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JFAこころのプロジェクト 熊本地震復興支援として3年目の「夢の教室」を実施
2019年03月27日
JFAこころのプロジェクトは2017年度に引き続き、2016年に発生した熊本地震の復興支援として、熊本県嘉島町、西原村、益城町、南阿蘇村の4町村の小学校で「夢の教室」を実施しました。3年目となる今年度は2月12日(火)から、28日(木)の期間中に計11名の夢先生が登壇し、14校22クラスの子どもたちに「夢の教室」を届けることができました。
コメント
内田博也 様(益城町教育委員会 生涯学習課 スポーツ振興係)
益城町では、熊本地震復興支援として2016年度から3年間「夢の教室」を開催していただきました。教室開催にご尽力いただきました公益財団法人日本サッカー協会及び、支援企業の皆様に心より感謝申し上げます。
「夢の教室」の最大の魅力は、スポーツをする子どもだけでなく、すべての子どもが対象となることです。本町でもスポーツ教室を開催しておりましたが、どうしても特定の競技にかたより、参加対象が限られるという課題がありました。
一流のアスリートが夢先生として来てくれることも魅力の一つです。夢先生の貴重な体験談を通して、子どもたちは夢を持つこと、それに向かって努力することの大切さを学んでくれたことと思います。
本町の子どもたちに貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。私たちも、子どもたちの夢と希望のため、あらゆる努力をしていきたいと考えております。
北岡長生 副会長(一般社団法人熊本県サッカー協会)
思えば、2016年4月の熊本地震発生直後、友人であるなでしこジャパン元監督の佐々木則夫さんから電話があり、海外からの電話で安否確認後、すかさず被災地支援の申し入れがありました。「なんでもするので困ったことがあったら連絡してほしい」との内容でした。
地震から5か月後の9月には、佐々木さんからの提案で「佐々木則夫の被災地支援事業サッカークリニック」を開催していただきました。当日は佐々木さんのご家族の協力もあり、子どもたちと一緒に楽しいサッカー交流の一日となりました。
地震発生時から熊本を心配して下さり、間髪いれずに支援をしてくれた佐々木さんが2017年1月17日に南阿蘇村立両併小学校で開催された第1回の熊本復興支援「夢の教室」で、最初の夢先生として登壇してくれたことは今も覚えています。その後3年間で多くの夢先生が登壇し、熊本の子どもたちを元気づけて下さったことに感謝申し上げます。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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