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ローソン「夢の教室」募金による授業を実施(2021年12月)
2022年01月12日
JFAこころのプロジェクトは、ローソン「夢の教室」募金による授業を12月もオンライン形式で実施しました。
12月14日(火)には、株式会社ローソンの本社所在地の東京都品川区立八潮学園の8年生を対象に、同社所属の陸上選手である石塚晴子さんが夢先生として登壇、「夢の教室」オンラインを届けました。
授業はまず子どもたちと、夢先生の距離を縮める「出会いの時間」からスタート。冒頭にはローソンの皆様より生徒たちへ、レジ横の募金が「夢の教室」など様々な社会貢献活動に活用されていることの説明をしていただき、「夢を持つことの大切さや、それに向かって努力することの素晴らしさについて、晴子先生から色々なお話を聞いて、たくさんのことを吸収して、将来に向けて色々なことを考えるきっかけにして欲しい」とエールが送られました。その後は、石塚さんの競技中の写真や映像を見ていきました。
続く「トークの時間」では、現役の陸上選手でもある石塚さんが自身の経験を生徒たちに伝えていきました。陸上に出合うまでの子どもの頃の話や、陸上を始めたきっかけ、そして「インターハイで優勝したい」という目標を持ったこと。またその目標を達成した後から現在に至るまでの自身の経験を語りました。石塚さんは、「夢には目標と目的があること。自分がどんな時に幸せを感じるのか、何のために叶えたいのかということが、目的になり、夢に向かって頑張る力になる。自分の大切な人・大切なことのため、夢に向かっていって欲しい」と生徒たちにメッセージを伝えました。
ローソン「夢の教室」募金による授業は、引き続き1月も実施予定です。
◆12月の実施校(カッコ内は登壇した夢先生の氏名/競技 ※敬称略)
宮城県 仙台市立吉成中学校(長谷川太郎/サッカー)
東京都 品川区立八潮学園(石塚晴子/陸上競技)
北海道 旭川市立中央中学校(寺﨑直樹/キックボクシング・筏井りさ/サッカー)
夢先生コメント
石塚晴子 さん(陸上選手)
初めてこのような機会をいただきましたが、スタッフの方の多くのサポートを受けて自分の想いを生徒さんたちに伝えることができました。皆さんは真剣に話を聞いてくれ、夢シートの書き込みも一生懸命しているように映りました。紆余曲折あった私の人生から、何か一つでも心に残るものがあったり、ふとした時に小さな勇気になれば嬉しいなと思います。
これから迷うことがあっても、夢を持ち叶えるために少しずつ前に進む皆さんのことを、これからもずっと応援しています。
支援企業コメント
鈴木暁子 様(株式会社ローソン 経営戦略本部 SDGs推進部 アシスタントマネジャー)
この度、本社所在地・品川区の八潮学園で、「ローソン『夢の教室』」の授業を開催することができました。オンラインのため画面越しではありましたが、生徒さんたちは真剣な表情で、晴子先生の話を聞いてくれていました。晴子先生の話は、陸上との出会いから夢を叶えること、そしてケガやプレッシャーと闘いながらも一歩一歩進んでいくことなど、多岐にわたりました。その内容に、私自身も非常に感銘を受けました。「夢は意外な形で叶うこともある!」というメッセージ通り、生徒の皆さんには、色々なことに挑戦して、あきらめずに頑張って欲しいと願っています。
ローソンはこれからも、子どもたち一人ひとりの「夢」を応援してまいります。
学校の先生コメント
加藤健太 先生(品川区立八潮学園 8学年主任)
「あなたの夢はなんですか?」と聞かれて、「わからない」と答える中学生が今、とても多いです。八潮学園の生徒も自信をもって自分の夢を答えられる生徒が少なく、「生徒たちの良い機会になれば」と思い、今回応募させていただきました。
当日は、簡単な質問から生徒の緊張をほぐし、話しやすい雰囲気を作っていただき授業が始まりました。石塚晴子先生の経験から話される思いのこもった授業に、生徒たちは自然と引き込まれていきました。授業後の夢シートにはほとんどの生徒が自分の夢を書いたことにとても驚きました。更にはその夢に明確な理由があることも分かり、生徒一人一人の隠れていた一面を引き出していただきました。
生徒だけでなく私たち教師も貴重な時間となりました。このような機会を与えてくださり本当に感謝しております。ありがとうございました。