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JFAこころのプロジェクト2019年1学期を終えて
2019年08月23日
JFAこころのプロジェクトは、4月10日(水)千葉県我孫子市立白山中学校を皮切りに7月23日(火)の静岡県藤枝市立稲葉小学校まで、2019年1学期に515クラスで「夢の教室」を開催しました。
日本各地の小学校5年生と、中学2年生に授業を行い約15,000人の児童・生徒と夢を持つことの大切さをみんなで共有しました。
1学期は、新たに22名の夢先生が初登壇を果たし、夢先生の登壇者数は13年間累計で1,260名となりました。
今学期からは、プロフェッショナルレフェリーの佐藤隆治さんや、女子バスケットボールの三木聖美さんにも登壇いただきました。
2学期の授業は、8月22日(木)よりスタートします。
コメント
佐藤隆治 さん(プロフェッショナルレフェリー)
これまで元教員という縁で地元の小中学校を中心に「夢を持つことの大切さ」について実体験を素直に伝えてきました。そして今回「JFAこころのプロジェクト」の仲間に入れていただき、岡山県の井原市立美星小学校と出部小学校で夢先生として登壇させていただきました。
約2時間の児童と触れ合う貴重な時間、JFAのスタッフのみなさんと時間をかけて行った事前準備を武器に授業に臨みましたが、試合以上に緊張しました。学校ごとに特徴や個性があるのですが、共通しているのは「子どもたち1人1人の純粋な心」です。私も受け入れてもらうために、カッコつけるのではなく、誇張するのではなく、児童と同様に自分の素の部分をぶつけることに必死に取り組みました。「夢を持ち、夢に向かって“自分磨き”をすることは大切」。でも、どれだけ頑張ったからと言って必ず夢が実現する保証はありません。ある意味、残酷な現実もあります。子どもたちの前でW杯での挫折の話を包み隠さず話をしましたが、児童が真剣な眼差しで聞いてくれたことが嬉しかったし、自分自身も「次こそは・・・」と強く思いました。
三木聖美 さん(元バスケットボール日本女子代表選手)
夢先生には、以前から興味がありました。子供達の未来が少しでも明るくなるように、自分の経験を出会えた子供達に1つでも覚えて帰ってもらえるように、自分の経験を伝えたい!そんな気持ちで引き受けさせて頂きました。
自分の子供も5年生なので、初めて授業をする前は自分の子供達相手に、何度も授業の練習をしました。大人目線ではなく、子供目線で!とディレクターの方にもアドバイスを頂いて、1人1人の表情を見逃さないように注意しながら二時間やらせていただきました。子供達から、「楽しかった」と言って貰えて一安心でしたが、授業では話を聞いて泣いている子や、夢シートに本音を書いてくれる子もいて、改めて責任のある事だなと気持ちが引き締まりました。
これからも、子供目線を忘れず、1人1人の性格や生育環境の違いを受け入れつつ、自分も馴れることのないように気持ちを引き締めて子供達に関わらせて頂きたいと思います。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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