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ウズベキスタン女子代表が時之栖とJ-GREEN堺で強化合宿を実施
2022年09月20日
9月7日(水)から14日(水)までの8日間、ウズベキスタン女子代表のトレーニングキャンプが時之栖(静岡県)とJ-GREEN堺(大阪府)で行われました。総勢31名が来日し、期間中はジェフ千葉レディース、吉備国際大学Charme岡山高梁、INAC神戸レオネッサとのトレーニングマッチを行いました。
トレーニングマッチの結果は以下の通りです。
9月9日(金) | ウズベキスタン女子代表 vs ジェフ千葉レディース 45分×2本 ●1-5(0-2、1-3)@高円宮記念JFA夢フィールド |
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9月11日(日) | ウズベキスタン女子代表 vs 吉備国際大学Charme岡山高梁 45分×2本、30分×1本 ○5-2(2-1、1-1、2-0)@J-GREEN堺 |
9月13日(火) | ウズベキスタン女子代表 vs INAC神戸レオネッサ 45分×2本 △2-2(0-2、2-0)@J-GREEN堺 |
監督・選手コメント
本田美登里 監督
パリ2024オリンピック出場を目指すウズベキスタン女子代表にアジアを牽引する日本サッカーのレベルを肌で感じてもらい、自国と日本のアイデンティティを見つめ、次世代に繋げてほしいという思いから、この遠征を計画しました。JFAの繊細なサポートとおもてなしにウズベキスタンサッカー協会も選手たちも大変感謝しています。
さらにもう一つの目的として、サッカーに必要なピッチ外でのトレーニングの重要性をトレーナーを通じて理解し、ウズベキスタンでも広げていくことを考えました。MSマイスター川崎氏に帯同していただき、体幹、アジリティ、アクティブストレッチから怪我の予防、疲労回復まで全般にわたりレクチャーをいただきました。医療体制の整っていないウズベキスタンにはとても大切な経験でした。今後、日本とウズベキスタンの選手たちの交流がスタートすればお互いにとって素晴らしいことだと思います。
Tilavova Laylo 選手
私たちの初めての日本遠征はとても良かったと思います。特に日本の自然の美しさと人々のもてなしが心に残りました。私たちはこの遠征で良いトレーニングを行うことができました。トレーニングは1日2回あり、トレーニングマッチも行いました。日本は女子サッカーを強化しており、また国際大会では大きな成果を残しています。私たちも彼女たちに続くため、そして自分たちの実力を試すために日本に来ました。これからは国際大会の経験を積み、日本のように素晴らしい実績を残したいと思っています。現在のレベルで満足せず、母国にできる限りの栄光をもたらしたいと思います。
Kudratova Nilufar 選手
まず、チームを代表して、日本遠征の実現に尽力してくださったウズベキスタンサッカー協会と日本サッカー協会、本田監督と堤GKコーチに感謝の念を表したいと思います。
チームメイトとともに日本に来られたことは私にとってとても幸せなことです。日本のサッカー環境は非常に素晴らしいと感じています。日本のクラブを相手に試合をする経験を積んだことは私たちにとって非常に大きな経験となりました。今回の遠征は将来の代表活動において大きな手助けになったと信じています。私たちに素晴らしい練習環境や試合を提供してくださった日本サッカー協会、そして私たちをサポートしてくれた日本の方々に、ウズベキスタンサッカー協会と私たちウズベキスタン女子代表からお礼を申し上げたいと思います。
Khabibullayeva Diyora 選手
日本に来ることができてとても嬉しく思っています。日本に来て私たちがまず驚いたことは、日本人の規律正しさと勤勉さでした。
私たちは経験を積むために日本に来ましたが、その目的が達成できたと思います。日本はサッカー強豪国で大きな成果をあげていますが、これは国民のサッカーへの関心の高さの結果の表れだと思います。監督、コーチ、ドクターなどチーム関係者が、自身の業務を高いレベルで遂行しています。今私たちをサポートしてくださっている日本の方々にお礼を申し上げないといけません。私たちにこのような環境を提供してくれたウズベキスタンサッカー協会と日本サッカー協会にとても感謝しています。今回のトレーニングマッチは、将来私たちウズベキスタン女子代表がさらに強くなり、大きな成果を残すための手助けとなるでしょう。
最後に、今回私たちを率いて、あらゆるサッカー知識を伝授してくれた本田監督と堤GKコーチに心より感謝申し上げたいと思います。
AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ
日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
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