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株式会社ジーク協賛による「夢の教室」を東京都府中市立武蔵台小学校で実施

2023年03月13日

株式会社ジーク協賛による「夢の教室」を東京都府中市立武蔵台小学校で実施

JFAこころのプロジェクトは、株式会社ジーク協賛による「夢の教室」を、東京都府中市立武蔵台小学校の5年生2クラスで実施しました。

昨年は社員の母校である金沢市内の小学校で、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン形式で実施しましたが、今年度は宮下真社長や社員の方が卒業した東京都府中市立武蔵台小学校にOBとして訪問し、対面形式での「夢の教室」を実施しました。

今回「夢の教室」に夢先生として登壇したのは、2008年夏季北京オリンピック競泳男子400mメドレーリレーで銅メダルを獲得した佐藤久佳さん。体育館に整列して待っている子どもたちの前に、顔が見えるように最初はマスクを外して夢先生が登場。挨拶のタイミングで改めてマスクを着用し「ヒッキーと呼んでください」と自己紹介をします。そして、株式会社ジークの取締役宮下社長から、自身がこの学校の卒業生であることから今回の授業をプレゼントした旨の挨拶が行われました。

「ゲームの時間」で子どもたちは、体育館に広がりアシスタントの出す課題にクラスで協力しながら挑戦していきます。ヒッキーがオリンピックのメドレーリレーでメダルを獲得したように<タイム>と<協力>の2つの課題にみんなで挑戦しました。失敗しながらも、どうにかして課題をクリアするために、子どもたちとヒッキーが「作戦タイム」を取りながら何度か挑戦し、最後は見事に記録を達成。最後は集合写真を撮影しました。

教室に移動しての「トークの時間」は、ヒッキーの現役時代の映像から始まります。デッドヒートの末メダルを勝ち取った映像に子どもたちからは、自然と拍手が起こります。そして、話はヒッキーが水泳を始めた頃の物語へ。夢を見つけ向かっていく中で大きな挫折を経験し、なんとヒッキーは逃げ出してしまいます。それでも、もう一度夢に向かって歩みだすことができたのは、誰のおかげだったのか、どんな言葉だったのか、自分の当時の状況や気持ちを子どもたちにもわかるように伝えていきました。子どもたちは、ヒッキーの話に合わせて自分の手元にある「夢シート」に自分の好きなことや得意なこと、そして「夢」を記入していきます。話を聞く姿勢も良く、自分のことを書く時には、みんな集中し真剣に「夢の教室」の授業に向かい合いました。

最後にみんなの前で自分の今の夢を発表し「夢の教室」は一旦終わりますが、夢シートに子どもたちが書いたメッセージにヒッキーが一枚一枚丁寧に返事を書き、集合写真やサインとともに、後日子どもたちの手元に戻ります。「夢の教室」はその日一日だけのイベントでなく、子どもたちの手元に「夢シート」が戻って終了となります。

授業が始まる前、スタッフが「夢の教室」を準備している最中に、宮下社長は教室や体育館など当時の面影を存分に残す学校の風景に、「懐かしい」と語りながら当時のことを思い出していたそうです。そして、今も当時の同級生と一緒に仕事をしていらっしゃるそうで、「夢の教室」を送った側も、送られた子どもたちにとっても幸せな1日になりました。

支援企業コメント

宮下真 代表取締役(株式会社ジーク)
弊社、株式会社ジークは、今年設立25年目を迎える住宅の原状回復工事・リノベーション工事の施工、そして不動産物件を扱う会社です。現在、元Jクラブ所属選手や、社会人のサッカーリーグ、なでしこリーグ等でプレーするアスリートが多数在籍し、働いております。
今回は、私の母校である府中市立武蔵台小学校での対面授業ということもあり、終始感慨深く素晴らしい時間を過ごさせていただきました。誠にありがとうございました。
2008年北京オリンピック・競泳男子400mメドレーリレーの銅メダリスト佐藤久佳先生に素晴らしい授業をしていただきました。佐藤先生のお話の中で、最初は「褒められたい」「ご褒美が欲しい」という気持ちで頑張った競技人生が、次第に目標が明確になり、自分自身のためだけではなく、ご両親をはじめとした応援してくれる人、支援してくれる人のために頑張ってメダルを目指したという感謝の気持ちを、本当に素晴らしいと思いました。
小学生の段階で人生の夢や目標が明確になっているお子さんは正直少ないと思います。今回の授業は、子どもたちに大きな勇気と安心感を与えたお話だったと思います。
子どもたちが、今日の授業を必ずや今後の人生に活かしてくれるものと確信をしております。今回の授業に関わってくださった武蔵台小学校の先生方をはじめ皆様、そして佐藤久佳先生、本当にありがとうございました。

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