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東京メトロ協賛「夢の教室」オンラインを千葉県市川市の学校で12月に実施

2022年12月26日

東京メトロ協賛「夢の教室」オンラインを千葉県市川市の学校で12月に実施

JFAこころのプロジェクトは、支援企業である、東京メトロの協賛による「夢の教室」オンラインを12月12日(月)、13日(火)の2日間に渡って、千葉県市川市立新井小学校の5年生3クラスで実施しました。

初日、「夢の教室」オンラインに登壇した夢先生は、東京メトロ所属で車いすフェンシング選手の安直樹さんです。JFAハウスの会議室と、子どもたちのいる学校とをオンラインで繋いでの「出会いの時間」から授業は始まります。最初に子どもたちが観ている画面に映ったのは、アシスタント役の式田高義さん。教室の子どもたちとクイズ等を交えながら、通信状況などをチェックします。そして、支援企業である東京メトロのPRも実施し、将来有楽町線が伸びることにより、新井小学校の最寄路線である東西線の混雑緩和が期待されることなども教えてもらいました。

そして、いよいよ夢先生の安直樹さんが登場です、まず自ら子どもたちに「やっさん」と呼んでほしいことを伝え、好きな食べ物や自己紹介などを通して、子どもたちとの距離を縮めていきます。子どもたちとの距離が縮まったところで、夢先生が自身の経験を話す「トークの時間」のスタートです。「トークの時間」ではやっさんが、中学生の時に難病にかかり、そのなかで車いすバスケットボールに出合って競技を始めたこと。そして地元開催である東京パラリンピック出場を目標に、車いすフェンシングを新たに始めた話などを通して、挫折やどん底を味わっても、新たな夢を見つけて頑張ってきたエピソードを伝えました。やっさんの話から得たヒントをもとに、子どもたちは夢シートに自分のことを書き込んでいきます。トークの途中では、やっさんの車いすフェンシングの試合映像も紹介。迫力ある映像に子どもたちも感動していました。やっさんの話を集中して聞いていた子どもたちも、授業の最後に、夢シートに書いた自分の夢を堂々と発表してくれました。

「夢の教室」2日目の夢先生は、名古屋グランパス(当時)で選手キャリアをはじめ、栃木SCなどで活躍した佐藤悠介さんが登壇しました。

東京メトロの「夢の教室オンライン」は、年明け1月も実施予定です。

夢先生コメント

安直樹さん(車いすフェンシング選手)
2022年度も夢の教室に登壇させていただきました。
今年度もリモートでの実施ということで、こちらの話が単調に聞こえてしまったり、児童の反応もわかりづらかったりすることを不安に思っていましたが、写真や試合の動画を見てもらったり、問いかけの回数を増やすことで対面と変わらない雰囲気の中で児童とコミュニケーションをとることができました。夢の教室は、夢先生側の自分にとっても児童から元気をもらうことで、自分自身の夢を追いかける活力にもなっています。限られた時間の中での授業になってしまいますが、一人でも多くの児童に夢の大切さが伝わってくれればと願っております。貴重な体験をありがとうございました。

学校コメント

佐藤雄 先生(市川市立新井小学校 5年2組 担任)
今回の夢の教室はオンライン開催ということで不安もありましたが、授業が始まるとアシスタントの式田さんが明るい雰囲気で子どもたちをリラックスさせてくれて、今回の授業を提供してくれた東京メトロさんのご紹介も、クイズ形式などを取り入れ分かりやすく、スムーズに夢先生の話に耳を傾けることができました。
トップアスリートとして活躍されている安先生は、車いすバスケットボールの選手として国内外で活躍されただけでなく、車いすフェンシングの選手としても活躍していることなど、どのお話も大変興味深い内容でした。
夢や目標に向かうことの大切さ、そこに至るまでの挫折、壁をどのように乗り越えたのか、どんな努力をしてきたのか、様々なお話をしていただきました。中でも「どん底の時でも、気持ちをポジティブに!」という話が子どもたちの印象に残ったようです。これから自分の夢や目標に向かっていく子どもたちにとって大きな刺激となったと思います。あっという間の75分間となりました。今後のご活躍を、応援しています。

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