日本代表の“パワフルカナ“こと大山加奈さん。体育館に「かな先生」が登場して自己紹介をしたあと、今回の授業を協賛した象印から熱中症対策に大切な「水分と塩分」を補給することのプレゼンテーションが行われました。そして、かな先生の現役時代を知らない子どもたちの前で、バレーボールのデモンストレーションとしてアタックを床に向かって行いました。
聞いたこともないような大きな音と、天井まで跳ね返るボールの軌道に子どもたちも担任の先生も大興奮で自然と拍手が起こります。「ゲームの時間」では、「マスクをする・距離を取る・タッチしない」などの感染対策ルール説明の後、夢先生と子どもたちが、課題をクリアするゲームに挑みます。いくつか失敗をしていく中で、子どもたちと夢先生が作戦タイムを取りながら諦めずにともに協力して課題をクリアすることが出来ました。
着替えを終えて、教室に移動すると小学校時代から日本代表までのかな先生の映像を見るところから「トークの時間」が始まります。実際に競技を始めたきっかけや夢を見つけるところを聞き、子どもたちは先生の話に合わせて「夢シート」に自分の夢を書き込んでいきます。夢に向かう途中で、プレッシャーに押しつぶされそうになったかな先生。その経験をもとに、本当につらくて苦しいときには「つらい、苦しい」と誰かに言う勇気を持つことの大切さや、夢を叶えることも大事だが、それ以上に夢に向かって努力することの大切さを子どもたちに伝えました。最後に夢シートに記載した夢を前に出て発表し、子どもたちも、担任の先生も、そしてスタッフもみんな笑顔で、ZOJIRUSHIユメセンサーキットの「夢の教室」が終了しました。
夢先生コメント
大山加奈さん(元バレーボール日本代表)
今回はZOJIRUSHIユメセンサーキットに夢先生として呼んでいただきありがとうございます。学校に来て子どもたちと一緒に行う対面授業は、本当に久しぶりでした。オンライン授業と違って、子どもたちの温度感や空気感を感じることができて、ちょっと懐かしかったですね。また、子どもたちの表情がマスクをしていても伝わってくるくらいはっきり見ることができて、対面授業はいいなと感じました。
子どもたちと初めて出会う体育館での「ゲームの時間」では、色々と感染対策のためにこれまで出来ていたことが制限されていて、例えば手を繋いだりできなかったりする中で、本当にスタッフのみなさんが、試行錯誤しながら「子どもたちを楽しませたい」という思いと、もちろんゲームの中からもこれまで通り「学び取ったり」「感じ取ったり」してほしいという思いがすごく溢れていました。
教室での「トークの時間(授業)」では、両クラスともすごく反応の良い子どもたちで、いろんな言葉に反応してくれる中で登壇して話すことができたのは非常に幸せを感じましたし、目の前でシートを書いているところを見ることができるのはやはり「夢の教室」っていいなと思いました。全体を通してすごく素敵な時間でした。準備いただいた学校の先生方ならびに関わったスタッフの皆様、そして象印様、本当にありがとうございました。
担任の先生コメント
上原征大 先生(洗足学園小学校5年A組担任)
今回の「夢の教室」をきっかけに、子どもたちが自分の夢を深く考えることができたと感じました。中には、授業があったから初めて自分の夢を宣言することができたという感想を持った子もいました。そこまで子どもたちの心を動かしたのは、やはり夢先生の実感のこもった言葉があったからこそだと思います。
大山加奈先生は子どもたちに寄り添って、同じ目線で話をしてくださっていました。ゲームの時間では一緒になって体を動かし、うまくいかないときは作戦会議を開いてまとめてくれました。そうして考えたアイデアをみんなで試してゴールに向かっていくという体験は、トークの時間でお話しされた内容ともリンクし、先生のお話がグッと心に響くことにつながったのだと思いました。側で見ていた私自身も「応援してもらえる人になろう」「つらいと言える勇気を」「頑張ったことは必ず力になる」「借りた力も自分の力」といったメッセージが強く印象に残っており、これから子どもたちと過ごしていく上で大切なヒントをいただいた気がしました。
今回いただいたメッセージを胸に、子どもたちと一緒にそれぞれの夢を応援し合える関係を目指していきたいと思います。
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