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株式会社ムゲンエステート協賛による「夢の教室」オンラインを実施
2021年12月27日
JFAこころのプロジェクトでは12月16日(木)、17日(金)の2日間、株式会社ムゲンエステート協賛による「夢の教室」をオンライン形式で実施しました。同社が冠授業を開催するのは5年連続で、今年も中央区立有馬小学校の5年生3クラスを対象とした開催となりました。
夢先生は、16日(木)は元女子野球選手で現在は社会人野球チームゴールデンゴールズで監督としても活躍している片岡安祐美さん。17日(金)は、TBSテレビのアナウンサーである土井敏之さんのお二人。片岡安祐美さんは自身の体験談をエネルギッシュに話し、その中で「夢が変わっても大丈夫。実現に向けて一生懸命チャレンジし続けることが大切」と子どもたちに伝えました。土井敏之さんは優しい語り口で、自身がアナウンサーになるまでにたくさんの挫折があったことに触れ、「失敗したって大丈夫、思いっきり」やろうと開き直ったことでアナウンサーへの道が拓けたと話してくれました。授業の途中ではアナウンサーが練習している早口言葉を子どもたちにチャレンジしてもらい、「とっても上手でびっくりしています。大事なのは伝えようとする気持ちをもって、大きい声でハッキリ言おうと意識してチャレンジすること」とアドバイスを送りました。
どのクラスでも子どもたちは楽しみながら話を聞いている様子が見られ、夢シートを書くときは真剣な眼差しで自分の夢と向き合っていました。子どもたちと夢先生とのやりとりは、子どもたちが当日書いた自分の夢だけでなく、夢先生へのお手紙と夢先生から子どもたち一人ひとりへのお返事が書かれる「夢シート」の中のメッセージでも続きます。
夢先生コメント
土井敏之 さん(TBSテレビ アナウンサー)
ありがたいことに、局のアナウンサーで初の夢先生にしていただき、うれしいことに、以来長きにわたり毎年コンスタントに夢の教室を担当させていただいています。
夢の教室では、夢の大切さ、叶えるまでの困難を夢先生が子どもたちに教えますが、多くはスポーツ選手。私には現役を引退するか悩むような、大けがや廃部などもなく、単調な夢曲線になってしまうのでは?と頭を悩ませましたが、ありましたありました!
私、アナウンサー試験落ちまくっていました。キー局と呼ばれる東京の局全滅、大阪や広島では最終面接でダメ、ほか1次で敗退多数…などなどTBSの中で一番アナウンサー試験を受け、一番落ちているのは間違いありません(苦笑)これを正直に言おう。私は「伝える」仕事をしているのだから、その時の思いをまっすぐに伝えよう、と「失敗したって大丈夫 その分強くなれるし、気付けることがある」「なる!という強い気持ちで」「思い切っていこう」このことを子どもたちに繰り返しお話ししてきました。
有馬小のみんなは本当にハキハキしていて積極的で、あんなに夢シートの発表に手をあげてくれたところはありませんでした。そんなキラキラした目をした子どもたちとつながる機会を下さった、ムゲンエステートさん。本当に感謝申し上げます。
夢先生は、何度やっても楽しい!
今回の有馬小学校のみんなは、私の話に大きく反応してくれて、「伝わってるなぁ」と実感できました。
夢先生は、何度やっても難しい!
話は分かりやすいかな、長くないかな、飽きてないかな、と注意しながらやっていますが、子どもたちの正直なリアクションに、伝える仕事をしている私が気付かされることが本当にあります。
だから、夢先生は、何度でもやりたい!
心からそう思っています。
支援企業コメント
米尾香澄 様(株式会社ムゲンエステート 経営企画部)
ムゲンエステートグループでは地域・社会貢献活動の一環として、2017年より「夢の教室」の開催を支援しております。
昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響でオンライン授業での実施となりましたが、生徒の皆さんもオンライン形式での授業に慣れていらっしゃり、問題なく楽しい「夢の教室」を体験いただけたと思います。
夢を叶える為に努力し続けてきた先生方のお話は、生徒の皆さんだけでなく、当社の社員も大変感動いたしました。
今回の「夢の教室」を通して、5年生の皆さんが自分の将来の夢について考えるきっかけになれば幸いです。
今後も「JFAこころのプロジェクト」に協賛することにより、当社の社是である「夢現」と同じように、子どもたちが「夢を現実にするために努力すること」の素晴らしさを体験できる場を提供していきたいと考えています。
学校関係者コメント
上原苗生 先生(中央区立有馬小学校 5年3組担任)
コロナ禍でなかなか外部の方とお会いする機会がない中での「夢の教室」の開催。子どもたちはとても楽しみにしていました。またはじめてのオンライン授業でしたが、夢先生の熱いお話はしっかり伝わりました。夢をもつことのすばらしさ、そして「なりたい」ではなく「なる!」という強い気持ちをもつこと、「失敗しても大丈夫」という言葉は、子どもたちの胸に響いたようです。習い事や好きなこと、得意なことはあるけれど、この先のことや、将来のことを考えるきっかけは今までありませんでした。夢シートに記入しながら改めて考えてみて、今何ができるか、何が大切か、ひとりひとりが自分と向き合って考えるよい機会になったと思います。このような機会をつくってくださったムゲンエステート様、ありがとうございました。
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