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JFA公認指導者が派遣先のモンゴル、ブルネイから表彰~壱岐洋治・藤原孝雄両氏~
2019年02月06日
JFAはアジア全体のサッカー発展を目的として、アジア各地にJFA公認指導者を派遣しています。1999年12月にマカオ協会からの要請を受けて上田栄治監督(現JFA理事)が赴任して以降、多くの指導者、審判インストラクターが様々な国や地域で活動しています。
この度、派遣先における貢献が高く評価され、モンゴルU-15/U-18女子代表の壱岐洋治監督がモンゴルサッカー連盟から勲功徽章を授賞し、田嶋JFA会長を通じて手渡されました。また、ブルネイU-22代表の監督を務めた藤原孝雄氏は、在ブルネイ日本国大使より在外公館長の表彰を受けました。
指導者コメント
壱岐洋治 氏
モンゴルサッカー連盟から勲功徽章をいただき大変ありがたく思います。育成年代の指導において、サッカーを教えることはもちろんですが、サッカーを通しての「人間教育」を大事に指導してきました。日本では当然のことですが、主に「リスペクトの精神」「仲間への思いやり」「責任感のあるプレー」「挨拶の励行」「時間厳守」などで、すなわち日本サッカーの育ての親であるクラマー氏の「子供を大人にし大人を紳士(淑女)にするスポーツである」の実践です。基本プレーもおぼつかなかったチームでしたが、意欲的な取り組みにより、初参加のAFC U-19およびU-16女子選手権一次予選で合計3試合に勝利するまでに成長しました。モンゴル女子サッカーの礎の一端を築き上げることができたと自負しています。JFAとモンゴルサッカー連盟のご支援・ご協力に心から感謝しています。
藤原孝雄 氏
栄誉あるブルネイ在外公館長賞をいただき本当に光栄です。この賞は日頃からサポートしていただいた、ブルネイダルサラームサッカー協会、JFA、そして国際交流基金アジアセンターの皆様のサポートなしでは成し得ませんでした。ブルネイでの活動中、沢山の苦労も経験しましたが、とても充実したあっという間の4年間でした。ご協力いただいた皆様に心より御礼を申し上げます。